【ほぼライブ】バスに乗ってマニラへ(第7日目・9月21日)

Magandan Umaga!

朝は7時前に目が覚め、近所のコンビニへ。缶コーヒーを買うはずだったが、ペットボトル入りばかり。スターバックスブランドのコーヒーは200ペソ(520円)近い価格。しかし、ローカルブランドのコーヒーは20ペソで10分の1。ツーリスト価格と地元価格の差がハッキリ!

コンビニ(AmPm)では、紙袋に入れてくれました。

朝食を採りつつ、昨晩のブログを執筆・更新。そして、荷物をパッキンして、11時にホテルをチェックアウト。

NAIA行きのバスは、SMクラークからでも乗車出来るが、発車場所から乗りたかったのと、空港も見てみたかったので、クラーク国際空港へ向かうことに。

ホテル近くで客待ちしているトライシクルにクラーク国際空港までの料金を訊くと、タクシーでないと行けないとのこと。仕方なくホテルに戻り、タクシーを呼んでもらう。その際、大体の料金を訊いたら、362ペソとのこと。ということは、呼んだのはgrab。

grabの車は数分で到着。空港はそれほど遠くないと思っていたが、元々は広大な米軍基地。大体20km程度走って空港には11時半に到着。その際、Genesisバスに乗ってNAIAに行くと伝えたので、車を着けてもらったのは、空港の出発フロアーではなく、バス乗り場。

バス乗り場には時刻表。見ると、想定していた正午のバスは無く、次は13時発。

バスの発車まで1時間半。取り敢えず、空港ターミナルビルに足を運ぶ。

1階の到着フロアーは、到着便が無いためか閉鎖中。エレベーターがあったので、それに乗って3階出発フロアーへ。

クラーク発の航空券を持っていないので中へは入れないが、ガラス越しに見ると、未だ発着便が少ないため、人影はまばら。せっかく来たので、記念撮影!

バスを待つ間、簡素な昼食。ホットドックは95ペソ+マスタード代15ペソ、マンゴージュースは70ペソで、計180ペソ(約470円)。

GenesisバスでNAIAへ

冷房がガンガンに効いたバスは、予定どおり、13時に発車。料金は、NAIA-SMクラーク間より20ペソ高くなって、400ペソ(1040円)。Tシャツの上に、アロハ風のシャツと旅行用ベストを着てはいるが寒い! バックパックからスポーツタオルを取り出して片腕に巻き、もう一方の腕は旅行用ベストの中へと引っ込める。

発車後、13時半にSMクラークに途中停車して、更なる乗客が乗車(ほとんどの乗客はSMクラークから乗車)。

バスはマニラに向けて高速道路を順調に走る。車内では、今朝の朝ドラ「ちむどんどん」やユーチューブを見て時間を潰す。

しかし、マニラ近郊に来ると渋滞の連続。NAIA付近まで到達したのは、SMクラークを発車して2時間30分後の16時。

あぁトイレに行きたい! あと少しの我慢と思っていたら、バスはターミナル3ふきんを通り過ぎてターミナル1へと向かう、その後、渋滞気味の一般道路を走りつつ、ターミナル2,ターミナル4に寄ってから、ようやくターミナル3に到着したのは16時半。

バスを降り、まずはトイレ!と、ターミナルビルに入ろうとするが、入口のセキュリティチェックでのX線検査でポケットのライターが引っ掛ってしまう。しかし、セキュリティチェックは人が多くて混乱気味、「ライター持っているよ」というX線検査係の声が身体検査係には届いていない感じ。そのまま荷物を受け取って、トイレに直行。

Grabでホテルに移動

我慢を重ねていたトイレを済ませて、ホッと一息。スマートフォンのGrabアプリを起動して配車を予約。ホテルまでの料金は410ペソ程度と表示。そろそろ夕方の渋滞が始まるためか、少し高い。

NAIAのタクシー発車場の外れにあるGrabポイントで待っていると、約5分で「トヨタのシルバーセダン」(Grabアプリには、車両ナンバー、ドライバーの顔写真・名前とともに、このように迎えに来る車両の特徴が表示されます)がやって来る。

