《詳細版》夏休みだよ!赤道越えて、インドネシア!【第3日目】タマン・ミニ・インドネシアに行ってみる

【第3日目・9月15日】

朝早く目覚めて

朝4時半にお目覚め。睡眠時間は短いが、深い眠りだったようで、昨日はくすぶり気味だった思考回路も復活!

昨晩のマッサージと夕食の記事を書き終わると、5時半。もうすぐ朝食が始まる時間!

今朝の朝食

6時になって、朝食会場に行くと、昨日とは異なるインドネシア料理が並んでいる。このホテルの朝食は充実!

というわけで、今朝の朝食はコレ!

ナシゴレンとビーフン、鶏カラ2つと何やら葉っぱに包んだ料理。葉っぱの表面は少し焦げている。葉っぱを開いてみると・・・中身は

レモングラスで風味付けられた炊き込み御飯みたい。味もしっかり付いていて旨い! 一方、ナシゴレンは旨くない、というよりマズかった。デザート皿に乗った原色のお菓子は、食感はゼリーで、味は薄味のママプリン。

朝食後にコーヒーを飲みながら記述した記事をサーバーにアップしようと試みるが、ホテルのWi-Fiは速度が遅いし、コーヒーショップ内では4Gの電波も受信出来ないので、部屋に戻ってから本記事をアップ!

本日はどこに行こうか!

インドネシアは広大な地域に多くの島々を有する国。当然、各地の文化・風習は異なる。それを1カ所に集めたのがジャカルタ中心部から約20km離れたタマン・ミニ・インドネシア。

ジャカルタ通勤電車網(KRLジャボデタベック)

まずはホテルから5分程歩いて、ジャカルタ通勤電車網のサワ・ベサール駅へ。

ジャカルタ中心部は高架

グーグルマップにタマン・ミニ・インドネシアの最寄り駅であるパサール・ミング駅を表示させ、 有人窓口でそれを見せてチケットを購入。料金が分からないので1万ルピア札を出したが、足りないようだ。さらに2000ルピア札を2枚出すと、1000ルピアのおつり。

あとで分かるが、カード代が1万ルピア(80円)で、乗車料金は3000ルピア。

購入したチケットはプラスチック製。これを自動改札にかざして、駅構内に入るのだが、日本と違うのは、チケットをかざすセンサー部分は入場口の左側!

構内に入ると、ホームの行き先表示。日本と異なり、電車は右側通行!

電車はすぐに来た。ホームに掛かる電光掲示板を見ると、運行本数は首都圏並みに多いよう。

内部は日本の電車と同じ。それもそのはず、インドネシアは日本の中古車両の輸出先!

途中、ノロノロ運転もあって、約10㎞離れた到着駅までは約20分。だけど、なんだか田舎の駅。ちょっとおかしいと思い、グーグルマップを起動させてみると、タマン・ミニ・インドネシアは遠い位置。

次の駅の方がタマン・ミニ・インドネシアに近いので、その駅名をみると・・・パサール・ミング駅! 自分が降りたのはパサール・ミング・バル駅!

横浜市営地下鉄でも、新横浜駅と新横浜駅を間違える人が多い(既に北新横浜駅に変更済)と言われていたが、正にそれと同じ。

5分程で次の電車が来たので、乗車しようとしたら、後ろから何か注意するような言葉を投げかけられる。車両の中を見ると、乗っているのは女性ばかりの女性専用車両。あわてて隣の車両に乗ると、連結部分には見張りの係員。

一駅乗って、目的駅のパサール・ミング駅で下車。前の駅とは違って、乗降客も多い。

GOJEK

駅前には、露天商やら、客待ちするGOJEKのバイク。

スマホには、インドネシアのバイクタクシー配車アプリである GOJEK をインストールしてあるが、目の前に GOJEK のバイクがたくさん待機しているので、アプリは使わず、直接交渉することに。

グーグルマップでは、ここからタマン・ミニ・インドネシアまでバイクタクシーならば1万8000~2万ルピアと記載されていたので、財布から2万ルピアを取り出して、近くのライダーに行き先を伝える。

すると、ライダーはスマホをいじって目的地を入力。帰ってきた答えは3万5000ルピア! 高すぎるとジェスチャーで示し、グーグルマップに料金が示されていると伝えると、GOJEKのシステムが2万7000ルピアと表示しているとの答え。それならば2万7000ルピア! ということで合意。

一度はボロうとしたくせに、屈託のない笑顔で写真に写るライダー。
ちなみに、インドネシアでは、バイクも
前後にナンバープレートを付けています。

ヘルメットを被って、タマン・ミニ・インドネシアに出発。ちなみにバイクタクシーを使うのはコレが初めて!

