《ほぼライブ》ナチスの悪行と東西文化の接点を訪ねる(第7日目)ベルリンからイスタンブールへ

令和2年(2020)2月6日

ベルリンからイスタンブールへ

旅行中に投稿している《ほぼライブ》版です。若干、文章の乱れ・誤変換があると思いますが、ご容赦ください。

おはようございます

昨晩は遅くまでおきていたものの、今朝は4時半に起床。荷物を整理·パッキングして、シャワーを浴びると時計は6時。日曜月曜と通った近所のカフェで朝食。

このお店、これまでカフェと記述してきたが、カフェのスペースは小さく、お客のほとんどはパンの購入(3回通って自分以外でカフェスペースを使っていたのは1人のみ)。

コーヒー大カップを2杯飲みながら玉子サンドとクロワッサンで、お値段は6ユーロ10セント。クロワッサンの味が濃くて旨かった。スマホでyahooニュースを見ていると、あっという間に朝の7時。

テーゲル空港に向かう

部屋に戻り、スマホで本日搭乗するトルコ航空便のウェブチェックインや最終的な荷物整理を行い、ペンションを出たのは8時過ぎ。

Sバーンの最寄り駅であるショーネベルグ駅へと向う。この駅は山手線のような環状線とベルリン中心部に向かう1号線の交差駅でもあり、滞在中は何度も利用した駅。昨晩、空港からの道中、この駅に降り立った瞬間「戻ってきた」という感じを覚えた程。その駅ともこれでお別れ。

クラクフに行く際、テーゲル空港へはSバーンのベッセルシュトラウセ駅からバスに乗るのが便利ということが分かったので、Sバーンの環状線に乗って向かう。車内は空いており、隣の席にリックを置いて座っていても差し障りの無い状況。

スマホを見ると、数件のメールが着信済。1通はagodaから今朝まで泊まっていたペンションの評価依頼。依頼に応えてメールを打っていたら、降りるべき駅を3駅も乗り過ごしてしまった。3駅戻るべく降り立った駅のホームは大混雑。やってくる電車の車内も満員。大きなリックを手に持って満員電車に乗れたのは、2本見送った後。街中に慣れたところで大失敗。

そんなことで、普通なら8時50分に到着しているはずのテーゲル空港に着いたのは9時半過ぎ。

テーゲル空港は、一般的な空港とは異なり、中央の車寄せを取り巻く6角形のターミナル内にチェックインカウンターが配置され、そのチェックインカウンターの横で当該便の出国審査が、裏手でセキュリティーチェックが、それぞれ行われ、ボーディングパゲート前の待ち合いスペースに入るシステム。このため、チェックインから待合スペースに入るまでかなりの時間が必要。出発の1時間45分前にチェックインを終え、待合スペースに入ったのは45分前で、すぐにボーディング開始時間。

トルコ航空1722便

トルコ航空1722便への搭乗は、ゲートからバスに乗せられ、沖止めされた航空機へ運ばれる方式。ターミナルビルが小規模なテーゲル空港では一般的な搭乗方式のよう。

事前にウェブ上で予約しておいた席は窓側2列の通路側。窓側席には身体の大きなトルコ人男性。身体が座席に収まりにくいのか、仕切りとなる肘掛けも跳ね上げている。これは困ったと思っていたら、航空機が動き出す直前に立ち上がり、そのまま戻って来なかった!? 席を変わったみたい。

航空機は、定刻の11時25分にドアが閉められ、滑走路を離陸したのは45分。

安定飛行後の機内食。メインはハンバーグのような物に薄いトマト味の野菜。ハンバーグのような物の歯応えと味は「マルシンハンバーグ」その物。バラバラに切り分け、やさいと御飯と混ぜ、塩コショウを振り掛けて頂くと、マアマアなお味。白ワインと共に頂く。副菜はサラダ、そしてチョコレート味のムース。黒いフタの容器は水。

