レッスン休日には、セブ島とボホール島の観光

セブ島に到着日の午後(4月23日)

セブ島に到着し、ホテルにチェックイン、所用を済ませ、スマホを充電してから外出。

セブモニュメント

Grabで車を呼んで、向かった先はマジェラン・クロスだが、その途中で「セブ・モニュメント」があり、ドライバーが一時停止してくれる。乗車料金は220ペソだったが、300ペソ(約750円)を渡してお釣りはチップ。

セブ島の歴史を表したモニュメント。車内から撮影

マジェラン・クロス

マジェラン・クロスは建物の中。40年前に見た時は露天だったような気がするが・・・。周辺には物乞いも多いし、英会話の先生が教えてくれたとおり治安は悪そうな雰囲気で、歩道上にはホームレスと思える寝ている人も多い。

建物の中には、当然、マジェラン・クロス。現在では十字架自体が木のカバーで被われている。

天井には、マジェラン・クロスを立てた時の風景画。

セントニーニョ教会

マジェラン・クロスの隣はセントニーニョ教会。敷地内は人でごった返し。一方、教会内では静粛な雰囲気の中で説教&お祈りの時間の様子。「ここから先では撮影禁止」の表示の手間から正面祭壇を撮影。

サン・ペドロ・フォート

その後、歩いて、サン・ペドロ・フォートへ。侵略者であるスペイン人が自分達を外敵(本来の住民です!)から守るために建設した砦。入場料は30ペソ(約75円)。

砦正面の上部。アチコチに大砲が設置されている。

砦は三角形で、一片が120m程度。英会話レッスンのテキストによると、元々は一部が海に面していたそう。砦壁に囲まれた中庭⁇は学校の体育館程度の広さ。ここで籠城戦を行っても、先行が見えるのでは?

フォートを見た後は、近くのジョリビーで一休み。朝から何も食べていなかったのと暑さで火照った身体を冷やすため、ハンバーガーとアイスクリームのセット(お得なセットということで、75ペソ)を注文。それにアイスティー(60ペソ)を加えて、計135ペソ(約330円)。熱を持った身体にアイスクリームの冷たさが染み渡る‼ ここで休憩がてら1時間程、本ブログを執筆。日本のニュースサイトを見ると、東南アジア一帯を記録的熱波が襲っており、その熱波はこの地セブまで覆っているとのこと。

ジョリビーで休息の後は、Grab配車でホテルへ戻る。車が来るのを待っていると、バイクタクシーが執拗に客引きを仕掛けてくるが、適当にあしらってサヨウナラ。

レッスン休日(4月29日)

土曜日と日曜日は、原則的にレッスン休日。レッスンを受けようと思えば休日レッスン料金(1日35ドル)を支払えば可能だが、心身の休養も必要⁈ ※本当は遊びたい‼

朝食は、ホテルのカフェでサンドイッチとコーヒー(計300ペソ=約750円)。サンイッチの中身はよく分からないがセロリの風味を感じる。時刻は8時30分、レッスン日ならば学校で頭脳の準備を整える時間だが、休日の今朝はノンビリモード。

マクタン島行きのバス料金は44ペソ

身支度を整えて、9時30分にホテル出発。ITパーク内のバスターミナルに着いて、マクタン島行のバスを訊ねると、目の前に停まっているバスとのこと。

バスの発車時刻は10時とのことだったが、9時55に発車。車内は窓を背にして向かい合う形の席が21人分(両隣のお姉さんと身体が密着)、それに助手席と運転席後ろのエンジンスペース上に2人づつ座れる。自分はギリギリ座れたが、立っている人も7人程に満員状態。車掌に目的地(終点のマクタン・ニュータウン)を伝えると、スマートフォンを操作して腰に付けたプリンターでチケットを印刷。乗車料金は44ペソ(約110円)。

バスはちょうど1時間で終点のマクタン・ニューシティ・バスターミナルに到着。

バスターミナルの奥には、真新しいビル群。

マクタン・シュライン

ここから歩いて、初の世界一周を成し遂げたと言われるマジェランをやっつけた(マジェランはここで殺されたので、初の世界一周を成し遂げたのは彼の部下)ラプラプを讃える「マクタン・シュライン」まで1.5km・15分。日差しがきつく、路上にかかる影も無い。見上げれば、太陽は真上!

