マニラに立ち寄り、帰国

海外旅行

5月6日(土曜日)

QQ Englishでの英会話レッスンは昨日で終了。また、貴重な課外授業となったアウトドアショップでの飲み会昨晩で終了。レッスン期間中13泊したHoliday Spa Hotelをチェックアウトして、マニラに向かう日が遂にやって来てしまった!

慣れ親しんだお部屋
排水の悪い洗面台は、むしろ洗濯するのに好都合

ホテルのチェックアウトを済ませ、スマートフォンでGrabカーを呼ぶ。Grabアプリに表示された料金は475ペソ。毎回思うが、お釣りはチップに、という絶妙な料金表示。

約40分でマクタン空港に到着。チェックインはオンラインで済ませていたので、バックドロップのみのはずだが、一応、預け入れ禁止品目や機内持ち込み禁止品目の確認をさせられる。

セキュリテーチェックを無事に通過。ベストのポケットに入れておいたライター(一応、機内持ち込み禁止品目)が見つかることは無し!

空港内をブラついていたら、レチョン・ショップを発見。

一所懸命勉強に励んだ自分への御褒美として、遅めの朝食は豪華料理のレチョン!

御飯は、普通のライスか「プソ」かを選択可能。当然、バナナの葉でお米を包んで蒸し上げた「プソ」を選択。実は、食べるのは初めて!

バラバラになっていると、チョッとグロテスクな感じ

料金は、レチョン&プソが359ペソ、それにビール155ペソ(空港料金!)で、計514ペソ(約1300円)。

パリパリの皮を噛じって、ビールを一口。レチョンの皮の味とパリパリの食感が口の中に広がる。プソは、包んである葉を剥こうとしたら、既に半分にカットされていた。中身は普通の御飯だが、少しだけ粘り気がある感じ。美味しい朝食でした!

朝食を食べたら一服したくなるが、フィリピンでは前大統領の時代に空港内は全面禁煙化。数時間はガマンと思っていたら、喫煙所の表示。

行ってみると、本当に喫煙所があった。タバコに火を付けて、一服しながら周りを見回すと、壁にはタバコへの点火器具の表示。そう言えば、ライターは持ち込めないはず。点火器具も取り外されている! なのに灰皿は吸い殻でいっぱいだし、煙が立ち上がっている灰皿も。

奥の壁に設置されていた点火器具は取り外し済

搭乗開始まで1時間強。空港内をブラついたり、飛行機を眺めて、時間を潰す。

搭乗ゲートは6番ゲート。セブパシフィックからメールで案内のあった搭乗開始時間になっても、ゲートに表示された行き先はミンダナオ島の街。心配になって係員に訊いたら「マニラ行はこれの後」とのこと。

すると突然、空港内に「マニラ行の566便の搭乗ゲートは5番ゲートに変更」とのアナウンスが流れる。このアナウンス、一発で聴き取れて理解! 2週間前なら聴き逃していただろう。

結局、マニラ行の566便は1時間遅れでセブを出発。マニラに着いたのは午後3時過ぎ。荷物をピックアップして、日本円をペソに両替して、Grabカーを呼ぶ頃には時計は4時を回っていた。

2週間前と同じHop Hotelにチェックインして、荷物を解き、一息付くと5時30分。陽も陰ってきている。

そこで向かったのはマニラ・ベイ・ウォーク。昨年9月に訪れた時はパンデミックの影響で閉鎖中だったが、今回は開放されている。警備員が荷物をチェックするゲートを通り、波打ち際に進むと、意外にも水はきれい。ゴミも浮いていない。

多くの人々が夕陽を眺めるべく、写真を撮り合ったり、中には海に入ったりしている。

ここで来年のオリジナルカレンダー用に、水平線に沈む夕陽の撮影に挑戦。

だんだんと夕陽が没んでいくが・・・

水平線近くで雲の中に入ってしまった。残念!

夕陽が沈むと、人々もビーチから退散。出口は人でごった返し。花火大会の後のような感じ。

ビーチを出て、夕食場所を探しながら街中をぶらつく。で、結局入ったのは居酒屋。

値段が高かったので迷った末、意を決して日本酒を注文。300cc瓶が500ペソ(約1250円)。

厚焼き玉子、焼き鳥、手羽先は、いずれも200ペソ(約500円)と、高めの価格。メニュー表示も店員が話す言葉も日本語。ただし、焼き鳥が出てくるのが遅いので「あとどれだけ待つの?」と訊いても理解されない。英語で督促したら「今、焼いている」と英語で回答。

久々の日本酒。ちびちび飲んでいたら、たったの300ccで少し酔っ払ってきた。加えて、ビールを追加。普通、フィリピンではビールは瓶のまま提供されるが、ここの居酒屋ではビールジョッキに注いでくれる。

ここでホテルに戻るならば優等生。出来の悪い生徒は、バーに行って、バンド演奏を聴きながら、さらにビールを4本。

バーを出たのは10時過ぎ。カラオケバー(日本のキャバクラ)の客引きをいなしながらホテルの方に歩いていたはずが・・・目の前にはレメディオス・サークル。ホテルとは3ブロックも違う場所!