バイクのパワーが足りないのか、加速は緩やか。ただし、すぐ脇をすり抜けていく車やバイクも多いし、時々、不足気味のパワーを振り絞って前の車を追い抜こうとするので、緊張の連続。座席後方のバーを掴む手に力が入る!また、渋滞中は、自分の膝の数センチのところまで他のバイクが接近。

そんなこんなで約30分、8kmの道のりを走って、タマン・ミニ・インドネシアの入り口に到着。

タマン・ミニ・インドネシア

タマン・ミニ・インドネシアの入場料は2万ルピア(約160円)。園内は広大で、グーグルマップで見たところ奥行き3km位。その中に、インドネシア各地域の建物、博物館、アトラクション施設、簡素な遊園地などが散らばっている。

車やバイクで来た人は、入口で入場料(車分と人の分)を払い、そのまま広い園内を走って、お目当ての施設の付近に駐車する方式。また、園内では、バイクタクシーが客引きの声を掛けてくるし、巡回連結バス、ロープウェイ、モノレール(モノレールは動いているところを見なかったけれど)などの移動手段もある。

取り敢えず、入口付近にあったインドネシア博物館(入館料1万5000ルピア)に入ってみる。

1階には、ワヤン(影絵劇)やガムラン(打楽器)紹介や各地域の衣装などが展示。

2階には昔からの生活用具・習慣の展示。人生の節目の行事を紹介するコーナーにはセーカムセッション(割礼)の説明も!

3階は各地域の装飾品・伝統的武器・紙幣(地域毎に発行されていたよう)等々。

その中には、こんな紙幣の並ぶ展示も。

大日本帝国発行100ルピア札

インドネシア博物館を出た後は、園内中央の池を時計回りに半周する形で、コモド館へ向かう。

途中では、各地域の住居などを見学。住居脇では地域毎の楽曲・舞踊などが実演。

園内には航空博物館もあるが、それとは関係のない所にも古い航空機。

チモール地域では、ハシゴのような階段で高床式の家に上がるようだ。何事も経験なので、慎重に登ってみると、家の両脇には普通の階段が設置されていた。

コモド館

かなり歩いて、コモド館に到着。建物自体がコモドドラゴンを形どっている。入口正面では、インドネシア人の家族が入れ代わり立ち代わり記念写真の撮影。

建物もコモドドラゴンの形

ここコモド館では、大きなコモドドラゴン2匹が飼育されていたようだが、2匹とも死んでしまったよう。ちょっと前のネットニュースで、代わりにコドモのコモドの飼育を始めたことが報じられていたので、入場することに。ちなみに入場料は、2万5000ルピアと、他の施設より高め。

館内に入ると、1階にはコモドドラゴンの学術的説明パネルと剥製(たぶん死んでしまった2匹)の展示。2階はイロイロなカエルの剥製と鳴き声(コモドドラゴンと関係なし!)。

館の外には、生きたワニやトカゲが飼育されている。お目当てのコドモコモドドラゴンは一番奥で飼育・展示。

そこへ行ってみると・・・

コドモコモドドラゴンは・・・・・いません!

インドネシア人も多く見に来ていたが、展示されていないことが分かると、すぐに立ち去っていた。国民性なのか? 日本だったら、入口に「本日はコモドドラゴンの展示はありません」と大きく表示しておかなければ問題となるところ。

代わって、歓声があがっていたのが、コモドドラゴンの展示場所の後ろにあったワニ釣り!

意外とトロくて、
なかなか肉をゲット出来ず

コモドドラゴンは見れなかったし、他に見たい博物館も無いので、出口に向かって歩く。途中で見かけたのが、日本人がインドネシアを思い浮かべる典型的な建物。

実は、ジャワ島ではなく、
スラウェシ島南部の建物!

出口まで歩いて、活動量計の歩数を見ると1万3000歩。ほとんどがタマン・ミニ・インドネシアでの歩行数・・・最小限しか回っていないのに!

Grab

時刻は15時前。一服しながら、帰りはどうしようか考えたところ、Grabを使ってパサール・ミング駅まで行ってみることに。

スマホのGrabアプリを起動させると、目の前の駐車場に何台か待機中。アプリの地図上には現在地が表示されているが、目的地は地図上ではなく、文字で打ち込む必要があり、ちょっと不便。

目的地を入力して、ドライバーに見せるための自分の顔写真を撮影して、送信。すぐにドライバーから4万7000ルピアで行くとの返信。それと「どこにいますか?」との問い合わせ。これらは日本語に変換されて表示されるが、自分のいる場所が説明出来ない。周りを見渡すと、すぐ近くにホテルがあったので、その「ホテルの前にいる」と一応英文で返信。1分もしないうちに、ドライバーがやって来て、micのGrab登録名を確認。

スズキのコンパクトカー(日本では見かけない車種)の後席に乗車して、約20分でパサール・ミング駅手前のUターン場所。ドライバーが英語混じりで話すには、駅前に車を付けるには2km先まで行ってUターンする必要があるが、駅は現在地から100mほど先とのこと。言いたい事は分かったので、そこで降ろしてもらう。5万ルピア札を渡したら、キチンと3000ルピアのおつり。Grabは利用後に、お客がドライバーを評価するシステムなので、ドライバーの客対応もしっかり。

車から降りると、アプリから貯まったポイントのお知らせ。だけども何時使う?