テントの影を見れば分かるが、太陽は真上。
公園は入江に面しており、入江の先は「マジェラン湾」

写真を撮っていると、突然、カメラが使えなくなる! 熱々になったスマートフォンの安全システムが作動した様子。やりたくはなかったが、木陰に入って、スマートフォンの裏側に身体用の冷却スプレーを吹きかけて冷却。

ラプラプ像はマジェランを迎え撃った時のように、海に向かって立っている。

41年前に来た時は、海岸にポツンと立っており、その脇に戦闘の様子を描いた絵が掛かっていた記憶だが、随分と整備された様子。絵と記念碑も建物の中。

この記念碑の前でダラダラと写真を取り合っているグループがいたので、暑さも相まって、ちょっとイライラ。

公園には日陰での休憩を含めて約1時間の滞在。再び歩いて、マクタン・ニュータウンに戻って来る頃には、膝も痛み出し、心臓もキツくなってくる。何より休憩が重要と思い、ニュータウン内のマクドナルドへ入店。

注文したのは、ビッグマック&コークzero。料金は225ペソ(約560円)

新築コンドミニアムのワンルーム料金は月1万ペソ

ビッグマックを頬張っていると、隣に座っている女性が「よろしかったら」と言って、何かのパンフレットを手渡してくる。広げると、ニュータウン内のコンドミニアムの案内。完全に長期滞在者と思われた様子。中を見ると、いわゆるワンルームの部屋だと月1万ペソ(約2万5000円)で、リビング+ベッドルームだと2万ペソ。高いか安いかの判断はお任せします。

30分程休憩した後は、バスターミナルへと移動。バスの発車まで時間があったので、バスターミナル内に展示していたKAWASAKIのバイクを眺めて見ると、日本国内では販売していない小排気量のバイクばかり。女性スタッフがセールスしてくるが、断ると「YAMAHAの方がお好きですか?」と言ってくる。買っても日本に持ち帰れないことと、日本メーカーのバイクならば品質に疑問は無い旨を伝えると「エッ!観光ですか?」と驚いた様子。英会話のレッスンで滞在中と伝えると、納得した様子。

帰りの大型バスはITパークまで47ペソ

帰りのバスは大型バス。ホテルの近くを通るので、ゴルフ場前で降りる旨を伝えて、来る時と同額の44ペソを渡すと、45ペソとのこと。ちなみに終点のITパークまでだと47ペソ。バスによって値段が違うが、キチンと座れる楽ちん料金ということだろうか。

橋を渡ってセブ島へ

車掌には降車場所を伝えてあったが、バスはゴルフ場前の停留所を通過。慌てて、停まってくれ!と叫んだら、ホテルに向かう路地の近くで停車。結果オーライ!

ホテルの部屋では、服を脱ぎ捨て、エアコン全開でベッドに寝ころびながら、本日朝から現在までを執筆・投稿。約1時間半の作業。

Casino

16時にホテルを出て、向かった先はITパーク近くの立派なホテル。

そのホテルの2階にはCASINO! 予算は2000ペソ(約5000円)まで。

人が操作するルーレットもあったが、ミニマムベットが200ペソだったので、10ペソから遊べる(はずの)自動ルーレット席に着く。しかし、いくらベットしてもルーレットが回りだすと無効になってしまう。隣に座っていた西洋人のおじさんが、最低60ペソベットしなければいけない旨を教えてくれたので、ゲームに参戦!

取り敢えず500ペソ札を機械に投入。これが100ペソ位まで減ったり、2000ペソ位まで増えたりして、1時間少々遊んで、投入した500ペソ札が1000ペソ札になって戻ってきたというのが結果。

夕食は、ホテル隣の中華料理店。

食べたのは、海南チキンライス。それとビール1本。料金は500ペソ(約1250円)。

Massage

食後には、ホテル内でマッサージ。1時間500ペソだが、実際の施術は45分程度。あまり上手とは言えないマッサージだったが、終了後にはチップを求められ、50ペソを渡す。

マッサージの後は、アウトドアショップでビールを飲みながら雑談。翌朝は早く起きる必要があるため、10時過ぎには就寝。

レッスンの合間に、ボホール島観光(4月30日)

ボホール島への観光は、当初、毎回利用しているVELTRAのツアーに参加するつもりだったが、出国前に問い合わせてみると、1人参加の場合は2人分の料金(4万円近く)が必要で、もし他に参加者がいれば1人分を返却するとのこと。