この付近は治安も悪い。何人もの子供の物乞いがまとわり付いてくる。それを振り切って、レメディオス・サークル付近から離脱。

セブ島も同じだったが、物乞いの類を多く見掛ける。車が信号で停車すると勝手に窓ガラスを拭いて金を要求。1歳くらいの子供を抱いて停車中の車の窓ガラスを叩いて金を要求(その1歳くらいの子供まで窓を叩いている)。半年前より物乞いの数も増えた感じだし、その物乞い方法も積極的になっている。世界的な物価高騰の影響か!

テレビでは、チャールズ国王の戴冠式の中継。そう言えば、前回フィリピンを訪れた時にはエリザベス女王の葬儀の中継。

5月7日(日)

昨晩、就寝したのは日付を跨いだ午前1時。にも関わらず、翌朝7時前には目が覚める。取り敢えず、ホテル1階のセブンイレブンでサンドイッチとチョコレートドリンクを買って、朝食。

朝食の後は、フィリピン出国手続。web上で、フィリピン政府のサイトにアクセスして、パスポートや属人情報を入力。全て終了すると、出国用の画面となるので、空港ではこの画面を見せて出国する。事前に手続していないと出国出来ない!

出国手続も完了。2週間に渡る疲れを癒やしに、10分程歩いて、昨年9月に訪れたマッサージ屋へ。オーダーしたのは、もちろん4ハンドマッサージ。それも2時間コース。念入りなマッサージは良かったが、コリの酷い首筋のマッサージは少々。途中で「首筋を十分にマッサージして欲しい」と伝えたが、「後でやる」と言われた結果が不十分なマッサージ。仕方なく首筋マッサージも含まれるヘッドマッサージ30分を追加。料金は値上げしておらず、1600ペソ+400ペソの計2000ペソ(約5000円)。なお、今回は、首筋のマッサージに不満があったので、チップは無し!

マッサージ屋を出て、ロビンソン・パレスに向うが、その手前マクドナルトで昼食。マクドナルトは、ジョリビーとは異なり、店内に入ってすぐの画面で注文。キャシュレスを希望すれば、そのまま商品うぃ受け取るが、micは現金払いなので、プリンタアウトされた紙をカウンターに持って行って精算。

食べたのは、ビッグマックとコークzeroのミディアムサイズで、215ペソ(約540円)。

そして、ロビンソン・パレス内のロビンソン・スーパーマーケットでお買い物。買い物の内容は全てお菓子。

ホテルに戻り、買ったお菓子を部屋に置き、スマートフォンを充電してから外出。だいたい暇な時はろくでもない事に時間を消費するのが常。向かった先は、にゅーこーすとホテル(のカジノ)。自動ルーレットに1000ペソ投入し、全て溶けかかったギリギリのところで挽回。最後は勝ち分全てをベットしてルース。結局は元本維持で終了。

明日のホテルにチェックアウト予定時間は午前3時。今夜は早めに寝るにしても、まだ陽高い午後の4時。この時間から飲む酒、それも背徳的な雰囲気プンプンの場所で飲むのは別な意味のスパイスが効いている!

2本目以降は、アルコール度数3%のアップルフレイバー。

結局、何本飲んだのかハッキリ覚えておらず(多分5本くらい)。外が薄暗くなった頃(多分6時頃)にバーを出る。途中、ローカルな食堂(外国人にも入れる程度)でチキンシシグ(写真は撮り忘れ! 200ペソくらいだったかな?)を食べて、ホテルに戻る。

ホテルでは、瓶に残った150cc程度のジネブラを寝酒に飲んで、7時過ぎには就寝。明日は早い!

5月8日(月・最終日)

朝は2時起き。予備機も含め、スマートフォン2台にアラームをセットしておいたが、鳴ったのは予備機のみ。メイン機はいつの間にかサイレントモードになっていた!