駅では、自動チャージ機の使い方が分からないので、有人窓口で3000ルピアをカードにチャージ。ちょうど電車がホームに停車中だったので、それに飛び乗り、車内で本ブログを執筆。乗車時間約30分サワ・ベサール駅に到着。16時過ぎにはホテルに戻る。

ホテルに戻って

ホテルに戻ってからは、休息がてらにベットの寝転んで、ブログの続きを執筆。書き終わった時刻は17時半。

スマートフォンを初期化

ジャカルタに着いてから、と言うよりマニラのトランジットあたりからスマートフォンの調子がおかしい。グーグルマップのタイムラインも記録されないし、活動量計も記録できない。そこで初期化することに。

今回は予備のスマートフォンを持って来ているので、万一に備えて、まずは必要なアプリの確認と追加インストール。ホテルのWiFi速度が遅いので時間がかかる。それと予備機に装着してある「変なsim」が利用できるように開通手続き。

メインに使用しているスマートフォンの初期化はすぐに完了したが、アプリのダウンロードとインストールに時間がかかり、とりあえず旅行必要なアプリのインストールが終了したのは19時半。

マッサージを呼んだものの

スマホの復旧作業も一段落ついたので、シャワーを浴びて、ホテルのフロントにマッサージを依頼。

程なくやって来たのは、中年のオバサン。いつもどおり、Googleトランスレイトを使って「脚を中心に」「ヘルニアがあるので腰は強く揉まないで」と依頼。すると、このオバサン、「脚中心のマッサージは出来ない」と言い、挙げ句の果てには「タクシー代のチップをよこせ」と言い出す始末。サービスも出来ないのにチップだけは要求するとは・・・ドアの方を指差し、「go out!」と言ったら、文句を垂れながら出て行った!

夕食です

マッサージも受けられないので、今宵もホテルのコーヒーショップで夕食を採ることに。

注文したのは、昨晩に続いてサテーとビール、それとエビ料理。だけれど、エビ料理は売り切れ。代わりに頼んだのは魚のフライ料理。

そして、出てきた料理がコレ!確かに魚のフライ料理だが、そのフライはスープの具。飲んでみると、タイ料理のトムヤムプラー(エビが入ったのがトムヤムクン)。お味もマアマアだったので、熱いうちに頂く。後はサテーをつまみにビール。最後に残ったサテーとタレをご飯に混ぜ込んでいただく。

夕食代は、20万1300ルピア(約1600円)
飲み終わったトムヤムプラーの皿。唐辛子がたくさん!

夕食を採っていると、フロントマンがやって来て「何でマッサージを受けなかったのか?」と訪ねるので、事の顛末を説明。フロントマンは「申し訳ない」と謝った(「あなたが悪い訳じゃないから」と言っておいたけど)上で、11万ルピア(約880円)になるが、脚中心に指圧マッサージをしてくれる別の業者がいると申し出てくる。

せっかくなので、お願いすることに。

22時近くに、やって来たのは小柄な男性マッサージ師。指圧式なので、薄手のウォーキングパンツの上から揉んでもらうが、力が強すぎて、時折うめいてしまう。1時間ちょうどのマッサージだったが、脚を揉んでもらったのは計20分程だけ。それでも脚が軽くなった気がするので、フロントマンが言われた11万ルピアに1万足して、12万ルピアを渡す・・・が、何か言っている。Googleトランスレイトの設定が不十分なので、よく分からないが、13万ルピアを求めているよう。これ以上は面倒くさいので、1万ルピアを渡すと、何やら伝票に記入して、その1枚を寄越してきた。そこには11万ルピアの記述の他に、出張料2万ルピアと記載。ジェスチャー混じりで「ホテルマンが11と言っていた」と伝えたら、事情が分かったよう。

マッサージが終わり、後は、アルジャジーラの放送を見ながら、ウイスキーを飲むだけ。スマホが完全に復旧していないことが気にはなるが、睡眠重視で、0時頃におやすみなさい!

《本日の歩行数・17400歩》

コメント

Translate »