第1日目(7月8日)ZIP AIR TOKYO に乗ってマニラへ

旅行中に執筆・投稿した「ほぼライブ版」はコチラ!

今回、利用する航空会社は ZIP AIR TOKYO と ROYAL BRUNEI AIRLINES

6月中旬に、スカイスキャナーで東京ーマニラ間のチケットを検索したところ、出発・到着時刻が最適なセブパシフィックの料金は6万円近く。これに荷物預け料金と座席指定料金を加えると、約7万円。

一方、7月1日から成田ーマニラ線に就航する日本航空系LCCのZIP AIR TOKYO は3万円台。成田空港出発時刻が9時25分ということで、バスの運行開始前に横浜の自宅を出発して、成田空港に7時過ぎまでに到着しなければいけないハードルがある。そうしたハードルはあるものの、料金の安さに魅かれて ZIP AIR TOKYO を選択して、航空会社のサイトから予約。往復の料金は、出国税や空港使用料など含めて3万3853円。

航空券の購入と同時に、ZIP AIR TOKYOのWEBサイト上で手荷物預けと座席指定を購入。購入したのは、手荷物預けと座席指定に加えて1300円の機内食がセットになった「サービスパッケージ」。往路が5600円で、復路が7359円。ちなみに、サイト上に表示されている23㎏までの手荷物預け料金は、往路3500円で、復路41ドル(1ドル140円で計算すると5740円)。セブパシフィックの3000円前後と比べて、復路はほぼ倍額! 座席指定についても、機内後方の通路側席(指定料金は安い)で、往路1300円、復路12ドル(1ドル140円で計算すると1680円)。計算すると、1300円の機内食付の「サービスパッケージ」を選択したことで、往路は500円、復路は約1300円、それぞれ節約できたことになるが、機内食に価値観を見いだせなければ意味なし!(ただし、機内食には、機内で購入必須のミネラルウォーター付) 

ということで、手荷物預けと座席指定(+機内食)込みのチケット総額は4万6812円。

一方、マニラーバンダル・スリ・ブガワン間で搭乗するフルサービス・キャリアの ROYAL BRUNEI AIRLINES については、最安値より数百円高かったものの、評判の良い Trip.com で購入。諸税込みで4万410円(当然、機内食と手荷物預けは無料)。

航空券が取れたので、毎度利用している agoda でホテルを予約。ブルネイは金持ち国家なので、安いホテルを選択しても、宿泊代は1泊8000円近くで高い!

入国手続はオンライン

インターネットで、フィリピンとブルネイの入国手続を完了。各国の入国手続は、コロナ禍を経て、オンライン化が進展。

これで出発準備は完了!あとは荷物のパッキングのみ!

夜明け前に自宅を出て、成田空港へ

コロナ禍を経て、空港スタッフは不足気味。従来ならば出発2時間前のチェックインで余裕だったが、現在は2時間前ではギリギリのライン。

事前に空港に送っておいたスーツケースの受取カウンターが開くのは7時。それまでには成田空港に到着していなければならない。ということで、4時半に家を出て、近所のコンビニ前からGoTaxiアプリでタクシー配車を依頼。「配車依頼に応じるタクシーが無かったら、約4km先の駅まで歩くしかない」といった心配もあったが、配車依頼から5分でタクシーは到着。

タクシーでJR川崎駅まで行って、そこからJR京浜東北線に乗車。東京駅から成田空港行のバスに乗るのも選択肢だが、時間どおりに成田空港に到着できるスカイライナーに乗車するべく、日暮里駅へと向かう。日暮里駅では、JCBカードを使って、2570円のスカイライナー乗車券を購入。JCBカードに付帯している海外旅行保険は、自動付帯から旅行費用をカードで支払った場合のみ付帯される利用付帯に変更されたが、JCBに問い合わせたところ、成田空港までのスカイライナー乗車券をカードで支払えば旅行期間中の保険が適用されるとのこと。

