第8日目(5月7日)帰国・入国手続き

旅行中に投稿した「ほぼライブ」版はコチラ

スバンナプーム国際空港へ

おはようございます!

今朝は、アラームを4時にセットしていたものの、緊張感もあって3時過ぎには目が覚める。

近くのセブンイレブンで缶コーヒーとサンドイッチを買い、簡素な朝食。

シャワーを浴びて、ピックアップ時間の5分前にホテルをチェックアウト。すると付近にいたドライバーが声を掛けてきて、トランクを車に積込。

トヨタのSUV、フォーチュナーの車内は、広くて、快適。

ドライバーにFMラジオをつけてもらい、タイPOPを聞きながら、まだ夜明け前の暗いバンコクの街並みを眺める。本当に高層ビルが増えたものだ、と感じる。

早朝のため、バンコク名物の渋滞もなく、車は予想どおり、ちょうど5時にスバンナプーム国際空港に到着。

車から荷物を降ろしてくれたドライバーには、早朝出勤の労をねぎらって100バーツ。渡したとたん、彼は笑顔に。

右のミニバンは、アユタヤ・ツアーで乗車したTOYOツアーのハイエース

JAL のチェックインカウンターに行くと、既に50人位の列。やはり、この時期に旅行するハードトラベラーはコロナ禍での混乱を予測して早めの到着。それにしても、列に並んで人の半数近くは西洋もしくはアフリカ系の人。また、東洋系でもタイ人が多いようで、日本人と思われる人は半数以下。これら外国人の最終目的地は日本? それとも日本で乗り継ぎ?

チェックインは出発2時間30分前の5時30分に開始。

micはwebチェックイン済だが、PCRネガティブなどの書類審査が必要なため、座席指定以外は事実上のチェックインやり直し。

緑色になったMySOSの画面を見せ、日本サイドで承認済みと伝えると、カウンターの係はすぐに納得した模様。MySOSは使える!

チェックインが終了する頃には、外も明るくなってきた。

やたらと高い管制塔

空港内に設置されているヤックもマスク姿。いつまで、こうした姿が続くのか?

それにしても、タイのコロナ対策は徹底していた。鉄道駅やお寺など、どこに入るにも検温が必要だし、ショッピングモールでは手の消毒が義務付けられ、いずれも係員がチェック。観光客の入国規制を緩めるのも、こうした対策が功を奏しているからだろう。

チェックイン後は、保安検査、出国審査を受け、出発ロビーへ。いずれもコロナ禍前より空いているし、通過する旅客も旅慣れているので、非常にスムーズ。

余ったバーツのうち、チップ用に貴重な少額紙幣を除いた900バーツを米ドルに両替。カウンターの向こうの女性が「あと4バーツない?」と言うので、4バーツを追加。

都合904バーツで、両替された米ドルは26ドル。※円に両替すると、紙幣の最低額である1000円単位となってしまう。

両替が終わり、搭乗ゲートGに向かう。

既に搭乗機は待機済。

機種はB777

搭乗開始まで約1時間あるので、加入しているプライオリティパスが使えるファーストクラスラウンジで休憩・・・と思ったが、残念ながら閉鎖中。

仕方ないので、搭乗ゲート前で、本記事を執筆。その間、友人から仲間のひとりが入院中とのメールを受信。返信したものの送信完了出来ないため、電話連絡。

JAL708便

7時40分頃から、順次、搭乗開始。micの席は後方のため、5つに分けられた搭乗グループの4番目に搭乗。座席は3−3−3の中央通路側。トイレに行きやすい!

機内は満席。客室乗務員が忙しそうにオーバーヘッドコンソールへの手荷物収納を手伝っている。こうした忙しさが戻ってきて、おめでとうございます。

8時2分にドアクローズのアナウンス。ほぼ定刻どおり。これから約6時間の空の旅!

離陸後、客室乗務員が乗り継ぎ客に個別案内を行い、座席の横に「SF」(サンフランシスコ)などと記入したシールを貼っている。そんな様子を横目見ていると、mic の名前で声掛けられて、「いつもご搭乗ありがとうございます(国際線のJAL便は30年ぶりですが)」という挨拶に続いて「MySOSは緑色になっていますでしょうか?」と確認。コロナ禍での新たな仕事!

