《令和7年(2025)4月6日》
おはようございます
朝は7時30分に起床。久々に 、夜中に目覚めることも無く、質の良い睡眠。腕に装着しているPolar(活動量計)も「良好な睡眠」と表示。
起床後は、テラスに出て、コーヒー飲料やタバコを嗜みながら、モバイルフォンでニュース等をのんびり見て、マッタリとした時間。
気付けば、9時30分。そろそろ外出でもしようか、といったところ。

遅めの朝食です
シャワーを浴びて、10時に外出。
ホテルから徒歩2分程度のカフェ。


道路に面した席に座ると、目の前にはたわわに稲穂を実らせたライスフィールド(田んぼ)。
ブレックファーストメニューの中から目玉焼き・ベーコンのプレートとアイスレモンティーを選択。「目玉焼きは両面焼きでお願い」と言ったが、若いウエイトレスは理解出来ない様子。奥から別のスタッフが出てきて要望が伝わる。

カリカリに焼かれたトーストを噛りつつ、目玉焼きやベーコン、焼きトマトを食すが、絶品だったのはベーコンの下に隠れた焼きマッシュルーム。ニンニクの風味の効いた醤油の味付と言った料理。これだけで酒が進むはず。

のんびりとした朝食タイムは1時間。時がゆっくり流れていくが、退職後の身としては「今後の人生もこうだったら」と、若干の不安感。
お会計は、8万8550ルピア(約880円)。10万ルピア札を渡して、お釣りは1万1500ルピア。
街歩きに出発
結局、ホテルを出発したのは正午。
プリ・ルキサン美術館
入口脇の日陰に入り、Trip.comからオンラインで入場券を入手(523円)。しかし、チケットを改められることも無く入場。退場時に自ら係員に「チケット持っているけれど」と声掛けしたが、「そうですか」といった対応。

正門から入って、階段を昇ったところにある蓮池を越えると、4つの建物。

一番奥の建物は、古い美術。絵画のみならず、木像も展示。

屋外の東屋では伝統的な絵画の実演。

次に正面右手にある重要文化財的な展示館。

ガムランの楽器も展示。

正面左手にある若い芸術家の作品展示館に入ると、他の展示館の作品とは明らかに画風が異なる。


若い芸術家の作品展示館の隣には作品販売の展示館。小さい絵画で200〜300USドル(約3万円〜4万5000円)、A3サイズで500〜1000USドル、1m✕80cm大だと3000〜5000USドル。

美術館を出て、次の目的地へ。
ウブドと言うと、のんびりとした芸術の村というイメージだが、実際には観光客と車・バイクであふれる観光地。休日の鎌倉をイメージすると合致。

サラワスティー寺院(Ubud water palece)
とても有名な観光場所とは思えない入口なのがサラワスティー寺院。看板には寺院名ではなくUbud water paleceと記載されていたので、入口で「サラワスティー寺院ですよね?」と訊くと、「そうだけれど、寺院には入れません」との返答。入場料は6万ルピア(約600円)。

この寺院に入場するには、白い布を腰に巻き、頭に宗教的なハチマキ、そして紫色の羽織を着用することが必要。入口でスタッフが羽織以外は着用させてくれる。
中央通路の両側にある池からは噴水が立ち上がる。

一番奥の門の前では、スタッフが写真を撮影してくれる。

micも記念に1枚。

Art street
サラワスティー寺院の右隣は、Art street。

長さ約400mのstreetには、確かに美術品と呼べる物を売っている店もあるが・・・


圧倒的に多いのが服屋と土産物屋。

歩き疲れたのでカフェで一休み。

アイス・アメリカーナの料金は3万ルピア+1500(税金?)≒315円。タバコが吸えるのが有難い。

小休憩の後は、立ち並ぶ店を物色。以前、ジャカルタで購入したシャツがコロナ禍で太って着れなくなったので、他の衣類と合わせて購入。店のおばちゃんの言い値は合わせて45万ルピア。渋っていると「買値を示せ」と言って来るので、ジャカルタで購入した際の値段5万ルピアに約5年の物価上昇を考慮して、2着で20万ルピアを提示。当然「それでは売れない」と言いつつ、2着で30万ルピアを提示してきたので、それで合意。
旧王宮
続いて訪れたのは旧王宮。昨日、ガイド氏から聞いたが、既に王政は廃止されているが、その子孫は人々から尊敬され、ウブド1の資産家ということ。
なお、入場料は無料。




メイン通りに面した閉鎖されたゲートの前には今晩催されるレゴンダンスの案内(朝のまったり時間にオンラインでチケット入手済《913円》、看板には10万ルピアと記載されているので、ほぼ定価)。

ショッピングストリート
王宮の斜め前には、約400mのショッピングストリート。

ジャコウネコに食べさせて、そのウンチから散り出した高級なルアックコーヒー。
値段を訊くと、電卓を叩いて15万ルピアを提示してきたので渋っていると、「買値を示せ」と言うので、電卓に10万ルピアを入力すると、合意成立。5万ルピアを入力すれば良かったかも⁉

ルアックコーヒーの下には、微妙な形の栓抜き。あちらこちらの店で売っているが、こんなの買って帰ったらヒンシュクを浴びること間違い無し。

ウブドでUber使えます
暑さと路面の悪さで脚は疲労困憊。ホテルに戻るには急な坂道を昇る必要があるので憂鬱。道路を走るUberバイクを良く見かけるので、試しにUberアプリで自動車を検索してみたら、数台がヒット。地元のタクシー業者に排除されているため、ウブドではUberカーは使えないという情報がネット上で多く見られるが、特に問題無く使えた。約1kmの乗車料金は5万8700ルピア+チップ2000ルピア(約600円)で、東京のタクシーとほぼ同価格。
脚が攣りました
ホテル前でUberカーを降り、朝食を取ったカフェで一休み。アイスレモンティーとチョコクロワッサンが遅めの昼食と言うより、おやつ。料金は4万5050ルピア(約450円)。
支払いのため席を立とうとしたら、左脚の太腿、そして右脚の太腿までが攣ってしまった。幸い軽い攣りで直に復活出来たが、すぐに部屋に戻って「ツムラ68番」を服用。

