《ほぼライブ》ウイーン#3

【第8日目:6月10日】

Guten Morgen(おはようございます)

朝は7時に目覚める。3時30分頃と4時30分頃に半覚醒状態にはなったものの、脚が攣ることもなく、ある程度は眠ることが出来た様子。

ホテル向かいの自販機でホットチョコレート(2.5€・425円)を購入。

ホテル玄関脇の喫煙所で、ホットチョコレートを飲みながら朝の一服。

部屋に戻り、明日のブタペスト行チケットをOmioで購入。1万円近い価格の運行会社もあるが、選んだのは前回同様にREGIOJET。上級席へのアップグレードと手数料込みで4498円。すぐにVISAカードからの利用案内メールを受信。

ウイーン最終日の出撃

シャワーを浴びて、身支度を整え、9時過ぎにホテルから出撃。なお、ネット情報を鵜呑みにして、昨朝は枕の上に1€コインを置いておいたが、部屋のクリーニング後もそのままだったので、今朝は何も置かず。

ベルヴェデーレ宮殿

最初に向かったのは、これまでトラムに乗って何度も前を通り過ぎていたベルヴェデーレ宮殿。

ここは現在、絵画を中心とした美術館。

門を入ると宮殿が見えるが、何やら足場のようなものも見える。

近づいて見ると、足場の外に建物を模したスクリーンが張られている。門から見えた建物の景色はフェイク!

裏側?に回ると、広い庭園。

庭園側から本来の建物の姿が見える。

トイレに寄ってから次の場所に移動。

ホーフブルク王宮

トラムに4駅乗って、やって来たのはホールブルグ王宮。世界史で耳にしたハプスブルグ家の王宮。芝生の庭ではピクニックを楽しむ人々もいるノンビリとしたエリア。しかし、思っていたイメージとは異なる。

それもそのはず、建物を回り込むと、反対側が正面。

遠くにはウイーン市庁舎が見える。

正面の入口。中は博物館。チケットを買おうとしたらどうも可怪しい。「何を観たいのか」と訊かれたので、「皇帝の居室」と答えると、「それはココを出て、右に進んだ所」と教えられる。

この王宮エリアにはイロイロな博物館が存在。間違えて入ったのが11番のパピルス博物館。お目当ての博物館は1番の位置。

王宮の北北東に位置する門の中にチケット売場。チケットを買おうとすると「半時間後のチケットになるけれど良い?」と訊かれる。入館制限を行なっている様子。

入館料は20€(3400円)

チケット表
チケット裏面に入館日時等が記載

入館時間まで30分以上あるので、門から出て、付近を散策。

入館口は、チケット売場から王宮内に入って右に進んだ場所。

博物館の名前は”SISI MUSEUM”で、シシィ博物館。シシィとは、オーストリア・ハンガリー帝国の皇妃エリザベートの愛称。西暦1898年に暗殺されたが、15歳の時に偶然、皇帝に見初められてから破天荒な人生だったそうで、今でも人気がある様子。

入口で音声案内機を貸してくれる。展示場所に示された番号を入力して、電話機のように耳に当てると音声案内が聞こえてくる。

通路は狭くて、人で詰まりがち。展示は、シシィの人生の説明。

映画化された説明

戴冠式に着用した服(複製品)などが展示。

身に付けた装飾品も展示。

ヨーロッパ中を旅行したそうで、その時のお召し列車内のレプリカ。本物は別な場所に保管。

謁見の間。皇帝は身分を問わず、国民に会っていたそうで、その際、国民は民族衣装や貧しい衣装を着用しても良かったそう。

次の部屋も謁見場所。こちらでは国民から様々な意見・要望を聴いたとのこと。

その次は、閣議室。

閣議室の隣が皇帝の執務室。家族の肖像画や子供たちからのプレゼントが置かれている。

皇帝のベッドルーム。質素さを重んじたとのことだが・・・。

喫煙室。当時は女性の前では煙草を吸わなかったとのこと。つまり男しか喫煙出来なかった。

皇后のベッドルーム。ソファーの奥にベッド。通路が部屋の真ん中を通っているので、写真に写っているのは部屋の半分。

隣には化粧室兼ジム。

壁際にはフィットネス器具が行われており、身体を鍛えていたそう。見習わなくては!

化粧室と隣のバスルームの間にはトイレ。

ココがバスルーム。金属製の浴槽とは珍しいのでは?