そこで、セブに着いてから、現地催行会社に電話で問い合わせてみると、4月29日もしくは30日で他の参加者とジョイント出来るツアーは無いとのこと。

仕方ないので、自力でボホール島に行って、現地でガイド&トランスポートを見つけることに。学校スタッフから情報を得ながら、船の時刻表を見ていると、ある女性スタッフからお声掛け。旅行会社(自分で問い合わせたのと同じ会社)の知り合いに訊いてくれたところ、参加出来るツアーがあるとのこと。早速、お願いして、webで支払を済ませる。料金は115ドル(約1万5000円)。

参加するのは、土曜日のフェリーが満席とのことで、4月30日・日曜日のツアー。当日は、乗船ターミナル入口で旅行会社スタッフと待ち合わせ、船のチケットを受け取る手はず。

ホテルへの送迎を依頼することも可能だが、その場合は別途40ドル(ペソに換算したら2000ペソ以上‼)が必要。当然、自分で乗船ターミナルに行くことに。当日朝6時45分にGrabカーを呼んで、7時過ぎにはターミナルに到着。料金は211ペソだが、250ペソを渡してお釣りはチップ。

スマートフォン画面に映し出されているように、Grabカーは常にセンターからモニタリングされているので、安心・安全!
ターミナルに入るゲート。
ゲートの手前右側には発券窓口が並ぶ

旅行会社スタッフとの待ち合わせ時間は7時30分。まだ時間があったので、近くにセブンイレブンでパンとマンゴージュースを買って朝食。代金は71ペソ(約180円)。

旅行会社スタッフと落ち合ったのは7時25分。ターミナル内部に誘導され、乗船ゲート前の椅子に座って、チケット並びに日程の説明を受ける。ちなみに、このスタッフは日本語が出来る様子だが、日本語と英語とどちらで説明しましょうか?と訊ねられたので、迷わず英語での説明をお願い(日本語の説明だとセブに来た目的から外れます!)。

乗船ターミナル内部
乗船チケット

8時10分に乗船開始。船内はほぼ満席!

スピードフェリーの速度は43km程度。予定どおり2時間でタグビララン港に到着。

桟橋の出口では現地ガイドがお出迎え。他に4人の家族が2組。

最初に連れて行かれたのはロボック川のクルーズランチ。乗船待合室は大混雑。明日から1カ月間、ボホール島ではお祭りだそうで、島外で働く多くの人々が帰郷中。それに加えて、島を訪れる観光客も多いとのこと。

乗船待合室は大混雑
このレストランボートで昼食を採りながらリバークルーズ

船内での昼食はブッフェスタイル。ビール(85ペソ)を注文し、100ペソ札を渡したが、当然の如くお釣りを持ってくる事はナシ!

ボートが走り出すと、急にスコールが降り出し、ボートの中まで雨飛沫が入り込んでくる有様。

ボートの後ろに推進ユニットと運転席

しばらくすると、スコールも止み、川幅が広くなった場所で停止。

ボートが停止したのは、川に面して設置されたステージの前。ここで地元のダンス&ミュージックを鑑賞。

乗客もステージに降り、一緒にダンスを楽しむという趣向。

乗客も参加するのは、有名なバンブーダンス。打ち合わされる2本の竹の間にステップを踏み入れて踊るダンス。

ロボック川の雰囲気は、映画「地獄の黙示録」そのもの。そう言えば、映画のロケ地はここフィリピン。

次に向かったのは、ターシャのいる林。ターシャとは世界最小の霊長類で、いわゆるメガネザル。

エントランスでは、気味の悪いターシャがお出迎え。このターシャと一緒に写真を撮りたがる気持ちは、日本人には理解し難い。

ターシャは夜行性。ほとんどのターシャが丸まって寝ている中、起きているターシャの周りは人でごった返し。

スマートフォンのカメラを望遠にして撮影

ターシャには近づけないので、黄色のユニホームを着たスタッフにスマートフォンを渡して、代わりに撮影してもらう人々。50ペソ程度のチップだが、仮に400人からチップを貰えれば2万ペソ(約5万円)と、一般的な労働者の月給を優に上回る金額!

最後に訪れたのが、チョコレートヒルズ。海底が隆起した山々で、土に塩分が含まれているため、大きな木が育たず、乾季には茶色い山々となることから名付けられた名前。

そのチョコレートヒルズの裾野をATVもしくはバギーで走る体験は、ツアー参加者の御希望次第。

1時間コースの料金は、ATVが1人1100ペソ(約2750円)。バギーは、一人乗りが2200ペソ、2人乗りが4400ペソ、と結構なお値段。4人連れの2家族はいずれもバギーを選択。1家族の支払額は8800ペソ(約2万2000円)!

