《ほぼライブ》エジプト航空でカイロへ

【第12日目:6月14日】

Jó reggelt!(おはようございます)

朝は7時に目が覚める。昨日の弱〜いマッサージも疲れた身体には効いたようで、脚が攣ることもなくシッカリとした睡眠。

朝食(多分、これが中央ヨーロッパにおける最後の食事)もシッカリと摂取。

右上の一見ポテトパンケーキに見えるのは、只の食パンフライ!

朝食後に一服して、3ブロック離れたスーパーマーケットへ。昨日、酒類が提供されないエジプト航空の機内用に買っておいたフィンランド産ウォッカを飲んでしまった(3分の1は床にこぼしてしまった)ので、その補充。

入口脇の酒瓶が並ぶショーケースは、店内に入るとレジカウンターの後ろ。酒を手に取って見ることは出来ず、店員に声を掛けて取ってもらうしかない。

最近、フランスをはじめとした西ヨーロッパでは”おにぎり”が人気だそうだが、ここブタペストでもアジアン・ストリートフードの店で見かけた。カップヌードルがカフェのメニューにあるなんて初めて見た。

今朝はまだ開店前。一応、コーヒー等がメインのカフェです。

部屋に戻り、ウォッカをタレ瓶に移すなど、出発準備に取り掛かる。

ホテルをチェックアウトして、リスト・フェレンツ空港へ

ホテルのチェックアウトは10時45分。部屋の鍵&カードとエアコンのリモコン(チェックイン時に貸し出された)を返却するだけで完了。

ホテル入口前で写真を撮って、目の前の駅から地下鉄に乗車。プラットホームに降りるエスカレーター入口には検札係員。パスポートを見せて通過したが、チェコのプラハ到着以来、初めての検札!

地下鉄で2駅先のバス乗場。飛行機のマークがついているので、一目で空港行ということが分かる。

写真を撮っていたら、バスは出発してしまった。しかし、次のバスはすぐにやって来る。7〜8分間隔で発車している感じ。ここでも乗車時にパスポートで年齢確認。無料で乗車出来る65歳以上であることが確認出来ると、若い女性係員は「ドウモアリガトウゴザイマス」と一言。

バスは連結式で、車内は電車のよう。ただし、スーツケースなどを収納するスペースは無い。向かい合わせの席に座り、席の間にスーツケースを滑り込ませる。

リスト・フェレンツ空港

渋滞も無く、バスは約30分でリスト・フェレンツ空港に到着。

バスが到着したのは1階の到着ロビー前。市内に向かうバス乗場もココ。

2階に上がると、チェックインカウンターが並ぶ出発フロアー。ターミナルはAとBに別れているが、そのAのチェックインエリアはこれが全景。

カイロ行エジプト航空のチェックイン開始時刻は12時40分。

チェックイン開始まで30分あるので、空港外れの喫煙所で一服しながら、タレ瓶に入り切らなかったウォッカ少々を飲んで、時間調整。

これが空港全景。日本の地方空港程度の大きさ。

この空港で、中部ヨーロッパともオサラバ。エジプト航空のオペレーションがちょっと心配。

チェックイン時刻になったので、カウンターに赴くと既にチェックイン待ちの列。カウンターで、アアでもないコウでもない、とやり取りする乗客がいて、列はなかなか進まない。チェックインに要した時間は30分。

ボーディングパスを手に、セキュリティーチェックを通過。免税店には、お菓子などと共にハンガリーの酒が並ぶ(当然に空港価格)。

両替所で、マイナー通貨のフォリントを米ドルに交換。3000フォリント余が8ドル。

ターミナルAのラウンジに到着。しかし、受付で入室を断られる。その理由は、ターミナルAはシェンゲン協定国へのターミナルで、ラウンジもシェンゲン協定国に行く乗客用。シェンゲン協定国以外に向う乗客はパスポートコントロールの先のターミナルBに行く必要があり、そこにラウンジもあるとのこと。

そう言えば、出国審査はまだだった。すっかりパスポート審査無しでの国境通過に慣れ切ってしまっていた!