ホテルの外で一服した後、トイレとシャワーを済ませて、昨晩に買っておいたアイスティーが朝食代わり。

既に大まかなパッキングは済ませておいたので、パジャマ代わりに着ていた服と洗面用具をトランクに収納すれば、準備完了。

トランクの重さをチェックすると19.6kg。機内持ち込みのバックパックも6.5kgと、いずれも重量制限まで400〜500グラム。

今回活躍した重量計。これで計測して、トランクとバックパックの重量を調整。ロープは、トランクの取っ手に回して、重量計のフックに掛けるためのモノ

午前3時にホテルのチェックアウトを済ませ、Grabカーを配車。未明の時間帯のため、配車まで時間が掛かると思っていたが、ものの2分程で車が到着。到着があまりにも早く、一服する間も無かったので、運転手に待ってもらって、フィリピン最期の一服。

まだ深夜と言える時間帯のため、空港に向かう道路も空いている。こんな時間帯にも関わらず、交差点では数人のストリートチルドレンが待ち構えていて、車の窓を叩いて物乞い。こうした物乞いが半年前より本当に増えた事を実感。

空港に到着したのは3時45分。余ったペソは、日本円への両替だと最小単位が1000円札もしくは500円硬貨になってしまうので、米ドルに交換。22ドルで、20ドル札と1ドル札2枚だったが、少額紙幣にしてくれと頼んで、5ドル札3枚と1ドル札7枚にしてもらう。

係員にチェックインカウンターの列を案内されるが、自分はオンラインチェックイン済なのでバックドロップだけのはず。係員に文句を言ったら、自分の予約表をチェックされて案内されたのはバックドロップカウンターではなく、ハンディキャップのある人用のカウンター。係員は「シャーナ」と言っていたが、シニアという意味ということ。

バックドロップ、出国審査を終えて、セキュリテーチェックへ。半年前と違うのは靴もX線検査機を通すということと、全身スキャナーが導入されていた事。これではズボンのポケット内のライターが見つかってしまうと思っていたら、列の数人前からは隣の金属探知ゲートに御案内。ライター共々、無事にセキュリテーチェックを通過。

搭乗ゲートは、105番ゲート。ゲート前でここまでの記事を執筆。

なぜか、名古屋とバンコク行きの便名が表示されている。こうしたところがフィリピンスタイル

5時半過ぎに、搭乗開始時間! 空も明るくなってきた。

ターキッシュエアラインズ、また乗りたい!
搭乗開始になって、ようやく案内板の表示が成田行に修整

成田行きセブパシフィックは、ほぼ満席。しかし、往路同様、通路側に座る自分の隣の中央席は空席。ちょっと荷物を置いたり出来て便利。

航空機は予定時刻を15分程過ぎて、ターミナルを離れ、6時45分に離陸。

事前予約の機内食が配られてから、その他の飲食物の販売開始。買ったのは、ビール2缶(150ペソ✕2)、水(60ペソ)、パン(120ペソ)で、計480ペソ(約1200円)。機内では、往路同様、日本円も使えるが、使用出来るのは紙幣のみ。1000円札2枚を出すと、約800円分のペソがお釣りで返って来てしまう。そこで、空港でペソから両替しておいた米ドルの少額紙幣が活躍。支払いはピッタリ8ドル。おまけに日本円で支払うより換算レートも良い(てっきり9ドルだと思っていた)。

約4時間の飛行の後、日本時間で11時45分に成田空港に着陸。ターミナルビルに降り立ったのが正午丁度。それから長い通路を歩き、検疫ゲートを通過(本当に通過するだけ! ようやくパンデミック前に戻った!)、パスポートコントロール、預け入れ荷物のピックアップ、税関審査も待ち時間無しのスムーズさ。到着ロビーに出たのは、12時半。

喫煙所で8時間半ぶりの一服をたのしんでから、JAL・ABCカウンターでトランクの宅配を依頼。フィリピンにいる内に入手しておいた楽天カード発行の無料サービスクーポンを使用。

都内までは、久々にローコストバスを利用。パンデミックの際に値上げした料金は据え置きで、東京駅まで1300円。車内で、ここまでの記事を執筆し、帰国編を終了。

ここまで閲覧頂き、どうもありがとうございました!

コメント

  1. BBB より:

    マニラ編楽しみにしています(^^)

  2. 京の弟子 より:

    英会話レッスンお疲れさまでした。アウトドアショップのナイスガイ達との別れも寂しいですね。
    一期一会とは言わず、またいつか、どこかで会える日を楽しみに。

  3. BBB より:

    3週間に渡りお疲れ様でした。
    この旅で得た物は、micさんのかけがえのない宝物となりましたね(^^)
    次の計画は決まってるのでしょうか?←教えて教えて!!
    次回もブログ楽しみにしています✨

  4. 京の弟子 より:

    無事にご帰国されて良かったです。
    最後の夜に奮発された日本酒。名前に心当たりがありました兵庫の丹波。ここでも出回っていたんですね。
    帰りの空港で今回のレッスンの成果が出たご様子。引き続きブラッシュアップに励まるものと察します。
    長期間、お疲れさまでした。

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