《詳細版》ダナンの週末TRIP・第2日目

旅行中に投稿した「ほぼライブ」版はコチラ

  第2日目(11月30日)

リバーサイドホテルの朝食

チャオ・ボイ・サン(おはようございます)

体内時計は正確なもので、朝は日本時間の7時、つまりベトナム時間で5時に目が覚める。短い睡眠時間だが熟睡した感じ。ただし、若干の疲れは残っている。

ホテルの朝食開始時間は6時。2階(ベトナム流に表記すると、1階)のレストランに行くと、開始直後ということもあって、先客は2~3人だけと、空いている。

提供されている料理を一通りチェックして、本日の朝食にセレクトしたのがこれ!

ブッフェコーナーからは、チャーハンと野菜炒め、そして揚焼売を、味見程度に選択(あまり美味しくなかった)。そして、ブッフェコーナーとは別のコーナーで調理してもらったフォー・ガー(鶏のフォー)。このフォー・ガーが、出汁が効いている上に、鶏肉と香菜が程良くマッチしていて旨かった。特に、調理の最後に絞り入れてくれたライムの酸味が味を引き立てている! オマケのようにテーブルに並んでいるコーヒーも旨い。ベトナム式に練乳を入れて飲むので高カロリーなのだが、カップが小さいこともあって5杯も飲んでしまった!

コーヒーを飲みながら約1時間、スマホでニュースを見ていたら、朝食会場も混み出したので、退散。一旦、1回に降りて、ホテル入口脇でタバコを一服して、部屋へと戻る。

OTO KOH SATE

9時にホテルを出て、ドラゴン橋を渡って対岸に。 ベトナムの調味料で、日本では売り切れ続出の OTO KOH SATE を探す。

グーグルマップを頼りに、いくつかのスーパーマーケットに行ってみるが、単なる土産物屋だったり、食料品を扱っている店でも売り切れていたりして、探しているOTO KOH SATEは見つからない。そんな中、グーグルマップを見ると、ちょっと離れた場所に1件のスーパーマーケット。行ってみると、コンビニ程度の店舗。とりあえず中に入って、従業員に OTO KOH SATE の写真を見せて訊いてみると・・・ありました!OTO KOH SATE! そこで4瓶購入。昨日の店では1瓶1万5000ドンだったけれど、この店では1万4500ドン。ただし、その差は日本円に換算すると約2.5円。

前日入手分と合わせて計5瓶

ダナン・チャム彫刻博物館

OTO KOH SATE入手後、 ダナン・チャム彫刻博物館に行ってみることに。

今回のtripでは、世界遺産のミーソン遺跡には行かないが、 ダナン・チャム彫刻博物館には、遺跡からの出土品が展示されている。

場所はドラゴン橋(尻尾側)の袂

川沿いの道路に面した出入口から入館。出入口横の窓口で購入した入館券の価格は6万ドン(約300円)。

博物館の正面。出入口はこの写真の左手。

正面右手の入り口から館内に入ると、ミーソン遺跡についての解説。そして、中央の建物に移動すると、出土品の展示。ガネーシャやガルーダ、リンガといったヒンドゥー教の石像が並ぶが、そんな中には仏像も。カンボジアのアンコール遺跡と同様に、ヒンドゥー教と仏教が混在。

ガネーシャ
ガルーダ
リンガ(生殖器ですが信仰の対象)
仏様

館内は、中国人観光客でいっぱい。北京語が飛び交い、お互いにスマホで写真を撮り合っている。そんな人々の合間を抜けて石像を鑑賞する欧米系観光客や日本人もチラホラ。

お椀型ボート

ダナン・チャム彫刻博物館での滞在時間は約40分。10時半過ぎには退館して、一旦ホテルに戻るべく、ドラゴン橋を渡る。

橋を渡る途中で、ドラゴンの頭の部分の写真を撮影。

ドラゴン橋の写真を撮って、川岸に目を向けると 「浮かぶお椀」。一寸法師じゃないけれど、前日に見た時は、人が3人も乗っていた!