で、出国審査を通過してターミナルBのエリアへ。

トイレの蛇口がおもしろい。真ん中で手を洗い、左右のバーの下で乾かす。ダイソン製だった。

ラウンジに入る前に喫煙所で一服。陽射しはキツイが湿度が低いので、日陰に入れば心地良い。

ラウンジに入る。中は、ダイニングスペースとバースペースに分かれている。当然、バースペースに着座。

ダイニングスペースには韓国製カップラーメン、バースペースにはスペシャルドリンク(ジントニックが6€!)が、それぞれ有料サービス。そうした有料サービスメニューの間に無料サービスメニューもある(分かり難い筆記体表示で、ワインとシャンパン、ビールがあった)。先ずは、ビールをいただく。

ダイニングスペースのフードコーナー。ココでオリーブやピクルスといった酒のツマミをチョイス。

バースペースに戻り、シャンパンを飲みながら、本記事を執筆・投稿。※当然、1杯では済まずにオカワリ!

外を見ると、搭乗するエジプト航空機が到着。

MS752、カイロ行

出発30分前にラウンジを出て、一服してから、すぐ下に位置する搭乗ゲートへ。既にビジネスクラスの搭乗中で、すぐにエコノミークラスも搭乗開始。当初の出発予定時刻は15時40分だが、15時30分に変更。たった10分の変更だが、航空機は15時30分にターミナルを離れる。想定外の正確さ!

機内は、ほぼ満席状態。機種はボーイング737-800で、座席前にモニターは無くて天井からの吊り下げ式。micの座席は少しリクライニングしていて、アップポジションに直しても直ぐに1ノッチ程度リクライニングしてしまう。客室乗務も分かっているのか、着陸時の座席チェックの際にも何も言われなかった。

離陸後1時間で機内食がサービス。ただし、飲み物は一切提供されない。

チキンはパサパサで薄味。万能調味料をバックパックから取り出すのを忘れていたため、マッシュポテトに付いていた濃厚なタレを付けて食す。サラダはオリーブの塩加減が良く、酸味の強いチーズとの相性も良かった。

そしてデザート。通常、デザートには手を付けないが、中東のお菓子に興味があったので、少々いただく。見た目は”あんこサンド”のコノお菓子、少し風味は異なるが大豆の皮が少し残った正真正銘”あんこサンド”。甘みが強烈な中東のお菓子なのに、甘みは少なくて美味しかった。

食事が終わる頃にコーヒーがサービス。本当にコーヒーだけで、水を求めたら「後で!」との反応。「後で!」と言うのは、「後で持ってきます」ではなく、「後で注文しろ」という意味。

トイレに立った際、最後尾のギャレーにいた乗務員から紙コップとミネラルウォーターを入手して、やっとウォッカをいただく。

航空機は、ブタペストを出発してから3時間半で着陸態勢。

その後、カイロ上空を東から西に向って飛行している事が天井モニターで分かる。つまり高級機の左側はカイロ南方ということ。「運が良ければ見える」と言われているが、傷だらけで薄汚れた窓から夕日に照らされた四角錐が3つ、ハッキリと視認。

カイロ空港

航空機は19時45分に着陸。いわゆる「沖止め」で、ターミナルまではバス移動。外気温は31度と案内されていたので、汗みどろになる覚悟で機外へ出ると、意外に暑さを感じない。陽も傾いているし、何より湿気が無いのが理由のようだ。

ターミナルに入ると直ぐの場所に喫煙所。当然、ココで一服。

到着フロアーにあるエジプト航空の乗り換えカウンターに行き、パスポートとブタペストで発行されていたボーディングパスを提示すると、そのまま横のエレベーターに乗れとの指示。エレベーターに乗る前と降りた後でそれぞれパスポートとボーディングパスをチェックされたものの、セキュリティーチェックも無く出発フロアーへ。

そして、ラウンジで一休みしつつ、本記事を執筆・投稿。

イスラム教の国なので、航空機同様に酒類の提供は無し。中東名物のデーツ(ナツメヤシの実)があったので2粒いただく。干し柿の甘みを強くして酸味を抜いた感じの味。中に種が入っているので注意!

ピーナッツみたいのがデーツの種

おやすみなさい、とはなりません。

本日は、夜を徹してのフライト。カイロは14日の22時だが、日本は15日の午前4時。

これ以降、成田空港行きエジプト航空・MS964への搭乗などは最終日のページに記述。

《本日の歩行数・1万歩には届きそう》

コメント

  1. 京の弟子 より:

    ご帰国モードに入られましたか。長い空の旅になりそうですが、機内を含め最後まで良い旅をお過ごしください。無事にご帰国されることをお祈りしてます。

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