川崎駅前で、バインミーとフォー・ガー

川崎駅東口の大きな地下街を抜けた先には、昔ながらの繁華街。

その一角にあるのがベトナム料理のサイゴン・キムタン。

当日は店前の写真を撮り忘れたので、後日、開店前を撮影

店内に入ると、7~8mの通路が奥に伸びている。通路を奥に進むと、通路の左側に厨房が置かれているのが分かる。通路の突き当りから階段を5~6段昇った所に客席。4人掛けテーブルと2人掛けテーブルで、大体、30席くらいの広さ。

壁には、この店の自信料理であるバインミーのポスター。しかし、このバインミー、なぜかメニューには記載されていない!?

メニューを見ると、ベトナム式のコーヒーもある。アルミのフィルターからコンデンスミルクの入ったコップに、ポタポタと時間をかけてコーヒーを垂らしていく方式。バインミーのお供に最適だが、値段を見ると税別600円!

メニューには数種類のフォー。結局、注文したのは、バインミーとフォーガー(鶏)。

待つこと2~3分で開いた状態のバインミーが出てくる。男性店員が癖のある日本語で「たたんで食べる」と言って、テーブルに置いていく。

バインミーの具は、チキン、錦糸卵、ニンジンとダイコン、そしてパクチー! 折りたたむと具がはみ出してくる。

一口かぶりつくと、レバーペーストとローストチキンの味が口の中に広がる。パンも皮はパリパリで生地はしっかり。量もそれなりにあり、食べ応えあり。サイゴンで食べるバインミーと同じ味。「伝説の」という表現は大げさではなかった!

バインミーを食べ終わり、少し経った頃に出てきたのがフォー・ガー。モヤシ、ニラ、ネギの上に細切りチキン。そして干しエビのトッピング。

まずは一口。すると、口の中に広がるのは甘ったるさ。出汁の味を感じるより先に、砂糖の甘さが口に広がる。ハッキリ言って、美味しくない。

ということで、ポケットから OT KHO SATE を取り出し、ティースプーン半分程の量をフォーの中へ投入。

OT KHO SATE に入っているニンニクなどの風味が加わり、ボケた味も少しはマシになるが、美味しくはない。バインミーが美味しかっただけに、非常に残念な味。

という残念な気持ちでお会計。料金は全部で1859円。バインミーの税別740円は納得できる価格だが、フォーガーの税別950円はコストパフォーマンス最低! 全体的に、川崎駅が近い繁華街ということもあって、高めのお値段。

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