ホイアン

Grab でホイアンに向かう

ホテルに戻って、重たい OTO KOH SATE をナップザックから取り出して、午後の部への出撃準備完了。

11時半過ぎに、ホテルのロビーでGrabアプリを起動させ、ホイアンまでの車を手配。 Grabが表示した料金は33万3000ドン(約1600円)。スマホ画面の依頼ボタンにタッチすると、ものの3~4分でホテル前に車が到着。

ダナンからホイアンまでの距離は24km。所要時間は約40分。

Grab には、目的地として「Song Hoai Square」を入力しておいたので、何も言わなくても運転手はそこへ向かう。料金を支払い(細かい金額は繰り上げて、34万ドン)、車を降りて川岸へ向かう。

観光チケット購入

川岸を歩いていくと、黄色いブース。ここで、ホイアンの街歩きに必要なチケットを12万ドン(約600円)で購入。チケットを購入しないままホイアンを散策する観光客もいるが、世界遺産のホイアン市街に入るにはチケットを購入するのが基本。

観光場所を訪れる度に、右側のチケットが切り取られていきます

NHK「世界入りにくい居酒屋」で紹介された「MC」

チケットを入手して、向かった先は NHK「世界入りにくい居酒屋」で紹介された「MC」 。昼間に営業しているかどうか分からないが、土曜日ということや、昼間っからビールをグイグイ飲むベトナムということもあって、とりあえず向かってみる。

ホイアンの川沿いを歩き、アンホイ橋を渡り・・・

生活臭の感じられる市場を抜け・・・

歩道?がとても狭い橋を渡り・・・

ローカル色の強い人気の無い路地に入って辿り着いた「MC」。昼営業しているかもと思ったけれど、閉まっていた。番組でも紹介されたが、近所で放し飼いされている犬が2匹も吠えながらしつこく付きまとってきた( 数回にわたって傘を振り回して追い払う)!

ホイアン観光

再び、橋を渡って、鎌倉のように外国人観光客があふれるホイアンの観光地区に戻る。そして、川沿いの民族博物館に入館。入口では、観光チケットの一枚がハサミで切り取られるが、その際、日本語解説レシーバーの扱い方の説明。よくよく聞いたら有料(6万ドン)だし、それほど展示物に期待していないので、レシーバーのレンタルはお断り。

民族博物館の中には、船や生活道具等々が展示。だけれど、特におもしろい物は無し!

続いて向かったのは、クアン・タン旧家。こうした観光場所に入るのにチケットが必要。

中に入って振り返ると、こんな感じ
中庭を挟んだ奥が居住区域

次に向かったのは、ダック・アン旧家

中国人旧宅の基本的な造りはみんな一緒

そして、タン・キー旧家。みんな同じような造りだし、もうどうでも良いヤ!という気持ちで入場。

ここだけは、奥の居住区域に古い寝室があった。

いずれの華僑旧家に共通しているのは、中庭を挟んだ居住区域、そして土産物屋でもあること!

タン・キー旧家の土産物売り場が一番大きい!

華僑旧家を一通り廻ったので、ここで休憩。街中にはホイアン名物の灯籠。夜になれば綺麗な景色となるのだろう。

14時近くに、川沿いのレストランで遅い昼食。

正面出入口の反対側が川に面しています。

店内に入り、指を1本立てて一人である旨を伝え、テーブルに案内される。黙っていても、持ってこられたメニューは英語版と日本語版。

注文したのは、ビール333(バー・バー・バーと言います。4万ドン)、エビと豚肉のスペシャルヌードル(13万5000ドン)。 スペシャルヌードルは、きし麺のような感じの米麺の上に、茹でた蝦と豚肉が乗っている。そして麺の横には野菜がたっぷり。箸で麺を持ち上げてみると、底の方にはタレ。ベトナム流に、タレを絡ませながら野菜と麺・具を混ぜ合わせて、いただく。お味の方は、醤油ベースの優しい味。それに香草の風味が若干の刺激を与えているという感じ。大変美味しくいただきました。なお、お会計は、税10%が加わって、19万2500ドン(約950円)。さすが街全体が世界遺産で外国人観光客だらけのホイアン、観光客向けの物価は高い!

昼食を終え、最後に向かった名所は「来遠橋」。 日本人が建設したことから「日本橋」とも言われる橋。

今なら飛行機で6時間程度だが、橋が建設された時代には数カ月かけた命がけの旅

橋の入り口では、チケットのチェック。しかし、ハサミで切り取られることは無し。中に入ると、橋の中央には、なぜか中国式のお堂。

結構混雑していて、こうした写真を撮るのには、人の途切れた一瞬のチャンスを逃せない!