6時5分に日暮里駅を発車したスカイライナーは、6時45分に成田空港第1ターミナル駅に到着。

成田空港でチェックイン

JAL・ABCカウンターで7時にスーツケースを受け取り、ZIP AIR TOKYOの自動チェックイン機にパスポートをかざしてボーディングパス(ペラペラの紙に印刷)をプリントアウトしてから、セルフ・バックドロップで手荷物預け。この間、人間が対応するのは、セルフ・バックドロップの入口での機内持ち込み荷物の重量チェックのみ。セルフ・バックドロップでは、機械からプリントアウトされたタグをスーツケースに取付けたものの、その場所がセンサーが読取り難い箇所だったよう。2度ほどタグを付け直して、ようやくスーツケースの乗ったベルトコンベアーが動き出し、預け入れ終了。

チェックイン作業を全て終了して、保安検査、パスポートコントロールに向うが、どちらも混雑することなく通過。

空港のエアサイド(制限エリア)に入ったのは7時25分。事前予約しておいたタバコを購入するべく免税店に行くが、開店時間は7時30分。開店を待って、予約済タバコを購入。なお、事前にアプリで購入予約しておいたので、購入価格は定価の5%引き。

ANAラウンジ

ボーディングパスに記載された搭乗開始時間は8時55分。搭乗開始まで1時間以上あるので、ラウンジで朝食(&朝酒)を採ることに。

成田第1ターミナルにおいて、会員となっているプライオリティパスが使えるラウンジには、搭乗ゲート近くの大韓航空ラウンジに加えて、新たにANAラウンジが参入。これまでも大韓航空ラウンジの貧弱さは本ブログでも取り上げていたので、ANAラウンジへと向う。

ZIPAIRの搭乗ゲートは北ウイングだが、ANAラウンジは南ウイングに奥。10分程歩いて、ようやく到着。

南ウイングの奥に位置するANAラウンジ

ANAラウンジは200人程度が収容出来るスペースで、大韓航空ラウンジの5倍程の広さ。と思ったら、更に奥にも同じ位のスペース。

バーカウンターには、普段は飲めない高級酒が並んでいるが、ブランデーは見当たらないのでウイスキーハイボールを選択。ホットミールは準備中だったので、カレーをメインとした朝食。

SUNTRY「碧」のハイボールとANAカレー(どちらも旨い!)、おにぎりとクロワッサン。

冷蔵庫内に「極上・吉乃川」という日本酒を発見したので、サンドイッチ等を肴に1杯頂くことに。吉乃川は新潟の酒で、新潟赴任中に飲んだことはあったが、旨かったという記憶は無い。しかし、ここで飲んだ「極上・吉乃川」は淡麗辛口の純米酒。旨かったという新たな記憶が脳に刻まれる(3日経ったら、忘れるかも?)。

極上・吉乃川とおつまみ代わりのサンドイッチ&ポテトサラダ

ANAラウンジは搭乗ゲートから離れているので、8時半には退出して、22番ゲートへと向う。

ZIPAIR TOKYOに搭乗

実はコレ、搭乗機の隣に駐機中の機体

搭乗ゲート近くの喫煙所で一服していると、搭乗開始のアナウンス。最初は身体介護が必要な乗客の搭乗だったが、すぐに機体後部座席の搭乗案内。自分の座席は後ろから2列目の56Dなので、そそくさとゲートに向かい、早めの搭乗。

座席前後のスペースは十分だが、何となく幅が狭く感じる座席

航空機は、定刻どおり9時25分にターミナルを離れて滑走路に向かい、9時40分に離陸。

機内販売はオンライン対応

離陸後、1時間程経過して、予約済の機内食の配布が始まる。機内食にはミネラルウォーターが付いているが、やはり機上ではアルコールが欲しいところ。前の座席裏に表示されているQRコードを読み込み、機内販売のサイトを表示するが、機内販売が開始されたのは機内食が配られてから45分後。機内販売は、全てサイトを通しての注文で、支払いはクレジットカードのみ。航空券購入時にZIPAIRに登録したメールアドレスとパスワードを入力しないと注文出来ない!

スマートフォンが使いこなせないと、飲み物も買えない!
コンビニだと、300円くらい?
事前予約しておいたベジタブルペンネ。ANAラウンジでビジネスクラスレベルの朝食を採った後なので、美味しく感じるのは無理!

食事が終わり、本日朝から機内食までのブログを執筆・投稿。機内WiFiは通信速度は遅いものの、ブログの投稿程度であれば十分に対応。

Manila に到着

ブログを投稿したところで、着陸態勢の機内アナウンス。時刻は日本時間で13時15分(フィリピン時間だと12時15分)で、離陸から約3時間半。機内アナウンスを行っているキャビンクルーを見ると、パッド画面に表示された文章を読み上げているが、その画面に表示されているのは、ワードなどで作成されたテキストではなく、手書きされたノートの写真。あまりコストダウンにつながるとは思えないが?

