《第3日目・9月16日》タージマハールを観に、アグラへ日帰りプライベート・ツアー・・・のはずだった!

タージマハールを観ることは叶わず、残念無念!

アグラへのツアーのピックアップ時刻は6時。このため、朝は4時半に起床。就寝途中、右足太腿が攣ったため、睡眠状態は不良。ツムラ製薬の痙り止とロキソニンを同時服用した効果は感じられず。

レストランは開いていないので、持参した「カニパン」とセルフサービスのインスタントコーヒーで朝食。

手荷物を準備して、ピックアップ時刻の6時より少し前にホテルのロビーに降りる。

しかし、30分経過してもピックアップは来ない。KKdayのアプリから現地ツアー会社にチャットを送るが返事はなし。

1時間経過した7時(日本時間10時半)にKKdayにもメールを送信するが、返事は来ない。

そこで電話をかけてみるが、接続出来ないまま切れるか、「時間をおいてかけなおしてくれ」という英語アナウンスが流れて切れてしまう。

そんな電話を十数回チャレンジしたところで、呼び出し音が鳴り、KKdayの自動音声が流れたが、スマートフォンの画面を触った途端に切れてしまった。

一度でも繋がったということで、部屋に戻ってから何度もかけなおしたところ、9時過ぎにやっと繋がる。

KKdayの担当者が言うには「時間が相当過ぎているのでツアー催行は難しいと思う」「その場合、ツアー料金は返金対応となる」「状況を調べて連絡する」とのこと。micからは「本日の予定を組み直さないと貴重な1日が完全に無駄になるので、早急に状況を連絡して欲しい」「電話の通信状況がとても悪いので、eメールで連絡して欲しい」と依頼。

その後、1時間30分経過しても連絡がないので、市内観光に出発(夜になって、11時過ぎに送信されたメールを受信。現地催行会社が勝手にキャンセル・返金手続を行ったとのこと。理由は調査中で、後日に連絡するとのこと)。

フマユーン廟

ウーバーで配車依頼した車に乗って、約8km離れたフマユーン廟へ。料金は332ルピー(約600円)。

フマユーン廟の入場料は、インド人は40ルピーだが、外国人は15倍の600ルピー(約1100円)。

入口から奥に進むと、途中右手にも廟が見える。フマユーン廟より20年早く建築された「Isa Khanの庭の廟」で15世紀初頭から16世紀初頭にかけての建築様式とのこと。

入口から200m程進んだ所にはフマユーン廟の門。

本当はタージマハールをこの構図で撮影したかったのに!

フマユーン廟は、タージマハール建造のさいに、お手本にした廟。ムガール帝国の第2第王のフマユーンのお墓。

急な階段を登り、テラスを反時計回りに4分の3進んだ、つまり正面から見て右側が開放された廟の入口。

中に入ると、フマユーン王が埋葬された中央部分はこんな場所。

中央を取り囲む4つの小部屋も埋葬場所となっている。

何人かの夫人と子供?

太陽がフマユーン廟の右側から照りつけているので、正光となる右側からも写真撮影。

正光だと綺麗に撮れます

こんな撮影を行っていると、電話の呼び出し音。応答してみると、どうもインドのツアー会社のよう。ただし、早口かつインド訛りが強くて、言っていることが理解出来ない。「何を言っているのか分からないので、メールを送ってくれ」と言ったら、ブッと切れて、それっきり連絡は無し。

フマユーン廟から外に出ると、時刻は正午。

スーパーマーケットのあるショッピングモールに行ってみようと思い、ウーバーのアプリを立ち上げようとするが、ahamoで接続される電波に状況が悪くて立ち上がらない。たまたま本日は楽天モバイルSIMを装着した予備のスマートフォンも持ち歩いていたので、ウーバーアプリをインストールしてみるが、電波が途切れ途切れで繋がっているようで、配車依頼が上手くいかない。そして、ただでさえイラつく状況なのに、横にへばりついたオートリキシャの客引が「次はインド門に行こう」から始まって、「どこでも100ルピーで行く」などなど馬鹿げたセールストークを、断っても無視しても続けるものだから、余計に手間取る。

30分位かけて、やっと配車依頼が完了したと思ったら、付近一帯がデモ行進で埋まってしまう。どうやらイスラム教の祝祭日(預言者生誕祭)の様子。その結果、到着しているはずの車とは落ち合えず、再度、時間をかけて配車依頼。

やっと落ち合えた車。この車のドライバーの運転が荒すぎた。高速道路を走っているのに車間距離50cm程度で車線変更の連続。カーブでもお構いなし。まるでサーキットでレースを行っているような運転。おまけに目的地から1ブロック離れた場所(ウーバーの指示とも異なる場所)で降りされそうになるし最悪。当然、ウーバーアプリで評価の際には、運転の荒さと間違った到着地の項にチェックを入れる。

DLF Mall of India

怖い思いをしながらやって来たのはDLFモール・オブ・インディア。到着したのは13時過ぎ。

朝食は満足に食べていないので、北インド料理の店で昼食。

メニューを見てもどんな料理か良く分からない。料理のカテゴリーに記載された文字を英和辞典で調べると「※※豆から作る薄いパンケーキ」などと表示されるのみ。

仕方ないので、写真が載っている料理を注文。するとスタッフがマネージャーを連れて来る。マネージャーが言うには「量が多過ぎ」とのことで、その上にある別の料理ならどうかと尋ねると、大丈夫との応え。追加で冷たいコーヒーも注文。

450ルピーに方は量が多過ぎとのことで、265ルピーの方を注文

そして、出てきたのがコレ!