天井からぶら下がっている提灯には、カタカナで「フイアン」を書かれている。

来遠橋からは土産物屋や飲食店が建ち並ぶ旧市街の道が続いている。

その旧市街の道の出口(正確には入口)には鳥居。タイ人観光客が長々と記念撮影するのを待って、やっと撮影。

鳥居の右の石碑に注目!
日本のステイタスを高めるのには、こうゆうのが大事!

マイリンタクシーで、ホイアンからダナンへ

ホイアンを一通り散策したので、ダナンに戻るべく、15時頃にGrabのアプリを起動。示された料金は42万ドンと、来た時より約10万ドン高い。需要と供給の関係で料金の変動が大きい。

そんな時、マイリンタクシーの運転手が「ダナンまで40万ドンで行く」と言ってくる。マイリンは比較的安心な会社のタクシーなので「まぁ良いか」と思っていたら、隣のマイリンタクシードライバーが「自分は30万ドンで行く」と言い出した。

当然の如く、30万ドン(約1500円)の方に乗車。

だけれども、このドライバー、ダナンのホテル近くまで来たら、料金メーターを指し示して「もう36万ドンになってしまった」などと言ってくる。結局、ホテルに着いた時のメーター表示は、39万数千ドン。「30万ドンだって言っていたよな?!」と言いながら50万ドン札を渡したら、「サンキュー・サー」と言いながら、お釣り12万ドンを返してきた。まぁ2万ドン余計に返してきたので、何となく誠意は感じたけれど。

車の内装はかなり痛んでいて、座席も擦り切れ状態。

ダナンの夜市

ホテルでブログを書きながら一休みの後、ダナンのキャラクターである「ダロン」を形取った「ダロンクッキー」を売っているという土産物店に行くが、「ダロンクッキーは無い」とのこと。

ホテルへの帰り道、先の方が明るいので行ってみると、ドラゴン橋の袂で開かれている夜市。

ドラゴン橋の通りに面した夜市のゲート

売っているものは、衣類、雑貨、観光客用のお土産、アクセサリー等々

まだ開店準備中の店も多々

景品当てゲームも

海鮮や肉類のバーベキュー屋さんも多数。店員がアンニョンハセヨ(韓国語:コンニチハ)と言ってきたけれど、コリアンじゃないので、無視!

入れ墨屋さんは、手書きのジャカルタとは異なり、シール方式。 

一番手前の小さいサイズが1枚2万ドン(約100円)

使い方を訊いたら、①絵の上に貼られたビニールを剥がして、②絵の描かれた面を身体に当てて、③裏側から紙面に水を浸み込ませて、④押さえつけると、⑤それで私もアウトロー?とのこと。

3種類で計5枚(10万ドン)買いました。これで私もアウトロー!

路上ライブかと思ったら、カラオケ! エレキギターの伴奏で、スマホに映し出された歌詞を見ながら、オバちゃんが熱唱。

炎を噴くドラゴン橋

ホテルに戻ってスマホを充電。動画を撮影しながら静止画を撮影する方法も今一度実践。ダナン訪問最大のイベント=ドラゴン橋が炎を噴く時に備える。

8時過ぎにホテルのエレベーターホールから眺めると、周辺には既に多数の観客が集まっている。

大混雑が予想されることから、肩掛けバックは持たずに、パスポートケースだけをシャツの内側に忍ばせ、折りたたみ傘をジーンズのベルト通しに引っ掛け、スマホ1台だけを手にしてドラゴン橋に向かう。

ダナン到着から撮影スポットを検討していたが、やはり橋の歩道上ということを決断。ここならドラゴンの頭だけでなく、身体も一緒に写真に収められる。

橋の上の歩道は、既に人々でいっぱい。勝手に車道1車線を占拠して記念撮影を行っている民主的な香港を敵視する国の人民や、旭日旗に異常な拒否反応を示すと国の国民がチラホラ。その中には、停車しているスーパーカブのブレーキレバーやブレーキペダルをガチャガチャ動かす子供と、それをほったらかしにしている親(さすがにシートを跳ね上げて、ガソリンタンクの蓋に手を掛けた際には、バイクのオーナーらしき若い女性がすっ飛んできて注意していたが・・・)。

それにしても、約40秒おきに頭から色が変わっていくドラゴン橋はきれい。

《変色していく動画です》

アトラクション開始時間の21時が近づくと、先ずは旭日旗に異常な拒否反応を示す国から来た方々が、まだバイクが走り抜けている車道中央に飛び出す!それにつられて、大勢が車道に散乱。多分、時間になれば、車・バイクの通行規制は敷かれるのだろうが、なし崩し的な道路占拠!