博物館を出た場所は王宮の外れ。

ahamoが不調。楽天モバイルのsimに交換。

昨日のブラチスラバに向かう船上の頃から、本記事のアップロードに不調を来す事が多くなった。遂には、ホーフブルク王宮のチケットの種類を調べようとしても当該ホームページにアクセス出来ない。試しに予備のモバイルフォンでアクセスを試みると、問題なくアクセス出来る。ホーフブルク宮殿端の階段に座って、ahamoと予備モバイルフォンに入っている楽天モバイルのSimを交換。

国会議事堂&ウイーン市庁舎

ホーフブルク王宮の北側には、国会議事堂とウイーン市庁舎。

一応、それぞれの写真撮影。

市庁舎前では何やらイベントの準備中。

昼食です

次の目的地には、Uバーンとトラムを乗り継ぐが、途中のUバーン駅の改札そばにバーガーキング。ココでベーコン入りハンバーガーとコークゼロの昼食。料金は7.1€(1190円)。バーガーキングは安くて助かる!

シェーンブルン宮殿

本日最後の訪問場所は、シェーンブルン宮殿。ハプスブルグ王朝の夏の住居。疲れも感じたので、来るのを躊躇したが、もう二度とチャンスが無いので、疲れをおして来場。

王宮前の広場。噴水は広場の中程に位置しているので、かなりの広さ。

しかし、案内図によると、この広い広場は、案内図下部の黄色い部分の中央箇所。宮殿の敷地全体はとてつもなくデカイ!

この宮殿は、素晴らしく美しい内装が有名。その内装が施された場所を見ることの数によって入場料は異なるし、庭園などへの入場料も別。部屋の一部を見るだけのチケットでも約6000円。フルに見るなら1万5000円。

無料で開放されている王宮横の庭だけ見て、退場。

またもやウエハースを購入

ホテルに戻る途中、Uバーンとトラムの乗り換え場所の近くにスーパーマーケット。オーストリアで有名なウエハースを購入。ウエハースなら軽くて良いと思っていたが、意外に重い。

そして、トラム乗り場に行くと、テイクアウト専門店が並んでいる。Sushiもあったが、表示された写真をみたところ、海苔の無い巻物、コンビニの方がマシと思えるサーモン握り。昨日のブラチスラバにも”Tokyo”という名前のレストランで変な”Sushi”のメニューを見かけたし、ウィーン市内にも韓国焼肉と共に”Sushi”をメニューに掲げた店を見かける。そもそも日本特有の酢飯が好まれるのだろうか? 多分、酢飯ではない御飯だと思うが、せめてインディカ米では無いことを期待。

そこで購入したのは、ドネルボックス。料金は7.1€(1190円)。ライスかポテトかを訊かれたので、ポテトを選択。

ポテトが揚がるとボックスに入れて塩をかける。その上に削ぎ取ったケバブと各種のソース。そしてレタス・玉ねぎ、最後にトマトを入れていく。食べるのが大変そうな一品。

やっと洗濯

本日は早目にホテルに戻ったので、ウイーン到着以来サボっていた洗濯を実行。特製ゴムロープを張って、洗濯物を干し、扇風機の風を当てる。なお、洗濯物の半分はベッドの上にかかっているので、寝る時はどうしよう?

夕食です

洗濯が終わり、シェーンブルン宮殿までの記事を執筆・投稿したところで、夕食開始。

ホテルのロビーにある自販機でトルコのEFES XTRA(アルコール度数8%)を購入し、ケバブをいただく。オーストリア料理ではないが、ウイーン市内にはスカーフで頭髪を覆い、余ったスカーフ生地を首に巻いた女性が多い(トラムに乗ると必ず目にする)。西洋風で掘りの深い彼女らの出身国の料理はウイーン料理と考えても良いのでは? ※実際にピザとケバブを売る店はウイーンの至る所で目に入る!

少しずつ、崩して、混ぜて、食べるのが大変。

追加でチェコ産のバドワイザー。こんなバドワイザーは初めて見た。それより、シシィのエクササイズを見習わなくてはと思った側から、カロリーオーバー!

おやすみなさい

ビール1.5Lを飲んで、ほろ酔い状態。今日は結構歩いたので、ツムラ68番とロキソニンをビールの最後の一口で流し込む。

ゴムロープに干してあった洗濯物もある程度乾いたので移動。ベッドに寝れるようになったので、あとタバコを一服して、オヤスミナサイ!

《本日の歩行数・1万9100歩》

コメント

  1. シン より:

    楽しんでるみたいですね。アルコールは控えて膝をいたわってくださ。

  2. よしだ より:

    日本語の音声ガイドがあるんですか?
    エリザベート皇后の人生はミュージカルになって宝塚公演もされているため、日本でもファンが多いです。
    お写真にもあったエーデルワイスの髪飾りは本人もお気に入りだったそう♪
    本物を見られるなんて、羨ましいです!

  3. 京の弟子 より:

    音楽や芸術の街と呼ばれるウィーン。宮殿の華やかさ、敷地の広大さはハンパないですね。
    全てを見学するにはとても1日では無理ですね。
    いつも思いますが、よく迷子にならないですね。それだけでもすごい!

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