乗車して、ドライバーにお願いしたのは「タバコの吸える場所で、ちょっと止まってくれない?」ということ。ドライバーは「空港内は喫煙禁止だが、ここから出ればOK」とのことで、車内で一服させてくれる。

一服して落ち着いたところで、ドライバーの方を見ると、ルームミラー下にぶら下げたスマートフォンでGrabシステムに対応中。これまで乗客用の画面は見ているが、ドライバー側の画面を見るのは初めて。目的地までの経路の文字案内、ナビゲーション画面での走行車線指示、到着見込み時刻などが表示。それも渋滞情報により適宜変更されている。

そして、到着地に近づくと、精算に向けた表示。ここフィリピンでは、配車時の料金表示はあくまで目安のようで、経路変更による走行距離の変化や有料道路の使用によって、加算されていく。

NAIAで乗車して約40分。最後は路地を通過して、ホテルに着いたのは17時半近く。アプリに表示された乗車料金は452ペソ! AIが介入しているとしか思えない絶妙な料金。これに10%のチップを加えると497ペソ。つまりは500ペソ札1枚(1300円)ということ。

BAY BIEW PARK HOTEL

ホテルは、agodaで予約済。朝食付3泊で2万755円(キャッシュバック830円があるので、実質2万円弱)。チェックインの際、デポジット(保証料預け)3000ペソを請求されるが、チェックアウト時に返金されても、その時は帰国するだけなので使い道がない。「クレジットカードで保証出来ないの?」と、世界標準の方法を提案すると、「返金処理まで2〜3週間かかる」とのこと。チェックアウト時に問題なければ決済処理しないのではなく、一旦決済しておいて問題がなければ取り消す方式。帰国時に3000ペソ返金されるよりはマシ。

ちなみに、このホテルでは、スタッフ全員がマスク着用。マスクは時に応じて形ばかり使用していたプエルト・プリンセサ、ほぼマスク無しだったアンヘルスと比べると、さすが政府の目が届いている首都・マニラといった感じ。久々に、コロナ禍ということを思い出す(完全に忘れていた訳では無いですが)。

割り振られた部屋は405号室。低いフロアーなのでベイビューは挑めない。加えて、マニラベイ側とは反対側の部屋。

部屋自体は悪くありませんが・・・
昔ながらのバスタブ&シャワー。カーテンの仕切りでは床は濡れてしまうので注意が必要。水圧も弱く、お湯の出も悪い冷たいシャワー。

悪所・LA CAFE

マニラで有名な場所の一つが、LA CAFE。スポーツ・バーではあるが、内部は撮影禁止で、ある意味、特殊なバー。

時刻は19時。ホテルからは、暗くなったマビニ通りを歩いて7〜8分。タバコを一服して気を整えて、ドアを開く。ちなみに、本日は、入口でのセキュリティチェックは無い模様。

店内に入ってすぐのメインホールは小学校の教室2つ分位の広さ。メインホールとは別に、バンド演奏が行われる2階ホール(入場料100ペソ、ただし、バンド演奏はやっていなかった)、さらにメインホールとは別に同程度の広さの禁煙ホール(客は3〜4人だけ)も。

メインホール中央には円形のバーカウンター。その周りに背の高い2〜4人用のテーブル&チェアー、9割方は客で埋まっている。客数はざっと見て200人位。うち8割程度が女性(きっと生まれてから女性になった人も)。ちなみに、マスク姿は全く見当たらない。

店内を一回りして、入口付近のテーブルに着席。取り敢えず、ビールを注文して、それを飲みながら、今夜の夕食を選択するべくフードメニューを眺めていると・・・座っているテーブルの向かい側には知らない女性。気づけば隣の席にも。

彼女らを無視して、夕食にイギリス伝統?のB級グルメ「フィッシュ&チップス」(メニューの表示は250ペソ位だったけれど)を注文。

注文が終わると、周りの女性が勝手に話しかけてくる、名前は何?に始まって、何処から着た?いつマニラに着た?いつまでいる?どこのホテル?マニラは好き?どこに住んでいる?仕事は何?などなど。正に、テキト〜にあしらいながら、ビール2本目とともに運ばれてきた料理を食す。