結構な分量と思えたが、手に取ると風船の様に中はスカスカ。2種類の料理はベジタブルカレーちポテトカレーといったようなモノ。

食べ方が分からないが、この空間にカレーを塗り込んで食べてみる。ベジタブルカレーはベジタブルスープと言った方が良い水分加減だが、アッサリしている中に辛さも少し感じるカレー。一方のポテトカレーはポテトサラダに近い水分加減。ちょっと辛いカレーポテトサラダといった表現が当てはまる。どちらも美味しかった。

周りの人々の身なりも良い。左手はトイレ後の洗浄に使う不浄の手のため、食事は右手だけで食べるというのが日本におけるインドの常識だが、見たところ左手も使って食事をしている。時代と共にマナーも変わっていくのだろう。

お会計は、冷たいコーヒー160ルピーと税金?が加わり、446ルピー(800円くらい)。500ルピー札を渡して、お釣りはチップ。

その後はモール内を散策しながらスーパーマーケットへ。しかし、micの探しているモノはスーパーマーケットで見つからず。

モール内には遊園地も

ダイソーは199ルピー店として営業。日本の感覚だと1000円ショップ?

モールには約1時間半滞在。1km程度離れた場所に地下鉄に駅があるが、向かっているうちに疲れを感じ、スマートフォンの電波状況も良かったので、ウーバーで配車依頼。今回は5分程度で車がやってくる。約17km離れたホテルまでの料金は、高速道路代とチップ少々を加えて406ルピー(750円くらい)。

カオス状態のニューデリー駅前を通過するのに時間がかかった(ウーバーアプリが「停車時間が長いですが、何か問題が発生しましたか」と尋ねてくる位)ものの、15時過ぎにはホテルに到着。

ホテルの部屋で横になりながら、ここまでの記事を執筆・投稿。時刻は、もうすぐ18時。

そして、屋上(エレベーターナシ)の喫煙コーナーにセルフサービスのコーヒーを持って行って一服。

なんと! たったホテルから50mの場所に酒場があった。

改めて、グーグルマップで”BAR”を検索すると、日本では表示されなかったBARが表示された。それもホテルの並びで、たったの50m程ニューデリー駅方向に進んだ場所。行かない手は無い。

入口にはドアマン兼セキュリティガード。撮影のため、どいてくれた

中は暗くてメニューも読めない。ダイソーで110円で買ったライトが活躍。

最初に注文したのは、カールスバーグ1本とチキンテッカ。チキンテッカの味付けを訊かれたので、迷わず「スパイシー」を注文。

出てきたカールスバーグのアルコール度数は8%で日本のビールより強め。1本の容量は650cc。ちなみにラベルには1本税込190ルピーと記載。

ビールを飲んでいると、程なくしてチキンテッカが運ばれてくる。

付け合せはオニオン炒め、チキンテッカの下にはキャベツの千切り(のようなモノ)。味付は可もなく不可もなく、日本国内でも何とか通用する味付。ただし、店は繁盛しないと思う味。一方、スパイシーな具合はビールにちょうど合う。

チキンテッカも残っているので、もう1本追加。その際、マネジャーに「持ち帰りたいので缶ビールは無いの?」と訊くと、「缶は無いけれど、瓶で持って帰れる」との応え。一体、昨夜のビール争奪戦は何だったのだろうか。

プラスティックバックに入れてくれました

そして、ビール3本とチキンテッカのお会計は1269ルピー(約2400円)。

改めて見ると、消費税30%ですね

帰り道は、近いと言っても注意が必要。路面も悪いし、歩道を占拠した荷造り作業も行われている。

ホテルの前でタバコを一服しようと思ったが、ホテル前には警官。一応、インドでは公共の場所では禁煙。ここでタバコを吸ったらトラブル間違いない。一体、いくら警官に強請られるだろうか?

ということで、エレベーターを降りてから、階段を登らなくてはいけない屋上の喫煙所へ。

喫煙所で一服。夜空には月が出ているが、珍しく二重になった月。インドでは月が二重に見えるということか?

二重に見えない?!

部屋へ一人宴会もマンネリなので、中庭に移動。ただし、仕上げのウイスキーは酔い潰れても良いように室内で。

夜でも照明が明るい

ここまで執筆・投稿して、時刻は20時40分。後は仕上げのウイスキー。

明日はヴァラナシへの移動だが、ホテルのチェックアウトは10時頃なので、ゆっくり休めるはず。オヤスミナサイ!

コメント

  1. 添田将巨 より:

    お疲れ様です、駒中です、早速の足の痙攣から、カオスな街並み,インドの様々な洗礼にも屈せずそれを楽しんでるかのようなミックさんのお姿が目に浮かんで来ます,いつものペースとは少し違った旅で少しハラハラいたしますが天気はとても良さそうで,この先の展開がとても楽しみです,インドってすごいんですね,毎日配信を楽しみにしておりますが,これからも気をつけて楽しんできて下さい!

  2. よしだ より:

    インドに行ったらやっぱりカレーはマストですね。
    ナンじゃない空洞パンとの組み合わせも気になります。
    そしてまさかこのブログでダイソーの屋号を見るなんて・・・
    円安が進んでいるにも関わらず、インドの物価の低さを感じます。

  3. 京の弟子 より:

    タージマハル、本当に無念ですね。でも歴史的建築フマユーン廟もなかなかのショット。
    インドは赤レンガが特徴なのでしょうか。色々なところで使用されている様子。
    そして最後のホテル中庭でたそがれているお姿が今日一日を表すベストショット!!
    後方で電話している男性とよく似た白色の柄シャツ!おそろいかと思いました。
    とにかく今日はお疲れさまでした。明日はさらに良い日になりますように。

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