【ほぼライブ版】第1日目(4月2日) 深夜の羽田空港からシンガポール経由でバリ島へ

実は始めての許可なし海外です

昨日3月31日をもって永年勤務していた職場を”おさらばえ”。

本日4月1日より自由に国内外を移動できる身に! 

ちなみに、micが就職した頃は居住県内から出るにも事前届出が必要な規定だった。特に海外に出るには、銀行残高証明書を添付して任命権者(つまりは組織のトップ)の渡航許可証申請、その許可証を添付してパスポート発行を申請すると、ようやく1回限り有効なパスポートが受け取れるという状況。

昭和から平成に変わる頃、やっと数次旅券を手にすることが出来たものの、渡航に際しては訪問国・日程表・同行者名・斡旋旅行会社などなどを記入した書類ならびに「そのとおり旅行します」という誓約書を提出し、ようやく所属大臣名の記載された渡航許可証が発行されるという煩雑さ。近年は大臣名はでなく所属長の許可でOKとなったが、手続きや日程に縛りは以前と同様。

そうした縛りの無いTripは人生初。ただし、トラブルに遭った場合の大使館の対応は一般の方と同じ。これまで以上の注意が必要。

羽田空港第二ターミナルから出国

今回のTripは羽田空港第二ターミナルからの出国で、初めての経験。ANAからは何度か「第二ターミナルですよ」という注意喚起メールを受信。

夜9時30分頃に第二ターミナル出発フロアに到着するが、国内線出発のチェックインは終了しているため薄暗いフロアー。

その先には明るい国内線出発フロアー。

チェックインから手荷物預けまで、全て自動化。しかし、係員が付いていて、全てサポート。

セキュリティチェックと出国審査(自動化ゲート)を通過して、制限エリアへ。

ここで免税タバコを購入。普段、ドゥーティフリーショップのオンライン予約(5%off)で購入しているのだが、オンライン上でタバコが表示されない。出国数日前に電話で問い合わせたところ、第二ターミナルではタバコは扱っておらず、ANAの免税店での購入を案内された。ちなみにANAクレジットカードで購入すると10%引きで、マイルも100円に付1マイル付与。結果として、コチラの方がお得。

タバコを購入後はラウンジで遅めの夕食(晩酌?)。

ラウンジに並ぶ料理の種類は少なく、ホットミールはから揚げと温野菜のみ。あとは注文すればカレーとシャケ定食を作ってくれるとの表示。

一方、アルコール類は充実。福島県産の日本酒をいただく。

温野菜につけるオニオンドレッシングが美味しかったので、温野菜のみを皿に盛り、2杯目のお供に。

そして、カレーを注文して、3杯目のおよもに。

結局、日本酒3杯(約5合)をいただき、喫煙所に立ち寄ってから、ほろ酔い気分で搭乗ゲートへと向かう。

NH843便

ボーディングパスに記載された搭乗ゲートは67A。

しかし、そのゲートの行き先はインドネシアのジャカルタ。

一応、67Aゲートの係員に確認。シンガポール行は隣の68番ゲートへ変更とのこと。※こうした事は頻繁。

搭乗ブリッジから搭乗機を見るが、冷たい大粒の雨が打ち付けていて、良く見えない。

季節外れの真冬日で、空港に来るまでも寒かった!!!

機内は満席。ユナイテッド航空などのコードシェア便として搭乗しているような外国人も見かけるが、圧倒的に日本人が多い。COVID19禍以降、搭乗した便の中では最も高い比率。

出発は定刻より20分遅れの午前1時。

離陸後、プラスチックパックに入った飲料水とお菓子が配られる。機内は暗いまま。

飲料水を一口飲んで、睡眠を取ることにするが、毎度のごとく浅い眠りと覚醒が交互という状態。一番長い睡眠でも時間は30分。

シンガポール到着の1時間30分前(現地時間5時半)に朝食。和食と洋食があったので、洋食を選択。サラダとグラタンは美味しく頂いたが、パンやポテトサラダは食せず。

朝食を済ませ、充電コードを取り出そうとポケットの中に手を入れると、タバコが無くなっている。付近に落ちていないか探していたら、キャビンクルーが「落としました」と言って持って来てくれた。ただし、すぐには渡してはくれず、「こちらのタバコですが、シンガポールでは税金がかかります」とのご注意。シンガポールに入国しないトランジットだと伝えると、直ぐに渡してくれた。

