Air & Hotel etc.
Air
今回のTripで選択したのはベトナム航空。ハノイ発が朝早い(ホテルを6時前に出発)のは難点だが、昼間のフライトのため疲労も少ないし、荷物預けや機内食(と言うよりはアルコール)も無料ということでの選択。
Trip.comでの購入価格は、羽田‐ハノイ間のベトナム航空便としては通常価格帯の75,210円。

Hotel
宿泊するホテルは、2年前と同じ”Rising Dragon Legend Hotel”。
ハノイ旧市街の飲食店やマッサージ店が多い場所。朝食込みの宿泊料は4泊で15,371円。1泊あたり3,843円と、2年前(約4000円)より少し安い価格。ベトナムの経済成長を考慮すれば、宿泊料金が安くなっているのは不思議。
最近、予約トラブルが発生し、前回のブタペストでのホテル予約でもホテルの位置が誤った場所に記載されていたagodaではなく、Trip.comで購入。

現地ツアー(チャンアン行)
今回の主な目的地は、「陸のハロン湾」と言われているチャンアン。
チャンアンへの現地ツアーは多くのネット旅行会社が販売しており、英語対応だけではなく日本語対応のツアーもある。しかし、日本語対応ツアーは催行日が週1~2回や最低催行人数が2人以上などと制限があるし、価格も英語対応の1.5倍以上と高い。
安い英語対応のツアーを検討していたが、ANAマイルを稼いでいる”ANA Pocket”でチャンアン行ツアーの割引販売を発見。毎日催行されているし一人参加も可能、ANAマイルも貯まるということもあって、ここの日本語ツアーを選択。料金は8,976円。

忘れちゃいけない海外旅行保険
海外旅行保険は、毎度の”たびほ”。クレジットカード付帯の海外旅行保険では不十分な疾病・傷害補償を補足する保険。海外では想像も出来ないほど高額となる治療・救援費用が5000万円まで補償されるプランで5日間の保険料は1,690円。

羽田空港からVN385便でハノイへ
Grande Aile でチョット豪華な昼食
京急に乗って、羽田空港にはベトナム航空の出発時間3時間前に到着。
先ずは第3ターミナル駐車場隣の羽田エアポートガーデンへ向かう。

この羽田エアポートガーデン内にあるホテルのレストラン”Grande Aile”で昼食。

入口に入ると、女性スタッフが「プライオリティパスですか?」と訊いてくる。みすぼらしいオッサンが高い金(3850円+税・サービス料)を払ってこんなレストランで昼メシとは誰も考えられないのは当然!
プライオリティパスの手続を終えると、男性スタッフが席に案内してくれる。
席にバックパックを置いて、フードコーナーへと向かう。空港ラウンジと同様に、サンドイッチや各種料理、デザートが並んでいるが、あまりお腹が空いていなかった(朝ラーメンを食べなければ良かった!)ので、キッチンで3品の料理をオーダー。

オーダーしたのは、柚子の香りの塩ラーメン、ツナのパスタ、ヒレカツバーガーの3品。バーコーナーは別料金なので、アップルジュースで我慢。
塩ラーメンは3口程度で食べ切る量。お好みでネギ、モヤシ、キクラゲをトッピング。薄い味付だが柚子の香りが良くて美味しくいただく。
一方、トマトソース味のツナパスタは特に特徴の無い味付。決して不味くは無いが、特に美味しいとは言えない味。
そしてヒレカツバーガーは、固めのパンで挟む2〜3口サイズ。付け合わせは大根の酢漬け。マスタードとトンカツソースをかけていただくと、これが絶品! ヒレカツを揚げた油も良いようで、しつこさを感じない。肉に脂味もなく、固いパンの歯応えも良い。途中で大根の酢漬けを口に運ぶと、サッパリとした風味が口の中をリフレッシュ。

ということで、ヒレカツの2つ目。今回はマスタードとタルタルソースで頂くが、この味付も最高!

