《第9日目・9月22日》カトマンズ市内散策③

海外旅行

旅行中に執筆・投稿した”ほぼライブ版”はコチラ

Good Morning ! Final day.

夜中に1回目が覚めるが、朝は5時に起床。レストランのオープンは7時30分ということなので、7時過ぎに入口前のバルコニーで一服。すると、コーヒーを持って来てくれた。

そして、7時40分頃からユッタリとブッフェスタイルの朝食。

最後のカトマンズ散策に出発

9時にホテルを出て、タメル地区の奥へと歩を進める。

路地に入った所にある店に紅茶が並んでいたので、ヒマラヤンコーヒーはあるか? と尋ねると、「ある」との回答。

値段を訊くと、昨晩に別の店で聞いた価格の半分以下。購入を決定。

その後も店に並ぶ紅茶などを吟味。お茶を飲みながらの商談。

お土産をいくつか購入して、タメル地区を南に進む。タメル地区の中心的な交差点に入り、古い建物を見ると、35年前の記憶が少し蘇る。

カトマンズ旧市街の辻辻には祠。正に神々の街。

約2km歩いて、ダルバート広場に到着。

ダルバール広場

35年前は、このお寺の段々に座っていると、気持ちが良くなるタバコ(神経性十二指腸潰瘍の特効薬でもあった)や諸々なお薬のセールスマンが言い寄ってきたものだが、今やそのようなセールスマンは皆無。当然、タメル地区を覆っていた独特の薫りも感じられない。

地震でダルバール広場一帯は壊滅状態になったが、お寺も修復(新築)されている。

ここも世界遺産で、今や外国人の入域料は1000ルピー。

首にかける入域料支払い証明書

お寺の向いには「クマリの館」。クマリとは少女の生き神様。初潮を迎えて還俗するまで、1年に1回しか館を出られないとのこと。

入口を入った中庭は、こんな感じ。1日1回だけクマリが窓から顔を出し、それを見ることが出来れば幸運が訪れるとのこと。中庭で座っている人々は、いつ顔を出すか分からないクマリの登場を待っているのか?

「クマリの館」の隣には博物館。元々は王様の館。ここの入場料は入域料に含まれている。

中に入って最初の目にするのは、王様の謁見所。

展示自体は、ネパール建国以来の政治的な歴史が中心。

王様の館だった建物の裏の建物はギャラリー。

王様の館だった建物の裏側は、地震で破壊された箇所の修復中。工事現場の鉄柵にはクマリの写真。

ギャラリーと言っても、壁に掛かっているのは歴代の王の肖像画・写真。

博物館に隣接する広場は、観光客向けのマーケット。真鍮製の置物や壁掛、ネックレスやブレスレットを売っている。当然、値段は交渉。自分の部屋の中には既に同じようなモノがあふれているので(むしろ処分したい)、何も買う気にはならず。

この地域には多くのお寺が存在。

Shree Kaal Bhairav Templeに祀られている破壊の神様であるシバ神は人気で、多くの参拝者。

頭にはドクロの飾り、手には生首を持っているなど、おどろおどろしい姿。

ダルバート広場を出ると、古いマーケット街。人やバイクでごった返している中を車が通る。狭い道の多いカトマンズでは、日本の軽自動車を少しだけ大きくしたスズキ・マルチのアルト(排気量800cc)が大活躍。

ホテルで昼食&お昼寝

歩いてホテルに戻ったのは12時時30分。クラブサンドの昼食を食べながら、ここまでの”ほぼライブ版”記事を執筆・投稿。

14時から暫くは、今夜のフライトに備えたお昼寝。

タメル地区の両替店にはご注意!

昼寝の後、16時にホテルを出て、先程の商店に行き、追加の買い物。残り時間は、手持ち僅かなルピーと追加の両替額を計算しながらの行動。

買い物の後、マッサージ店に行き、一昨日に施術してくれたMr.Gangaの施術が受けられるか尋ねると、OKの返事。昨日は一旦Okと言われながらもハズレを引いてしまったので、「手持ちのルピーが少ないので、確実にMr.Gangaの施術が受けられるならば、両替してくる」と言うと、「大丈夫」との返事。

路地を出て、まぁまぁな両替レートを掲げている店で両替。事前に追加で必要なルピーを計算したところ18USドル両替すれば足りることが分かっていたので、18ドル渡して日本のパスポートを提示。

18ドルを受け取った店のオヤジが電卓を叩いて、こちらにルピーの額を示す。その表示額は1588ルピー。そのまま黙っていれば、その金額で取引終了だが、micはすかさず大きな声で「ハァ〜?!」と発する。すると、オヤジは電卓を叩き直して正解の2382ルピーを示し直す。

インド到着時に、若い日本人女性の2人組の一人が両替を済ませたところで、相方から「いくらになった?」と訊かれ、「分からないけれど、2万円でこれだけ」と札束を見せていたのを思い出す。空港の両替所でもキチンと両替レートと受け取った金額の確認が必要。※相手は人を見て搾取を考えます。特に日本人のグループ旅行客だと分かると、両替に限らず、カモにされやすいです。