現地時間6時45分頃、航空機は最終着陸態勢に入るが、窓の外は真っ暗。ベトナムやその西に位置するタイなどの時間は日本より2時間遅れ。しかし、それより西に位置するシンガポールの時間は日本より1時間遅れのため日の出と時刻が合っていない。昔聞いたところでは、シンガポールの金融市場の取引時間を世界の主要な金融市場に重ねるためとのことだが、今や金融市場もデジタル化により取引時間などあって無いようなモノ。

航空機からターミナルビルに出たのは7時15分。ようやく東側の空が明るくなってきた。

チャンギ国際空港

羽田空港で受け取ったデンパサール行SQ938便のボーディングパスを見ると、搭乗開始時刻は8時15分と記載されている。チャンギ国際空港は3つのターミナルビルで構成される広大な空港のため、乗り継ぎが間に合うかどうか不安。ちなみにシンガポールの国土は淡路島程度なので国内線は無し。

そんな気持ちで長い通路を急いでいたら、喫煙所を発見。不安な気持ちを落ち着けるためにもココで一服。※冷静な方は「一服する時間があるならば先を急げよ」とお思いでしょうが。

一服して通路に戻ると、出発案内モニターを発見。SQ938便の出発ターミナルはNH843便が到着したのと同じ第2ターミナル。おまけにチャンギ空港は到着フロアーと出発フロアーが分かれておらず、乗り換え案内窓口に行ったら、このまま搭乗ゲートに向かえば良いとの説明。

時計を見ると7時40分。そこで、1階上のラウンジフロアーに上がり、SAT’Sラウンジに入室。

ラウンジ内は混雑しているが、食べ物も飲み物も充実。

しかしながら、2時間前に機内食も食べたし、食欲より睡眠欲が勝っている状況では食欲もわかない。結局、カップケーキとコーラを飲食したのみ。

ラウンジを出て、下のフロアーを覗くと、小さな池。数多い商店の合間にこうしたスペースが配置されている。

セブンイレブンがあったので、チョット覗いてみる。入口付近にはスナック菓子。値段は約10から19シンガポールドル。1シンガポールは約110円だから、これらの値段は1100〜2000円。空港価格とはいえ、さすが世界一物価が高いと言われるシンガポール。

搭乗ゲートに行くと、ゲート入口でセキュリティチェック。ベルリンのテーゲル空港(廃港)も同じシステムだったが、効率的ではないシステムのため、今や珍しい。

SQ938便

SQ938便は定刻どおり9時15分にターミナルビルを離れるが、滑走路が遠いため、離陸したのは9時35分。

離陸後約30分で機内食の配布。イスラム教でもヒンズー教でも問題とならない鶏のおかゆかソーセージからの選択で、micはソーセージを選択。

箱の中身はグラタン。ソーセージが2本入っているが、グラタン共々、薄い味付で美味しくない。この段階で、いつも持参している万能調味料を忘れてきた事に気付く。結局、食べたのはパンをかじりながらソーセージ2本とグラタン少々。

食事の後、現在位置を表示させていた座席のモニターをいじっていたら、北野武が先生役でクラスメイト同士で殺し合う「バトルロワイヤル」があったので、所々早送りしながら鑑賞。イヤホンを接続していないので音声は聞こえないが、英文のテロップが流れるので、大体の意味は理解可能。

ングラ・ライ国際空港

SQ938は、チャンギ空港離陸後、約2時間強でデンパサールのングラ・ライ空港に着陸。定刻ぴったりの11時55分にターミナルビルに到着。

通路を歩いて行くとガルーダの像。

入国審査場はいくつかの種類に分割。到着じにVISAを申請する入国審査場は大混雑。

一方、micが事前にインターネット申請・取得したVISAの窓口はパスポートをスキャンするだけで入国審査完了。ただし、入国スタンプは捺してもらえず。

そして羽田空港で預けた荷物のピックアップだが、ターンテーブルの前で待っていても一向に出て来ない。するとターンテーブルも止まってしまい、残された荷物は係員が1カ所に集めている。そこに行っても自分の荷物は無い。よく聞いた話だが、自分にとっては初めてのロストバゲージ!!!

