Chào buổi sáng（おはようございます）

しばらくベットの上でウツラウツラして、６時に一服のため外へ出ると、薄曇りではあるがマズマズの天気。

夜中に一旦目覚めはしたが、朝５時まで眠る事が出来、少しはマシな睡眠状況。脚のマッサージを受けていることから恐怖の時間も訪れず。

ホテルの前には路上の肉屋。野菜・フルーツ、豆腐などが売られている。

朝食です

朝食開始時刻の６時30分に食堂へ出向いたが、まだ料理のほとんどが準備中。煉乳入のコーヒーを飲みつつ、昨日の記事を執筆。

７時になって、ようやく料理の多くが準備されたので、今朝の朝食。

昨日と異なるのは、フライドチキンが加わったことと、ジュースがスイカジュースに代わったこと。それとフルーツはパパイヤと見慣れぬ薄緑色な物。この薄緑色のフルーツを食べてみると、薄い甘さで、食感は固い大根みたい。柔らかい種を噛み砕く歯応えも良い。グーグルレンズで調べたらグアバだった。

本日の街歩き

昨日の記事を執筆し終え、ホテルを出たのは９時45分。

昨日と同じATMでベトナム・ドンを入手するが、現金は出てきたものの、肝心のWiseカードが出て来ない。つまりは飲み込まれた!

銀行支店に設置されたATMなので銀行窓口に行こうかと思ったものの、光度が弱く見にくいATMの画面をよく見ると、次の取引が始まっている。改めてPINコードを入力して取引を再開し、途中でキャンしたところ、無事にカードが排出された。

チャンクオック寺Chùa Trấn Quốc

十分な現金を入手し、Grabカーで向かったのは約３ｋｍ離れた西湖の中に建立されたチャンクオック寺。ハノイを象徴するパゴダが有名。Grabカーでの所要時間は渋滞もあって約30分、料金は約4万ドン（240円）。

お寺の付近は、バスや車&バイクで大混雑。警察官が数人で交通整理。入口手前も観光客に加えて露店や物売りでごった返している。

先ずは境内に入る前に、お寺の撮影。空も青く、何とかモノになる写真が撮影出来た!

境内に渡る橋の上までバイクが駐輪しており、その隙間には物売り。西湖に棲む魚のエサのほか金魚やドジョウの入ったペットボトルも並んでいる。これは買った人が湖に放して”徳”をつむため。

橋を渡って入口の門へと進む。ベトナムの門は、右側から入って、左側から出るのが決まり。

境内の一番奥が本堂。漢字文化に住む人が屋根の上に掲げられた文字を見れば、お寺の目的が国家の安泰を願うものだと判るはず。

本堂の内部には靴を脱いで入る。人でごった返しているので、靴を脱がずに入口手前から本堂内部を撮影。

本堂を離れ、パゴダの建っているエリアに入っても仏像が祀られている。

現在のベトナムで漢字が使われているのはお寺と歴史的な建造物のみ。”南無阿弥陀仏”は日本人にもストレートに理解出来る表記。

記念撮影を行う人々が途切れるタイミングを15分程はかって、パゴダを近くから撮影。

お寺を出てから、西湖沿いにブラブラと歩いて西湖南側へ向かう。

ベトナム軍事歴史博物館

西湖から約15km、Grabカーに乗ってやって来たのは広大な敷地に建つベトナム軍事歴史博物館。

入館料は４万ドン（約240円）。

敷地に入って左手の屋外展示場に向かう。

フランス軍の装甲車

米軍の使用した多目的航空機で、これは複座機。

同型の単座機。多目的攻撃機として使用された”スカイレーダー”。

残骸の左にあるのは、アクション映画でもお馴染みのC-1輸送機。

F5戦闘機の奥にはチヌーク。今でも自衛隊が改修を重ねながら重宝している輸送ヘリコプター。

ベトナム戦争を語るに欠かせないヘリコプター・イロコイス。こちらの機種も改修を重ねて自衛隊が使用中。

米軍はヘリコプターと海兵隊の歩兵が中心と感じるが、実際には陸軍戦車も活躍。

多連装12.7mm対空機関砲もあったが、北ベトナムが南ベトナムに航空機での攻撃を行なったケースはあったのだろうか？

館内に入ると、mig21戦闘機と巨大なスクリーン。平和なベトナムの風景とそれを守るためには軍事力が必要という映像が流れる。

館内展示は時代毎に展示。

最初は古代の戦いの説明。

北方＝中国からの侵略に対抗した戦いが多く説明。

19世紀から第二次世界大戦までの時代は、日本軍の統治を挟んだフランス植民政策との戦い。

当時の武器も展示。

日本の敗戦により日本軍統治が終了したとの説明。

数々の戦闘が個別に説明されている。

そして”ベトナム戦争”の説明展示室に入る。

北ベトナム軍といわゆる”ベトコン”が使用した自動小銃＝AK47。破壊力の強い弾丸を発射するが、連射すると銃口が跳ね上がってしまい、空に向かって発射する様に! ※カンボジア・プノンペン編とベトナム・サイゴン編にmicが連射している動画あり。