優に1000kcal超えは間違いない料理

彼女らを無視&テキト〜にあしらうと、その多くは3〜5分で立ち去っていくが、背中一面に絵が書かれた?40歳位の女と有人ような女(身体に絵があるとのこと)がしつこく居座り、話しかけてくる。そういう状態が続くと更にもう1人、加えて店のウエイトレスまで居座って「(自分も含めて)みんなに飲み物を奢れ」を騒いでいる。

彼女らを追い払うため、入れ墨女に「世界的にポピュラーなのは理解しているが、俺はタトゥーが嫌い。飲み物を奢るから、それを持って行って」と言った上で、飲み物を注文。入れ墨女はいなくなったが、その有人らしき女は立ち去らず、おまけに更なるニューカマーを呼び込んでいるので、「もう一切、注文しない」と声高に宣言。そんな中、くだんのウエイトレスがちょいちょいテーブルに立ち寄っては自分がmicからゲットした飲み物を口に運びつつ追加注文を促すが、注文するのは自分のビールのみ。

入店後約1時間少々経過、ビール3本目を飲む(かなりのスローペース)頃には、テーブルを取り囲む女はウエイトレスを含めて5人程。入れ墨の有無をフィルターにすると、居座ろうとする女性のほとんどを追い払うことが出来るが、当初から居座る1人は入れ墨なし。

この、珍しく入れ墨なしの女性。カタコトの日本語で話かけてくるが、micの下手な英語の方が意思疎通できるレベル。ただし、「飲んでください」「食べてください」「トイレに行ってください」などといった基本的なサービス用語だけはキチンと話す。

それまで、テキト〜にはぐらかした会話をしていたが、ちょっと真面目に話を聞いたら、介護ヘルパーとして半年後の訪日をめざしたトレーニング中とのことで、日本で働くことに経済的な夢を持っているよう。彼女の話では、介護ヘルパーへの応募に際して、最初にチェックされたのは入れ墨の有無だそう、納得!

抱いた夢に水をさすようだが、給与・残業代不払い、劣悪な労働環境、人権侵害などなど、日本における技能実習生が抱える諸問題を教えてやり、加えて、外国人労働者に対応している労働組合の電話番号まで教示。その頃になると、当初から居座っていたもう1人はいなくなり、空いた席には他の女性が座っている。

このままでは、財布の中身が・・・ということで、お会計。micが飲み食いしたのは、ビール4本とフィッシュ&チップスで、大体800ペソ以下。しかし、ウエイトレスが持ってきた伝票の記載は1650ペソ(約4300円)!!!

いろいろ教示してあげた技能実習予定の女性が言うには、ウエイトレスと途中でいなくなった女性が350ペソもする飲み物を注文していたとのこと。それについては、酒が入っているとは言え、micの修行不足と言わざるを得ない(今回の旅行では、注意力の衰えを感じせざるを得ないこと数回)!

1000ペソ札2枚を渡して、お釣りは250ペソ。この時点でも計算が合わない。加えて、ウエイトレスがチップ100ペソくれと粘っている。酒が入っていることと、場所が場所というこでの諦めも少しあったので、「すでに釣り銭から抜いているだろう」と言いながら、50ペソ札1枚で場を収拾。

ブースターショット・・・出来ません!

ビール4本のほろ酔い状態で、歩いてホテルへ。部屋に戻って「いいちこ」で就寝前のブースターと思ったが、トランクの中を探しても見つからない。よくよく思い出すと、「いいちこ」はアンヘルスのホテルのクローゼットに置いたまま。またまた注意力の減退を悔やみつつ、寂しく就寝。

コメント

  1. 京の弟子 より:

     徐々に起床もそれなりの時間になり、旅に慣れてこられたご様子。
     で、昨日の体験レポートで極度なぼったくり被害がなく安心していましたが、さすがはマニラ。ありとあらゆる手段でむしり取られましたね。お酒が入った昏睡状態を狙った計画的・組織的な連係プレーでした。日本でもよくある光景ですね。思い出の一つということで…。

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