預け入れ荷物のハンドリングカウンターに並び、ロストバゲージの申し入れをすると、何と! micが見ていたターンテーブルは1便前のシンガポール発SQ便の荷物用ターンテーブル。改めて正しいターンテーブル前で待つこと約30分。到着から1時間20分後の13時15分に荷物をゲット。

インドネシアの税関はアプリで申告。早速、手続を進めると、最後にQRコードが送られて来る。少し困惑したのは職業欄。取り敢えず「その他」にチェック。このQRコードを税関カウンターに示して、特段のチェックも無く、税関を通過。

そして空港から出る前にATMから現地通貨のルピアを引き出す。その際に困ったのは、引き出し限度額が100万ルピアまでということ。日本円に換算すると1万円弱。一方、良かったのは、ATMから出てくる紙幣を5万ルピア札か10万ルピア札か選べること。高額紙幣を細かくするための無駄な買い物が不要。

ターミナルビルを出た所に清掃員を見つけたので、身振りで喫煙所の場所を訊く。出口を出て、左に進んだ先にあるとのこと。ちなみに、ここの空港はオープンエア。つまり外界と隔てる壁は無く、もちろん冷房も税関以降は無い。

喫煙所に向かう通路には配車アプリのgrabとgojecのミーティングポイント案内も掲げられている。

約100m弱進んだ喫煙所で一服。日差しはカンカン照りで、日陰にいても汗が噴き出し続ける。

Grabでホテルへ

喫煙所の近くには配車アプリのミーティングポイント。係員がたくさんいて、アプリへの入力のお手伝いや迎えに来た車への案内をしてくれる。

grabに示された料金は23万3300ルピア(100ルピア≒1円)。距離は約15kmで、所要時間は約30分。

Akarsa Kokoro Sanur Bali

ホテルに着いたのは2時15分。名前を確認されただけでチェックイン終了。

2階の部屋に案内されると、そこは結構古い部屋。

シャワーには一応ガラスのパーテーションがあるが、そもそも床が木材

取り敢えず、荷解きをして、1階のバーで地ビール400ml(503ルピア)を飲んで昼寝ということに・・・のつもりだったが、ここまでの記事を書いてしまって現在時刻は4時。(モバイルフォンを部屋に忘れたので、バーなどのご紹介は後ほどに!)

夕方のお散歩&夕食

夕方6時に起きて、夕暮れのホテル付近を散歩。Mマートという地元のコンビニで1Lサイズの水2本を購入。1本9000ルピアだが、会計は1万7000ルピア。

陽は落ちているが、歩いていると直に汗だく。ホテルに戻り、1階(と言うより、ココがホテルの入口)のレストラン・バーで夕食。

先ずは、午後に飲んで美味かった地ビールを注文。

左側の一番上のビール。当然、400mlグラス

ココではモニターにミュージックビデオを流しているのだが、7時になったら生演奏が開始。

夕食はコレ! 安易な選択だが、ナシゴレン(焼飯)にサテー(焼き鳥)そして海老揚煎餅の付き合わせ。全て日本人がインドネシア料理と言ったら思いつく料理。

テーブルの上には3種類の調味料。サテーに付けて試してみると、左は少し甘くて後で辛さを感じる。真ん中は風味の落ちた醤油の味。右側はサンバルソースで、左側より甘みが少なく辛さが強い。

約1時間の滞在。ビール2杯にナシゴレンのお会計は17万1000ルピア。5万ルピア札4枚渡したら、お釣りは2万5000ルピア。細かい金額は切り上げるのか? それとも何らかの慣習があるのか?

その後は部屋に戻り、タレ瓶に入れて持参したウイスキーを飲んで、9時には就寝。

オヤスミナサイ。

【本日の歩行数∶1万5800歩】

コメント

  1. 吉田 より:

    おはようございます。
    冷たい雨降る日本から冷房が恋しくなる南国への旅、ごゆっくりお楽しみください。
    のっけから駆けつけ5合にびっくりしましたが、2週間は日本酒おあずけですものね。
    搭乗口変更もあるあるですね、無事乗れてなにより。
    生演奏付きのお夕食、羨ましいです。
    どうぞ良き旅を!

Translate »