米軍が使用したM1カービン”ガーランド”とM16″アーマライト”も展示。アーマライトは口径も小さく、反動も真っ直ぐ後ろにくるので命中率が高いライフル。micも昔、10発撃って、50ｍ離れた空缶３個に命中した程。

対空戦闘の展示コーナー。

そしてベトナムの歴史上最も重要な戦闘であり、自由主義諸国に衝撃を与えた”サイゴン陥落”のコーナー。

門をなぎ倒して南ベトナム大統領官邸に突入した戦車。サイゴン（ホーチミン市）の旧大統領官邸にあるのは別な戦車で、こちらが本物。ベトナムの国宝との事だが、micが高校１年生で見たあの時の映像は、自由主義が共産主義に負けた戦いとして今でも記憶に残っている!

解放勢力（実際には、北ベトナム軍が南ベトナムに入ると自動的に解放軍に編入）がサイゴンに侵攻した経緯が映像で説明されている。今では市街地に囲まれたタンソンニャット空港も当時は郊外。

そして最後はベトナム戦争終了後の戦いの展示。

「昨日の敵は今日の友」という格言があるが、逆も真なり。ベトナム戦争終結後は、覇権国家・中国との戦い。

スプラトリー諸島を我が物にしようと人工島を建設する中国との戦い。

国境を都合の良いように変更しようとする中国との戦い。

改めて、海洋資源やシーレーン確保のために尖閣諸島を守る対策を十二分に行う必要性を実感!!

昼食は軽め

軍事歴史博物館にはカフェが設置。サンドイッチなどは売り切れのようで、残っていたのはケーキひとつと肉まん３つ。

そこでアイスコーヒー（４万ドン）とウズラの卵の入った肉まん（２万ドン）で軽めの昼食。

博物館の屋内展示を見た後は、博物館右手の屋外展示場へ。こちらは北ベトナム軍が使用した武器が展示。

武器の多くはソ連製。戦車の左奥に展示されているのはMigではなくてスホーイ戦闘機。

時代遅れと言われたMig17戦闘機。説明板には、この機体が撃墜した米軍機数が示されているが、圧倒的に撃墜されたのはMig17というのが事実。

旅客機も展示。左側がツポレフで、右側がアントノフ。アントノフ製造の航空機は機体後方と尾翼が特徴的なので、すぐにソレと分かる。

戦車も展示。左側が第二次世界大戦で活躍したT34。いかに古い兵器がソ連から提供されたかが良く分かる。

Vin Fast

ホテルに戻るためGrabで配車依頼を行ったら、やって来たのは”Vin Fast”。ベトナム製の電気自動車で、実際に乗るのは始めて。

乗り心地は、micの愛車である車歴14年の軽自動車とは比べ物にならないのは言うまでもない。後席シートも広く、ヘッドレストもフィット。内装も豪華。難点を挙げれば、後席ドアの引き手が前過ぎて、ドアを閉めるのに相当な力が必要な事。

スピードメーター等は中央の液晶パネルに集約。時折、車内のアチコチからブザー音が鳴るが、バイク等が接近した警報の様子。

ター ヒエン ビアストリート

ホテルに戻って記事を執筆していると、すぐに夕刻。

ホテルから５〜600ｍ離れた飲屋街であるターヒエンに向かう。

飲屋街は人でごった返しており、狭い路上にもテーブルが並び、人々が飲食している。そんな場所にも車やバイクが入り込み、道路は通行人も交じってカオスな状態。

飲屋街の中心部より少し離れた店で夕食。

料理の種類は多い。メニュー表は両面記載で、片面だけでもこんなに沢山。

注文したのは、イカのガーリック炒め。

それとビア・サイゴン。※計３本

提供されたイカのガーリック炒め。イカより野菜の方が多い。

食べてみると、ピリリとした辛さ。よく見ると、生唐辛子も一緒に炒められている。薄い塩味で、ビールに良く合う旨さ。

こんな狭い路地にも車が通る。すれ違い時には路上のテーブルを移動。それでも２〜３cnの間隔ですれ違い。

お会計は、イカの炒め物20万ドンとビール（３万5000ドン）×３で、40万5000ドン（約2400円）。正にハノイの観光地価格!

ハノイ最後のMassage

ハノイ最後の晩にも昨晩と同じ店でマッサージ。

今晩は首肩中心にマッサージを受けるが、オイルを付けずに手指を滑らせるマッサージなので、効き目はイマイチ。指圧の方が効くので、その旨を伝えようかとも思ったが、明日は帰国、揉み返しを恐れて効き目の弱いマッサージで我慢。

請求額は受付時に言われたとおりの25万ドン。５万ドン札６枚を渡したら喜んでいた。多額のチップを請求するのが当たり前の店とそうでない店が混在。

オヤスミナサイ

ホテルに戻ると、時刻は21時過ぎ。残った”いいちこ”を飲みながら、ANAポケットでの動画視聴（明日の移動によるマイル獲得のエントリー）とアニメ観賞。

程よく酔も回り、22時30分にオヤスミナサイ!

《本日の歩行数∶1万3100歩》