バギー4台と自分の乗るATV、それにツアーガイドが乗るATV2台が一列になって出発。道?はデコボコで、岩も露出。そのため、スピードは小走り程度。ハンドルのグリップ下に設置されたスロットルレバーでスピードを調整しつつ、ひっくり返らないように体重を移動して車体のバランスをとる。

所々で車列は止まり、その都度、ガイドが写真を撮ってくれるのだが、1箇所に付10〜20枚位の撮影数。

チョコレートヒルズをバックに1枚!

その後、ATVをパーキングエリアに止め、竹で組まれた階段を登って展望台へ。この竹の階段は急な上に段差がマチマチ。加えてガイドが話し掛けてくるので、それに答えつつ登っていくと、息も絶え絶え、汗びっしょり。

とは言え、展望台から見るチョコレートヒルズは絶景。ガイドが色々なポーズを指示しながら写真を撮ってくれる。同行した家族は10以上のポーズで50枚くらい写真を撮られていた!

ボホール島土産は、ボホール島出身の先生から教えてもらった「ピーナッツ・キッシズ」。あまり甘くないチョコレートヒルズを形取ったクッキー。

箱の裏側にはチョコレートヒルズの写真

チョコレートヒルズを満喫して、車で約1時間少々。タグビララン港に着いたのは6時10分。ここでガイド氏から帰りの船のチケットを渡されて、お別れ。

帰りの船は、暗闇の海を航行して、ちょうど8時30分にセブのピア1に到着。ピアのゲート前では、タクシーやトライシクルの客引きが多数待ち構えているが、それらを無視してセブンイレブンに行き、晩御飯のシシグライスを購入。

夕食購入後は、Grabアプリで配車申し込み・・・しかし、付近には配車可能な車がいないようで、20分経っても「近くのドライバーを探しています」の画面は変わらず。

仕方ないので、走ってきたタクシーを止め、ホテルまでの値段を訊くと「400ペソ」との答え。そんな高い料金払えるか!と文句を言ってドアを閉めようとすると、すかさず「100ペソ」との反応。今度は金額が低すぎて、到着後にもめることは必須。「Grabでも200ペソ以下だが、200ペソ払う」と言ったら、それでドライバーは了承。すると、ドライバーは、目的地のホテルをスマホで調べだす。目的地の場所も分からずに価格交渉していたということ。

ホテルに戻ると、新進共にクタクタ。アウトドアショップが開いていたので、中に入り、冷たいビールと共に、すっかり冷めてしまったシシグライスの夕食。

コメント

  1. BBB より:

    敵艦見ゆとの警報に接し連合艦隊はただちに出動。これを撃滅せんとす。
    人形がとても愛くるしいですね(^^)
    バギー姿イケおじです♥️
    引き続き楽しんで(^o^)

    • ゴリラ より:

      初めまして。BBBさんはmicさんとお知り合いなんですね!
      私は、昔からお世話になっており、ブログの存在を教えていただき、楽しく読ませていただいております。
      micさん、旅と英会話楽しんでください!

      • mic より:

        お読み頂き、どうもありがとうございます。今回は英会話レッスンが中心のため、ブログ記事の投稿は後手後手になってしまい、また、記事の構成も帰国後に記述内用と共に修整する必要があります。未完成の記述ですが、引き続きお読み頂ければ幸いです。
        最後になりますが、ゴリラさんは、私のミートアップでのお知り合いでいらっしゃいますでしょうか? それとも川崎に本社のある方でしょうか? ヒントでもいただければ幸いです。なお、頂いたコメント内用・お名前については、当方にて公開に適する形に修整しております。

  2. 大川奈那美 より:

    ターシャぐるみ、目の再現度に二度見しました。
    首の長さと配色から、某自転車の前籠に乗る宇宙人を思い出しましたが気のせい?
    バギーの操作性のご感想はいかがでしたか?

  3. 京の弟子 より:

    ようやく観光を満喫できたご様子。所々に小さい山のような丘があるのがチョコレートヒルズですね。どうしてこんな地形ができあがったのか、神秘的です。
    お出迎えの記念撮影用ビッグターシャ。確かに、とても“可愛い”とは表現できませんね。目、ヤバいです。指も4本でいいのでしょうか?
    で、バギーにも挑戦!このタイヤのサイズだと、結構なパワーとスピードが体験できたのでは?

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