約25分で昼食を済ませ、第3ターミナル出発フロアーに戻り、JAL-ABCカウンターで近所のヤマト運輸営業所から送っておいたスーツケースを受け取る。ちなみに、スーツケース配送料はアメリカンエクスプレス・プラチナカードの特典により無料。受け取り時にカードを提示するだけ。
チェックイン
スーツケースを受け取り、チェックインカウンターへ。家を出る前にオンラインでチェックインしていたので、オンラインチェックイン済の列に並ぶが、既に30人位の列。以前はどの航空会社でもオンラインチェックイン済のカウンターは空いていたのだが、だんだんとオンラインチェックインの便利さが認識されてきた様子。
列に並んで見上げると、建設中のゴジラが顔を覗かせている。

カウンターでは、荷物を預けて、ボーディングパスを受け取るだけのはずだが、モバイルバッテリーの発火事故が相次いでいる事もあって、カウンターでもモバイルバッテリーの有無を再確認。機内で使用しないようにと、その場でブラスティックパックに収納させられる(ジップロックなので開けられますが)。

列に並び始めてから、ここまでで約40分。タバコを一服してから制限エリアに入ろうと思ったが、以前はあった喫煙所が閉鎖されている。仕方なくセキュリティチェックへと向かう。ちなみに、羽田空港のセキュリティチェックは中央と左側の2カ所。中央は混んでいて行列が幾重にも折り曲がっている。一方、左側はいつも空いていて、今回も列には数人が並んでいるだけ。
セキュリティチェックを済ませてからは出国審査。今や外国人にも自動ゲート対応で、各ゲートには20人程度の列。
その脇にガラガラな日本人専用の自動ゲートが2カ所あったので、パスポートを読み込ますが、結果は「審査不可、有人窓口で審査してください」というもの。有人窓口に向かいながら振り返ると、他の人も同様な結果のようで、何度かパスポートを置き換えた後に有人窓口に向かってくる。有人窓口の近くに出入国管理事務所があったので、その中の女性職員に「日本人専用ゲートが故障しているよ」と伝えておいたけれど・・・。
制限エリアに入った後は、予約しておいた免税タバコ(予約で5%引き)を受け取り、これまたプライオリティパスが使えるSky Loungeへ。
しかし、ラウンジ入口手前には列、入口内部にも列。結果としてラウンジのチェックインまで30分の待ち時間。さらにラウンジのチェックインを済ませた途端にお腹がグルグルで、トイレに駆け込み15分(冷たいアップルジュースが良くなかったかも⁉)。※トイレとシャワー、喫煙所はチェックインカウンターと同じ4Fで、ラウンジは3F。

こうした時間を消費して、エレベーターでラウンジフロアーに入ったのは出発時刻の45分前。VN385の出発ゲートは最も外れの142場ゲートで、ラウンジからは約1km、15分は必要。ということで、せっかく入ったラウンジは、本醸造の純米酒を約2合飲むだけで、10分以内で退出。

142番ゲートは本当に遠い。途中、喫煙所で一服しながら休み休み向かうが、脚が疲れ、弱い膝にも違和感。ようやく142番ゲートに着いた時には、搭乗締め切り前のファイナルコール。

VN385便
VN385便は予定どおり16時35分にゲートを離れ、16時50分には羽田空港から離陸。
機体が安定飛行に入ると、スナックが配られてドリンクサービス。取り敢えずは白ワインを1杯だけ頂く。ワインをチビチビ飲みながら、ここまでの記事を執筆したら時刻は18時20分で、福岡上空。

日本時間で18時30分を過ぎたところで夕食タイム。機内食は日本食かアジアンフードからの選択で、micは日本食を選択。日本酒代わりの白ワインは2カップ。
提供された日本食は親子丼?がメイン。それに蕎麦と煮物&稲荷寿司のプレート。親子丼はかなり甘い味付だったが気圧の低い機内では味覚が鈍るため、いずれのプレートも完食。オマケに普段なら手を付けない大福(アンコではなくカフェオレ味)まで食べてしまった!