そして21時!ドラゴンの口にある噴火口に火が灯り、数秒間隔で炎を噴く!

数秒間隔で炎を吐き、一旦終了するが、2分程で再度、炎を吐く!

《2回にわたって炎を吐く動画です!》

そして、数分後、3度にわたって大量の水を吐く!付近の人はビチャビチャ! 道路の端を水が流れ落ちてくる!

《3回のうち2回分の水を吐く動画です!》

水を3回吐いて、ショーは終了。道路脇ではドラゴンが吐き出した水が小川のように流れ下っている。それでも集まった観客は「まだ、何かあるのでは?」と思っているようで、車道上に立ち止まっている。そうこうするうちに車両の通行規制が解かれ、バイクがクラクションを鳴らしながら観客の合間を抜けていく。

ドラゴン橋から川岸に降りる階段は大混雑。しばらく歩道上に立ち止まり、ハン川橋の照明が変わっていく様子を眺めながら、人混みが解消するのを待つ。

ビールレストランで夕食

今夜の夕食は、ホテル近くのレストラン。入口のメニューを見て、懐具合と相談して入ったレストラン。

店に入ってみたら、ビール専門のレストラン。

ビールだけは何種類かあるが、見当が付かないので、ベトナムのビールでは「サイゴンビールが好き」とだけ伝えて、後はお任せ。但し、サイズだけはエクストラ・ラージ。それと、つまみに揚春巻きを注文。

無料サービスのポップコーン付
ソースの味が今ひとつだったので、
継ぎ足し用に醤油(ベトナム醤油)をお願い。

ビールをもう1杯お代わりして、サラミピザを注文。ピザが出てきたところで「タバスコはないか?」と訊いたら、出てきたのは火を吐くドラゴン橋がラベルに描かれたドラゴンソース! 辛さだけは強かったけれど、風味はタバスコよりかなり劣っていた感じ。

店内に流れる曲はアメリカンポップス。カウンターの向かいの男性スタッフに「ダナン生まれ?」と訊いたら、 フィリピンのマニラ南方からの出稼ぎとのこと。

そんなお店の店内はこんな感じ。カウンター越に男性スタッフが言うには、オーナーは日本滞在が長くて日本語ペラペラな米国人とのこと(日本で稼ぎ終えてから、これから発展していくベトナム中部でビジネスとは、目の付け所がシャープですネ!)。

黒板に書かれているのは、ビールの種類とグラスの大きさ、そして料金
壁には、火を吐くドラゴン!

2杯目のビールを飲んでいると、2人の従業員が帰って行った。見ると、キャッシャー横の壁に掛かった装置に指紋をかざして出退勤管理! これだと管理職などの他人が勝手にタイムカードを刻印するといった事も防げる。進んでいますねダナン(=遅れていますね日本)!

お会計は、ビール大ジョッキ2杯28万ドン、ピザ7万ドン、揚春巻き8万ドン、の計43万ドン(約2100円)。

会計のお姐さんにシン・カムオン、カウンターの男性スタッフにサラマッ・プー(前者がベトナム語、後者がタガログ語の「ありがとう」)と言って席を立ったら、男性スタッフが「オヤスミナサイ」とご挨拶。

22時半には部屋に戻って、ウイスキーを飲みながら、ブログ書き。

第2日目の「ほぼライブ」版が書き上がったところで時計を見ると、もう23時45分!

最後に残しておいたタレ瓶2本のウイスキーも飲み終わって、ダナン最後の夜をお休みなさい!

《第2日目の歩行数2万4200歩、消費カロリー2608kcal》

コメント

  1. umeko-2 より:

    サラマッ・プー!!
    伝説の調味料、然りと受けとりました。
    確か、最後の1つでしたよね?
    貴重な品を、本当にありがとうございます。
    大切に味わっていただきます(^^)

    umeko-2 より

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