航空機は順調に飛行。アニメのMrインクレディブルⅡを見終わる頃には着陸準備態勢。

1722便は定刻より少し前の16時15分にイスタンブール空港に着陸(トルコ時間はドイツより2時間早い)。ただし、広大な空港の地上走行が長く、ターミナルビルに着いたのは45分。

イスタンブール空港から市内へ

トランジットの際にも記述したが、イスタンブールの新空港は広大な空港で、ターミナルビルの中もだっだ広い。天井も高いし、通路の幅も25m程度ある。どこまでも続くような広い空港内を歩いている内に、気が付けば入国審査の表示は後ろ向きに。通路の突き当りではなく、通路の横に設置されているので、いつの間にか通り過ぎてしまった!!

そんな最新の空港でも、トイレに入ってみたら(小用でも日本人には小便器の位置が高過ぎるので個室を使用)、オリエンタルなトイレも設置。ちなみに、この種のトイレは、日本とは逆にドアに向かってしゃがむのが基本。そうすれば、穴の位置がお尻の真下。※水流が弱いので、日本のように穴以外の場所に落とすと、ブツは流れません!!

そして空港内でATMを探して、トルコリラを引き出す。ATMのコーナーには各銀行のATMが並んでいるが、昨今のATM使用手数料高騰の中で、YapiKredi銀行は手数料が無料!!

トルコリラを手に入れてターミナルビルを出てタバコを一服。ここで注意したいのは、一旦ターミナルビルを出ると、再び中には入れない事。一服しながら眺めていると、サブマシンガンが構えた警察官に再入場を制止されている人も。

Havaistバスでイスタンブール市内に向かうためのイスタンブールカード入手方法

空港から市内に向かうには、ターミナルビルを出た場所からエレベーターで地下に降り、そこからHavaist社のバスで行くのが値段も安くて安心。タクシーはボッタクリが多いとのこと。

ただし、バスに乗るにはチケットを買うのではなく、イスタンブールカードなる交通系チャージカードを入手して、そこから乗車の際に支払う必要。地下に降りるとHavaist社のブースがあったので、どこでイスタンブールカードが買えるか訊いたら、左側を指差して「イエローマシーン」との答え。

指差された方向には、確かに黄色い販売機。しかし、使用言語に英語を選択しても、ドイツ語のような表示。何度か失敗しながら、ようやくイスタンブールカードを入手。

そこで、その入手出来た方法を記載。

イスタンブールカードは、カードを入手するだけでなく、一定の金額をチャージする必要がある。しかし、自販機のボタンを押すのは、一番下の「IstanburKart-6TL」。これを押すと、大人用1枚のカード購入がデフォルトで設定された画面が表示され、その表示の右側ではカウントダウンが始まる。カウントダウンが終了するまでに、投入口から紙幣を投入(カウントダウンが終了してしまったら、最初からやり直し)。50トルコリラ札を投入したら、自動的に44トルコリラがチャージされたイスタンブールカードが自販機から出てくるという次第。結果を記述すれば簡単だが、本当に分かりにくい!!

イスタンブールカードを入手して、どのバスに乗ったら良いかと思いつつ(ネット検索すれば簡単なのですが、時々はアナログ手法も大切)、目の前のバス乗り場をうろついていたら乗り場スタッフが声をかけてくれる。グランド·ヤブスに行きたい旨を伝えると、「あそこの紫色のバスに乗って」と教えられる。

教えられたとおり紫色のバスが停まっている所に行くと、そこは旧市街中心のSURTNAHMED行きのバス乗り場。乗車料金は18トルコリラ(約360円)。

荷物を預けて、引き換え証を受け取ってから、バスに乗車。乗車の際に、運転席横のセンサーにカードをかざして料金支払い。センサーの液晶パネルに支払額と残高26トルコリラが表示。