夕食後は映画を観ながらも、ウツラウツラの夕寝。
ハノイに到着
そしてVN385便は予定どおり20時30分にノイバイ空港に着陸し、その10分後にはターミナルビルに接続。
micの席は後方のため降機に時間がかかり、加えて機内でもお腹がグルグル鳴っていたためトイレに寄ったりはしたものの、入国審査を終えてラゲッジクレイムに着いたのは21時頃。そこからスーツケースがターンテーブルに出てくるまで約20分。ATMでベトナム・ドンを引き出し、ようやくターミナルビルから出たのは着陸から1時間後の21時30分。

空港には自称Grabドライバーが多し、ご注意を!
ターミナルビルを出て、先ずは一服していると、タクシーの客引きがやって来る。ベトナムのタクシーはボッタクリで有名で、インターネット上では配車アプリのGrabの利用を推奨。そうした事はボッタクリタクシーのドライバーも承知のようで、モバイルフォンにGrabの画面を映し出して「自分はGrabドライバーだ。どこへ行く?」等と言い寄って来る。しかし、モバイルフォンに映っているのはGrab利用者向けの画面であり、これまで後席から何度も見ているドライバー向けの画面ではない。凝った奴だとGrabのチョッキ(これはGrabバイク用)まで着用している。仮に本当にGrabと契約しているドライバーだとしても、Grabシステムを使用しなければ、タダのボッタクリドライバー!
こうしたドライバー(中にはGrabを騙る女性の客引きも)を無視して、Grabアプリで配車。本物のGrabカーは駐車場に待機しているので、アプリに示された到着ロビー前の11番柱に来るまで約8分。
そして、ハノイの旧市街にあるホテルまでは約35分。約27kmの料金は約36万ドン(約2150円)、それにチップ2万ドン(約120円)を降車後にgrabアプリ上で追加。
ホテルに到着したのは22時過ぎ。パスポートの写真をモバイルフォンで撮影され、朝食時間を案内されるだけの簡単なチェックイン。
このホテルの建物はウナギの寝床。1階はチェックインカウンター、食堂、キッチンが縦に並び、その間にエレベーターと急な階段が2セット。2階以上はそれぞれの階段踊り場を挟んで客室が配置。つまり1フロアーに4客室。部屋の幅=建物の幅(4mに満たない)ということ。これは京都の街屋同様、間口の幅で税金が決定された事に由来。


部屋には窓が無く、唯一外につながるのはシャワールームの小さな窓のみ(とは言え、隣の建物との隙間は30cm程度で明り取りにもならない)。

Massage
本日の運動量は、羽田空港で搭乗口に向かう途中で活動量計の推奨消費カロリー数が100%になった程。当然、脚の疲労も酷く、このまま寝れば夜中に脚が攣って苦しみ悶えることは必須。
そこでホテル向かいのマッサージ屋へ。

入口に座っているマネージャーと覚しきオバサンに「脚中心のマッサージを受けたい」と伝えると、メニューのFOOT MASSAGEで対応するとのこと。1時間の料金は28万ドン(約1700円)。

店内に入り、湯の入った桶に両足を浸して待つこと10分。若い女性のマッサージ師が登場。
軽く両腕を揉んだ後、ズボンを膝上までたくし上げて、ふくらはぎをオイルマッサージ。手の甲を滑らすようにしてふくらはぎを押し込んでいく。
しかしmicが心配なのは太腿が攣ること。その事を伝えると、ズボンの上から太腿を押し込んでいくマッサージ。時折、痛さでうめき声が出てしまうが、それだけ疲労が溜まっているということ。
愛想良く「明日も私にマッサージさせてくれる?」などといった対応も会計まで。28万ドンと記載された伝票を持ってきたので、10万ドン札3枚を渡して「お釣は取っといて」と言ったが、それでは足りないという反応。10万ドン札以外持ち合わせていないことを伝えると「もう1枚」という反応。さすがに12万ドン(約720円)というチップは高すぎる!
※ベトナムでも物価高騰により最低賃金が引き上げられているが、2026年1月からの改定額は1時間当たり約3万ドン(180円)。
結局、40万ドン渡して、7万ドンのお釣(チップ5万ドン)で決着。「今日の卵より明日の鶏を求めよ」という西洋の格言があるが、彼女は明日の鶏を得ることにはならなかった!
オヤスミナサイ
マッサージを終えると、時刻は23時30分。付近の飲食店も閉まっているので、部屋に戻り、持参した”いいちこ”を飲みながら、本記事を途中まで執筆。
しかしながら、時刻は零時(日本時間で2時)を30分程過ぎており、睡魔が襲って来る。
ということで、オヤスミナサイ!
《本日の歩行数∶1万5300歩》


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