【第13日目:6月15日】
Good morning !
カイロ出発まで2時間あるが、眠気覚ましにタバコを一服したいのでラウンジを退出。すると目の前にラウンジの喫煙室。コーヒーメーカーも設置されている。ココで一服しながら、モバイルフォンにダウンロードしておいたコミックを読んで、30分。

ラウンジが設置されているのはカイロ空港のEエリア。東京行きエジプトMS964の出発はFエリアの7番ゲート。どれ程の距離があるかも分からないし、ボーディングパスには搭乗開始時刻が出発の1時間前と記載されていることもあって、出発時刻の1時間30分前にラウンジを退出して搭乗ゲートへ向う。

約15分歩いて、搭乗ゲート前に到着すると、搭乗ゲート前でセキュリティーチェックが行われている。ラウンジから水のペットボトルを持ち出してきたが、容量オーバーで没収確実。取り敢えず、ブタペストからカイロの間で空になったタレ瓶に90cc程移す。そしてペットボトルに残る水も100cc未満に調整してペットボトルを小さく潰す。これらを酒類のタレ瓶が入っているジップロックに入れて、セキュリティーチェックの通過を試みた結果、無事に通過。

東京・成田行きMS964
セキュリティーチェック通過に45分かかり、機内に入ったのは出発時間20分前の零時10分。
予約時に有料で確保していた33G席(中央列の右側)に行くと、左には日本人カップルが着座している。これで12時間の苦行が始まるかと思いきや、航空機が動き出す前にカップルが他へ移動していった。

実は、ブタペストのラウンジでシャンパンを飲んでいた時にエジプト航空からのメールを着信。その内容は、カイロ-成田間の座席について、隣が空席の席は100USドル(約1万6000円)、3席占有は180USドル(約2万9000円)でのオファー。先日届いたビジネスクラスへのアップグレード(480USドル)よりは手が届きそうだが、こんなオファーが来るくらい機内は空いているという事。運を天に任せた結果、180USドルの価値が付いた3席占有!

航空機は定刻どおり零時30分にターミナルを離れ、その15分後には離陸。
離陸後、安定飛行に移ると、アメニティグッズは配布さてる。ポーチの中身は、機内用ソックス、歯ブラシ、小さなボールペン。

離陸後1時間で地中海を抜ける位置。今後は、カスピ海を拔けて、砂漠地帯を横断するルート。

ここで機内食の提供。水やジュースもほぼ同じタイミングで提供され、ブタペストからの便とは大違い。水の入った紙コップにはタレ瓶からウォッカを注ぎ、機内食の肉と野菜がおつまみ代わり。ウォッカの後は、つぶしたペットボトルの水とタレ瓶入ウイスキー。アルコール度数40%の酒類合計が250ccとチョット足りない感じだが、ほろ酔い気分にはなれる。

機内食を食べた後は、オヤスミ時間。3席占有出来てもスペースには限りがあるし、身体が通路にはみ出してもいけない。当然、脚を曲げて横になる必要があるが、曲げすぎると脚が攣りそう。頭の位置をギリギリまで端に寄せて、脚のスペースを確保。

途中、トイレに行くために靴を履く際、右太腿が軽く攣ったので、そのままギャレーで水をもらってツムラ68番を服用。窮屈ながらも横になれたので、合計6時間近くは眠れたようだ。
眠りから覚めると、航空機は北京上空。成田空港まで3時間。

成田空港まで2時間を切り、日本のEEZに入る頃に”朝食”が配布。日本時間だと16時。エジプト時間でも10時。朝食というより”ブランチ”ですね!

そして、日本時間18時6分に成田空港に着陸。入国審査、免税タバコ購入、預入荷物受取を済ませ、19時には税関を通過して到着ロビーに。

約14時間ぶりにタバコを一服して、JAL-ABCカウンターから自宅近くのヤマト運輸営業所にスーツケースを送るが、営業所のコードが分からない(最近、変更された営業所名がシステムに反映されいない様子)とかで時間を要し、発送は終了したのは19時35分。19時39分発のスカイライナーには間に合わず、20時発で日暮里駅へと向う。
後は、JR京浜東北線とバスを乗り継いで、自宅に戻るだけ。「お家に帰るまでが遠足です」の言葉を心に、気を抜くことなく自宅へ向う。
長年、勤めが満了した際には「世界一周」を夢見ていたが、昨今の円安、更にはアメリカ、特にニューヨークの狂気じみた物価高騰のため「世界一周」は諦めせざるを得なかった。機会に恵まれればニューヨークには一度行ってみたい。
そのためにも、そろそろ無職は卒業しなくては! 職探しに本腰を入れよう!
ココまでお読みいただき、またコメントもいただき、どうもありがとうございました。詳細版には動画やパンフレット等のスキャン画像をアップロードするので、そちらもお楽しみいただければ幸いです。
《mic》
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