【詳細版】第7日目 ウブドからクタビーチへ移動

《令和7年(2025)4月8日》

旅行中に執筆・投稿した「ほぼライブ版」はコチラ

おはようございます

Bali yes チャーターカーのピックアップ時刻は8時30分なので、昨晩は、2時間前の6時30分にアラームをセット。しかし、目が覚めて時計を見ると、7時ちょっと前。アラームに気が付かず!

シャワーを浴びて、室内に散らかった荷物をパッキングしたら8時。この時間から朝食に出かけることは諦め、8時20分に部屋を出てホテルの入口に。しかし、予想どおりレセプションには誰もいない。大きな声で呼び掛けると、別棟の上階から見覚えのあるスタッフは顔を出したので、「ルームキーは部屋の机の上に置いてあるよ」と告げて、チェックアウト。

Bali yes チャーターカー

ホテルの門前で一服していると、声をかけてくる男性。ホテル前は道が狭いので、車は少し離れた場所に停めたとのこと。本日のチャーター料金は、遠距離移動が無いので、5000円(日本円払い)。

ゴアガジャ

ホテルを出発して約40分。ゴアガジャに到着。ゴアとは洞窟、ガジャとは象という意味とのこと。

元々は11世紀頃の仏教伝来時に、王様の瞑想場所(その後は仏教僧の瞑想場所)として造られた施設で、洞窟は20世紀になって、沐浴場については西暦1954年にそれぞれ発見され、西暦1979年に発掘された遺跡。現在はヒンドゥー寺院となっているということ。

入口の注意書。中国語や韓国語ではなく、日本語なのが嬉しい!

丘の上の入口で入場料5万ルピア(約500円)を支払い、遺跡には階段を降りていく。

瞑想の前に身体を清めた沐浴場。

脚が露出する服装の人は、貸し出されたサロンを腰に巻いて入場することが必要。

洞窟の入口が独特。

洞窟は、奥行き10m位で左右に分かれるT字型。突き当たるまでの両側に窪みがあるが、それは休息用の場所。

そして突き当たって左右に伸びる場所にある窪みが瞑想場所。

突き当たって左奥にはガネーシャ像。

そして右奥にはリンガ。大きなモノは男性を、それを取り囲む小さいモノは女性を、それぞれ象徴。3つあるのはヒンドゥー三大神(ブラフマー:創造神、ビシュヌ:維持神、シヴァ:破壊神)を意味しており、中央が最も人気のあるシバ神のリンガ。

洞窟と沐浴場の奥には建物が立ち並んでいるが、それらはヒンドゥー教寺院としての祭りの際に生贄や供物を準備する場所。

なお、駐車場から出る際には駐車料金5000ルピア(約50円)を支払い。

ティルタエンプル寺院

次のティルタエンプル寺院に着いたのは10時過ぎ。こちらの拝観料は7万5000ルピア(約750円)。ティルタとは聖なる水、エンプルとは泉という意味。

寺院の入口左の丘の上に建つ建造物は、スカルノ元大統領の別荘で、別荘本館とは橋で結ばれた「離れ」。ここにスカルノ大統領と妻達(テレビに良く出る人は6番目の夫人)が滞在したとのこと。現在は国有化され、迎賓館として活用。ガイド氏が言うには、スカルノ失脚の際に妻の多くはスカルノ氏を支えたものの、6番目の夫人はインドネシアから逃亡したため、すこぶる評判が悪いとのこと。※”デビ”とはインドネシア語で”夫人”という意味

寺院に入るには、服装の如何によらず腰にサロンを巻くことが必要。沐浴する人は緑色のサロンを着用。

正面の割れ門の前には、沐浴する人が納めた供物。

その横には沐浴の心得。左がインドネシア語で、右がバリ語。沐浴の服装規定、供物を捧げなくてはならないこと、石鹸等を使ってはいけないこと、等が記載。ちなみに、バリでは日常会話はバリ語、学校教育など公的な場ではインドネシア語が使われているとのこと。フィリピンと同じ。

沐浴場は3つに分かれており、左が「浄化」真ん中が「魔除け」右が「修復」の作用があるとのこと。micも指先だけ水に入れてみたが、鯉も泳いでいた。

「浄化」の沐浴場は欧米人が列を成していた。自らの穢れを認識しているのだろう⁈
「魔除け」と「修復」の沐浴場

沐浴場のすぐ上には聖なる水が湧き出る泉。ここから沐浴場に水が落ちていく。湧き出る水の量は、天候や季節に左右されず、一定量とのこと。

写真では分かりにくいが、中央の薄緑色の場所から水が湧き出ている

泉の奥には、水の神様でもあるビシュヌ神を祀る本殿。信者以外は立ち入り禁止。

出口に向かう途中には風変わりな噴水の池。鯉がたくさん泳いでいた。

一般客が寺院から退出するには、約100m程の土産物屋通りを抜けることが必要。ガイド氏は別ルートから先に駐車場へと向かう。

途中の土産物屋の女性が、売っている服を指さして、日本語で「ごまんルピア」と言っている。モノは違うものの一昨日購入した服はもう少し値切って買った方が良かったかな?