最高のマッサージ

必要なルピーを確保して、90分間の至極の時間。

よく「人間は、五感のひとつを失うと、他の能力が飛び抜ける」と言われるが、正にその通り。店の名前であるSeeing Handが示す通り、見る事の出来る手。micの肩と首を数回撫ぜると、ピタリと凝り固まった場所をオイルを付けた手でスライドマッサージ。脚がよく攣る筋も、もう片方の脚を触って比較しながら、一発で確定。指圧とオイルマッサージのコンビネーションはスピード感・力加減が最高!  加えて、特に悪い箇所をマッサージする際には力加減が良いか確認するだけではなく、時折、雑談や冗談も交じるホスピタリティー。会計後にチップ300ルピーを渡した際には、micが今晩ホテルをチェックアウトするのを知っていながら、「また、マッサージさせてね」と一言。当然「そうなる事を願っていますよ」と返答。

Trip終了に向け、パッキング

18時20分にホテルに戻り、シャワーを浴びてから、荷物のパッキング。

本日に使用していたタオルや靴下などはゴミ箱へ。

割れ物(何だかは分かりますよね)は、持参したプチプチ梱包材に包んだ上で、衣類の間に押し込むと共に、隙間には弾力性のある土産物を収納。一部、ガラス製品も購入したが、これは機内持ち込み可能なのでバックパックへ収納。

スーツケースの重量を手持ちのスケールで計ってみたら22kg。従来、少しくらいの重量オーバーは見逃されていたが、コロナ禍後の厳しい経営状況(タイ航空は一旦経営破綻)ということもあって、厳しいチェックが想定されるので、重量のあるウエットティッシュや充電器などを機内持込み用のバックパックに移動。

全ての作業が終了したのが19時30分。その後は、チェックアウトの21時まで”ほぼライブ版”記事を執筆・投稿。

ホテルをチェックアウトして空港へ

空港への移動手段はホテルの送迎サービスを利用。事前に確認したところ、空港までのトランスポート料金は1000ルピーで、宿泊費などと共にクレジット決済可能とのこと。少し料金は高いが、空港までの移動料金がいくらになるのかを気にしないで残りのルピーを消費出来るのは気が楽。

ホテルの宿泊費はUSドル表示だったが、会計時にはネパールルピーに換算。宿泊料とレストランでの飲み食い、空港送迎の合計は19844ルピー。

ANAカード(VISA)で支払おうとするが、エラー表示。このため、口座にギリギリの残高が残っていたwiseのデビッドカードで決済。

財布に残っていた360ルピーをチップボックスに投入して、ホテルの送迎車に乗車。夜ということで道も空いており、約20分で空港到着。

空港ターミナル入口では、パスポートと航空券のチェックの他、荷物と身体のチェック。ターミナル入口前には、お見送りの人が多数。抱き合って別れを惜しむ姿も。海外出稼ぎで国を支えるという経済状況が示す光景。

タイ航空・バンコク行のチェックインカウンターはB7からB9。しかし、カウンターの上の表示はヒマラヤン航空。少し迷ったが、並んでいるうちにタイ航空の表示に変更。

出国手続に向かうと、外国人用の窓口には長い列。ネパール人用の窓口14に対して外国人用はたった2つなのが原因。

出国手続が終了して、セキュリテーチェックに向かう間に、なぜか待合室。

航空会社のラウンジもこの待合スペースに設置。このようなラウンジ配置は初めて。

喫煙所で一服。5箱持ち込んで、カトマンズで1箱買ったタバコの残りは、あと2本。

厳しいセキュリテーチェック

トレーにスマートフォンやモバイルバッテリー、そして脱いだ靴を乗せて、バックパックと共にX線検査機へ流す。その間、身体のチェック。X線ゲートは無事に通過しているが、手で身体を触ってのハンドチェック。ここでタバコの箱の中に入れておいたライターは没収。

一方、スマートフォンなどを乗せたトレーは無事に通過したものの、バックパックについては、中に入れておいたショルダーバックも含め、中身を全て取り出してのハンドチェック。それに加え、取り出したライトや空になったショルダーバック、バックパックを、都度、X線検査機に通過させるという念の入れよう。セキュリテーチェックの列がなかなか進まないのも納得。

そして、搭乗ゲートが6つある搭乗待合室に入ったのは、搭乗開始1時間前の22時45分。待合室のスペースは、2ゲート分程度。大変な混雑で、床に座り込む人も多数。

喫煙所があったので、一服。天井や壁に設置された(はずの)換気扇の数は10だが、動いているのは4つのみ。

もげていたり、穴だけ残っていて吸い殻が押し込まれた換気扇設置スペース。

出発便の案内表示を見ると、中東行が多い、昔は傭兵として英国軍に雇われる「グルカ兵」が有名だったが、今や中東での労働が海外出稼ぎの中心。

搭乗開始予定時刻まで約30分。本日の”ほぼライブ版”投稿はココまで。

【本日の歩行数:23036歩】

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