ダメなマッサージ
脚が攣ったので、ホテル近くのマッサージ屋へ。メニューにはフットマッサージ1時間が11万5000ルピアと記載されているが、それは膝から下のマッサージで、太腿までのマッサージならば14万ルピアとのこと。とにかく脚が再び攣っては大変なので、その金額で了承。

脚のマッサージを受けながら本記事を途中まで執筆・投稿。
肝心のマッサージだが、オイルを付けて擦るだけ。「もっと強く!」と言っても、力は弱く、ツボも外れている。しないよりはマシと言ったマッサージ。おまけに会計は言い値より高い14万5000ルピア(約1450円)。チップも渡さず、二度と行かない!
ウブド旧王宮でのレゴン・ダンス
旧王宮で日曜日に催行されるレゴン・ダンスの開演は7時30分。
7時にGrepバイクを手配。旧王宮までの料金は2万2100ルピア+チップ2000(約240円)。
旧王宮に着いたのは7時15分。入口でオンライン購入したチケットのQRコードをかざし、パンフレットを受け取って入場。


既に客席には大勢の観客。写真撮影の際に気兼ね無く腕を上に伸ばせられる最後部に着席。

席は鉄製のベンチ。このまま長時間座っていては腰痛再発が必至。そこでAmazonで購入しておいたエアークッションが活躍。

楽器の演奏者が入場してきたのは開演予告時刻より遅れた7時35分。その後、7〜8分は楽器演奏のみ。この演奏は、Tabuh Jaya Smara. 切望する希望を抱きしめるための愛の高まりを表現。

その後、各パートのダンサーが演目を披露。パンフレットによると演目は8つ(一つ目の演目は冒頭の演奏のため、ダンスは7演目)。
第1幕は、Tedung Agung Dance(Welcome Dance):バリ文化を支え祝福する「傘」を想起。

第2幕は、Baris in Grroup(Warrior Dance):戦士の踊り、戦いに向かう準備を表現。

第3幕は、The Legong Supraba Duta of Mahabrata Epic:マハーバーラタ叙事詩の寓話で、伝統的なレゴン・ダンス。

パンフレットに記載された第4幕(Tabuh Catur Angurip:バリ哲学の人間の在り方を表現)は、写真も動画も残っていないし、記憶にもない。スキップされたのかも?
第5幕は、Taruna Jaya Dance:バリの若者が経験する特徴的な気分の変化を表現。

第6幕は、Topeng Arsa Wijaya Dance:優しく寛大な仮面と頑固な仮面を表現。

第7幕は、Tari Kreasi Garuda Wisnu:ビシュニ神が、自らの象徴である聖水を巨人の手から取り戻すため、ガルーダに乗って奮闘する事象を表現。

演目6つ目 レゴンダンス第7幕(最終)の途中で退席。これだけの観客(それも外国人多数)が一斉に退席したら、付近でGrabはおろかタクシーも捕まらない。実際に、レゴンダンス第5幕目終了あたりから家族連れを中心に退席する人がチラホラ。
ホテルへの帰り道は、幹線道路からホテル前へと続く路地に入る場所が急坂の登りで路面はガタガタ。バイクの後席では振り落とされる心配があるので、料金には拘らずにGrabカーを選択。ちなみに料金は5万8700ルピア+チップ2000(約600円)。
夕食&晩酌
ホテル前でGrabカーから降りて、朝食とおやつを食したカフェに直行。スタッフが「あいつ又来た」という顔でお出迎え。
ここのカフェで提供するアルコール飲料はビンタンビールの小瓶のみ。注文したのはサテーアヤム(焼鳥)の御飯抜きとナシゴレン。注文後、別のスタッフが「サテーアヤムは御飯抜きでも料金は同じですが、良いですか?」と確認。御飯抜きで注文するのは毎度の事で、それは折り込み済。



道路に面した席の椅子は腰が深く沈む椅子(写真左の黄色い椅子)で、食事するには腰に負担が掛かるので、店内の席へと移動。

サテーアヤムは7本。手前のソースがピーナッツソースでサテーの基本ソース。奥のがチョット甘い醤油と言ったソース。ピーナッツソースを基本にいただく。

ナシゴレンに付いている串は、チキンと海老。提供されるナシゴレンには、チキン、シーフード、ベジタブル、そしてスペシャルの4種類あり、スペシャルはチキン&シュリンプ。このため注文したスペシャルの付け合わせもチキンと海老の串焼き。

ビール3本目を注文したのが9時30分。スタッフが「お伝えしたい事があるのですが」と言いつつ、9時50分に閉店とのこと。「まだ20分あるから大丈夫」と言って、3本目のビールを飲みつつ、ナシゴレンを完食。
お会計は、25万3000ルピア(約2500円)
おやすみなさい
ホテルに戻って、タレ瓶入りのウイスキーを飲みつつ、ココまでの記事を執筆・投稿。時刻は、もうすぐ11時。
明日は、8時にピックアップなので、そろそろ眠ることに。
それでは、ツムラの68番(攣った時もしくは予防薬)を飲んで、オヤスミナサイ!
《本日の歩行数∶1万7900歩》
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