事前にチャーターカーの会社に示していたクタまでの途中立ち寄り先は2カ所のみ。まだ、11時を過ぎたところなので、ガイド氏から「滝」への立ち寄りのお誘い。脚に不安がある旨を伝えると、下まで降りずに見物出来るとのこと。

テゲンヌガンの滝

で、追加で立ち寄ったのが、テゲンヌガンの滝。

見物料は3万ルピア(約300円)。土産物屋や料理店の間を抜けて展望場所へと進む。

記念撮影ポイントから滝が見えるが、丘の斜面を下って滝に辿り着くには少なくとも2kmは歩くことが必要な様子。

滝壺で泳ぐ人々も見えるが、泳ぐのは、殆ど欧米人とのこと。

滝の下流に架かる吊り橋の床はガラス張り。怖さのあまり途中で動けなくなって、泣き出す女性もいるのだとか。micの弱い脚では橋にまですら辿り着けない⁈

昼食

昼食場所はガイド氏に任せて、連れて行かれたのが、滝から約10分のレストラン。

駐車場係の他、車を降りた客に日傘をさす係、入口で髪に花をさす係と、高級感(=高価格)アリアリのレストラン。

客席も豪華な造り。客層は、欧米系8割で、中華系やインド・アラブ系がチラホラ。ガイド氏は「車で待っています」と言うが、ひとりで食べても味気ないので、店内に同行させる。

左手の噴水池で冷やされた風が心地良い

メニューを見ると、やはりウブドのカフェの5割増しと言った感じ。

注文したのはナシゴレンとビンタンビール。ガイド氏もナシゴレンとオレンジジュースを注文。

出てきた料理の見栄えは豪華。しかし、味の方は至って平凡。

インドネシアでは珍しく、オシボリも出てきた

お会計は33万ルピア(約3300円)。

Hotel ZIA Bali

途中、スーパーマーケットでクルッポ(エビ揚げせんべい)などを購入して、ホテルに着いたのは2時過ぎ。

実際に乗車した時間は6時間程度だが、契約していた8時間分のチャーター代5000円とチップ5万ルピア(約500円)を渡して、ガイド氏とはお別れ。

このホテル、料金はウブドのホテルと同程度(1泊3500円前後)だが、高級感は感じられる。

室内禁煙だが、通路に喫煙所があるのは有り難い(部屋から10m)。

室内も綺麗だし、金庫もある。

これまでのホテルのベッドの上掛けはシーツ1枚だったが、毛布が完備。ベッド脇には電話器も設置、バリでは初めて。

シャワールームもガラスで仕切られており、水がトイレに飛び散る心配もなさそう。

冷蔵庫も完備。

と言うことで、バリに来て一番良いホテル。

屋上のプールサイドで寝転び、取り敢えず、本日の記事見出しと写真をアップロード。

夕食は、高級レストランからの持ち帰り

本記事を執筆したり、付近を散策したりで、気付けば夕方。

身体も疲れているので、夕食&晩酌はホテルの部屋で採ることに。

以下が今晩の夕食と晩酌。

高級レストランの持ち帰りバック。他の客が持ち帰るを見て、欲しいと思っていた。代金は4000ルピア(約40円)。

店内のメニュー。注文したのは左下に表示されているCombo GARLIC CHICKENのブラックペッパー味。税込で8万2000ルピア(約820円)。

高級店の外観。

ついでにビールを高級コンビニで購入。320ml缶が2万5000ルピア(約250円)程度と、他の地域より高い。おでんも売っていたが、このクソ暑い中で食べたいとは思えず。

改めて、夕食&晩酌メニューのご紹介。

左のビンタンビールはレモン味で、右がレギュラー。そしてコーヒー農園で買ったアラックとホテルの部屋にあったガラス瓶入り飲料水。そしてインド旅行以来持ち歩いている折りたたみ式携帯カップ。

お弁当の左上の緑色の食べ物は、なんかの葉っぱをパリパリに揚げたもの。塩が効いていて韓国海苔みたいな食感。

左下がチキンの甘辛炒めといった料理で辛さは控えめ。

右下は牛丼のアタマ。日本のものより濃い味付で黒胡椒が効いている。酒の肴にはピッタリ。

ということで、今晩はモバイルフォンでアニメを観ながら、ひとり宴会。

2日に渡って飲むはずだったアラックの瓶も空。気付けば時刻は午前零時、何年かぶりの夜更かし。この記事をモバイルフォンで入力するにも誤入力ばかりで時間が掛かる。

それでは、オヤスミナサイ!

《本日の歩行数∶1万9900歩》

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