乗車すると、車内は既に7割方の席が埋まっている。最後尾に窓側の空席を見つけて着席。その後も乗客は乗り込んでくる乗客は続き、数分後には満席状態。

空港を出発したのは18 時5分頃。車内は、座席の背もたれがリクライニング状態で固定されているものの、快適な状態。振動も感じられず、ブログを執筆するのにも何らの支障は無し。

インターネット上の情報では、市内までの所要時間は100分程度。ブログを1時間近く執筆したところで、グーグルマップを起動させて現在地を確認したところ、既に旧市街の海沿いを走行中。

そして、海沿いの道路から、狭く曲がりくねった坂道を登って、旧市街中心へと入っていく。

そして、終点のSURTNAHMEDに着いたのは19時20分。空港からの所要時間は約70分。

バスを降り、受け取ったリックを背負い、周りを見回すと···

ブルーモスク

そして、反対側に目を向けると···

アヤソフィア

ようやくイスタンブールに着いたことを実感·····それ以上に感じられるのが寒さ! 確実にベルリンより寒い。

小雨降る中を、歩いてホテルに向かう。距離は1km強といったところだが、登り下りに加えて、濡れた石畳がゴツゴツして足元が不安。

トラムの走る繁華街から一方通行の脇道(それでも地図には太い道として表示)に入る。歩いていると、建物の間をスピーカーから流れるアザーンが鳴り響く。これで日の出前に起こされることは確実。

ホテルに着いた頃には、身体は冷え切った状態。早々にチェックイン。

Grand Yavuz Hotel

割り振られた部屋は513号室。階数表示は欧州式で、道路に面したロビーはグランドフロアー。つまり513号室は日本式では6階。

部屋の中は·······既にこんな状態ですが·······こんな感じ。

翌朝、広角アタッチメントを付けて撮影

夕食です

疲れと寒さ、それに土地勘も無いので、夕食はホテルの近所でトルコとに(⇐敢えての誤変換)。グーグルマップでアタリを付けるが、現状とマップがマッチしていない。結局、グーグルマップでは「ケバブ屋」と表示されているカフェレストランに入店。

店内に入って、まず注文したのが地元ビールのEFESと地酒のRAKI。RAKIのアルコール度数は40度とのこと。

EFESビールは薄味で、ビール嫌いな自分でも1杯目は美味しく飲める。RAKIは葡萄で作った蒸留酒で独特の風味付けがされたトルコでは一般的な酒。水を加えると白く濁るとのことで、出てきたRAKIは加水済。飲んでみると、これまでに経験したことのないアニス(ういきょう)の香りが強く、確かにクセの強い酒。自分的にはウォッカの方が旨く感じる。

そして食べ物は·····何を注文したら良いか分からないので、種類も多いケバブの中から馴染みのある「ドネルケバブ」を選択。

薄く削り取られたケバブを口に入れる。ハッキリ言って不味い。日本国内で見るドネルケバブのようにソースが付いていないので、淡白な味だし、削り取ってから時間が経っているのか暖かさも無い。そば飯のようなバターライスやフレンチフライも同様。塩で無理やり味付して食す。唯一、付け合せのサラダが良い味付だったのに救われる。

その後、ブログを書きながら、ナッツをつまみにEFESをもう一杯。お会計は締めて145トルコリラ(約3000円)と少々お高め。

ホテルに戻り、ウイスキーのタレ瓶1本を追加で飲んで、10時半には就寝。

本日の歩行数:1万6700歩

コメント

  1. 京の弟子 より:

    再び「飛んでイスタンブール」(庄野真代)ですね。
    ブルーモスクにアヤソフィアの夜景、「光る砂漠でロ〜ル♪夜だけの〜パラダイス♪」という感じですね。
    でました!ドアに向かってしゃがむトイレ。上手く穴に落とさないと、ブツが流れない⁉︎という恐怖の代物!こういうところも海外旅行の思い出の一つですね。

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