そして、フィリピン時間で13時45分に着陸。ターミナルビルには、予定より30分早い13時45分に到着。

乗客が立ち上がり、手荷物を持って、通路に並ぶが・・・ココはフィリピンの空港。「駐機位置が変更されたので、着席してシートベルトを着けるように」とのアナウンス。結局、機外に出られたのは14時。

入国審査も事前にアプリで申請済なのでスムーズ。預け入れ荷物をピックアップして、税関ゲートを通過。到着ロビーに出たのは14時30分。そして、銀行窓口で日本円をペソへと両替。受け取ったペソは、2月前より5%程度少ない額。円安が旅行に与える影響は大きい!

grabでは現金払い禁止

そしてgrabで配車を依頼した車に乗ってホテルへと向う。自分の乗車した車の位置情報をgrab画面で確認していると、乗車料金の現金払いはフィリピン政府に禁止されたとの表示。慌てて、車内でgrabにVISAカードの情報を登録しようと試みるが、「不正利用の可能性」と表示されてエラー! 楽天カード(Master)で試しても同様の結果。

三井住友VISAは海外でも信頼できる!

市内は物凄い渋滞。ホテルまでの所要時間はgrab画面で30分と表示されていたが、その時間になっても半分も進んでいない。そんな時、VISAカードからのメールを着信。

メールの内容は、先ほどのカード情報登録についての確認。30秒以内の回答が求められているので、素早く利用確認ボタンをクリック。すると、数分後にカードの利用制限を解除したとのメールを受信。

これでカードの利用制限は解除されたが、今乗車している料金精算は出来ない。ドライバーに「クレジットカード登録がうまくいかないので、現金払いで良いか?」と訊ねたところ、OK!の返事。このあたりは「やはりフィリピン」といったところ。

楽天カードは海外では不便!

一方、楽天カードについては音沙汰無し! じつは2日後に発信元不明の電話を着信した(応答せず)が、あとで番号をしらべると楽天カードの信用調査部の番号。帰国後、電話口でさんざん待たされて利用制限を解除。「電話でしか確認しないのか?」と問いただしたところ、「メールも送信した」とのこと。楽天カードはドコモなどのキャリアメールにしか対応していないため、メールの宛先は自宅PCに設定していたので確認したところ、確かに楽天カードからのメールを受信していた。しかし、その内容は「確認の電話をください」という内容! 海外では使えない!

ホテルにチェックイン後、プエルトガレラ行のSi-Kat Bus&Ferryチケットを購入

ホテルに到着したのは、空港を出てから1時間15分後の14時ちょうど。grab画面に表示されていた料金は340ペソだったが、時間がかかったこともあり、ドライバーには500ペソ札を渡して、お釣はチップ。

ホテルは、前回同様、バジェットホテルのHop Inn HOTEL。今回の宿泊料金は4919円。

部屋に入り、銀行で入手したペソの札束(少額紙幣を多くしてもらったためです)から必要な分(+α)だけを財布に入れ、残りはパスポートなどと共に金庫に収めて、外出。

向かったのは1km程度離れたCitytate Tower HOTEL。このホテルにあるSkit Bus のデスクで翌日のプエルト・ガレラ行きのチケットを入手。バスとフェリーの往復セットで、料金は2900ペソ(7700円位)。

陽気なおばちゃんが、集合時間やプエルトガレラからの乗車日を変更したい場合の連絡先をチケットの余白に書き込みながら説明してくれる。

チケット入手後は、バーに立ち寄り、ビールを飲みながら一息・・・のつもりが、結局はサンドイッチを肴にビール4本。気が付けば、入店から2時間経過。料金は、チップ込で、1000ペソ札1枚(約2650円)。

付け合わせのフレンチフライとコールスローの量が多い!

ほろ酔い気分でホテルに戻り、ホテル1階のセブンイレブンでジネブラとミネラルウォーターを購入。毎度恒例の一人宴会で酔っ払って、21時には就寝。

【本日の歩行数:1万4800歩】

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