こうした案内・確認が終わると機内食サービス。エコノミー席では、和風カレーかパッタイの2種類から選択。パッタイを選択し、飲物は日本酒2本。従来ならお酒は1本もしくは1杯ずつサービスのはずだが、接触機会を減らすということで、まとめてサービスされるようになったと推測。当然、サービスする客室乗務員はマスクに加えてゴーグルもしくはフェイスシールド着用。

機内食を食べながら、函館・五稜郭での戊辰戦争に関するドキュメンタリーを視聴。この間に配布されたハーゲンダッツのストロベリーアイスもいただく。

そして日本映画「コンフィデンスマン3」を見終わる頃には、航空機は奄美大島上空。その後、約2時間飛行して、成田空港に着陸したのは15時48分。

機内から外へ出る順番は日本入国者が先。乗り継ぎ客はしばし機内で待機。アメリカン航空・スリランカ航空・バンコクエアウェイズのコードシェア便ということもあって、30%位は乗り継ぎ客(多分、アメリカ行き)。

日本帰国の手続き

検疫から始まり、税関検査までの入国手続は全て撮影禁止

そこで、時間の経過と手続の流れを感想と共に記述。

【16:00】 機外へ(乗り継ぎ客は機内で待機)

【16:05】 PCR検査受付に並ぶ。受付スタッフ4人のうち2人は南アジア系。自分より先にならぶ人数は約50人。

【16:10】    PCR検査受付。唾液検査容器を手渡され、パスポートの裏に日付と整理番号が記載されたシールが貼られる。自分の後ろには100人位の列。

5月7日のチェックラインCの5662番

【16:15】 唾液を検体容器に入れて提出。機内は乾燥していたし、検査前30分は飲み物禁止のため、規定量まで唾液を満たすのに苦労している人が多数!

【16:25】 mySOSが緑色になっているかのチェック。90%以上の人がMySOS登録済の模様。「健康カード」と隔離期間等についての案内パンフレットを渡される。「健康カード」には訪問国や便名の他、隔離の際の部屋(一人部屋とか)や食事(ハラルとかベジタリアンとか)の希望を記入する欄があるが、この段階で「待機なし」に印がつく。

帰宅後にスキャンした「健康カード」

【16:30】 健康状態チェック(MySOSへの入力内容の確認)完了。

【16:37】 何だか分からんチェック(再チェックか?)が完了。ここで、PCR検査受付の列を横切る形で先へと進む。

【16:40】 PCR結果待ちの座席指定を受ける場所があり、指定された席に着席。検査結果待ちのエリアは、搭乗ゲートとターミナルビル本体を結ぶウイングの通路に1人用の椅子が間隔を開けて並べられる形で設置。

ここからが長い。検査結果が出た人の番号がアナウンスされるが、言語は日本語と英語のみ。この2つの言語が理解出来ないとどうしようもない。ウイングの中程には、家庭用の大型テレビ位(60インチサイズ?)の番号表示モニターも設置されていたが、ウイング通路と画面が水平に設置されており、設置されていることの表示もアナウンスもなく、その手前の席が指定された人には存在自体が認識されない。まぁ、日本語も英語も理解できない某国人民が添乗員無しで入国して、国内各地でトラブルを起こすことの抑制にはなりそうだけど。

また、運営スタッフには国際線旅客対応ということもあって外国人スタッフ(ほとんどがインドなどの南アジア系)も多いが、「自分が指定された席に他の人が座っているが、どこに座っても良いのか?」という到着客のクレームに対して「どこに座っても良い」と答えるなど、能力・資質に問題があるスタッフも見られた。業務を請け負っている企業の管理体制もしくは経営(人件費抑制)方針の問題か?

【17:24】  自分の番号がコールされ、検査結果通知デスクに向かうと、検査結果(陰性でした)を知らされるとともに、陰性を意味するオレンジ色の紙を渡され「入国審査の際に見せてください」とご案内。検査会場をすり抜けての入国が出来ない仕組みの模様。

これで国際的にもハードルの高い我が国の検疫システムをクリアー!

【16:40】 日本人ゲートはガラガラの入国審査場(外国人用ゲートには数人が並んでいた)で入国審査。顔認証の自動システムだったけれど、記録のためにも有人窓口で入国スタンプを押してもらう。

【16:45】 バゲッジクレームに向かうと、見えるのは、既にターンテーブルから降ろされ、脇に並べられている大量のスーツケース。この中から自分のスーツケースを見付けて税関検査。ビールが免税範囲を超えているので、税関職員の同行の下、税金支払い窓口で税金600円を支払い、入国ロビーへ。(今まで、こんな同行はなく、つい「税金を払わず逃げるヤツがいるの?」と質問したが、回答無し(旅客が少なくて暇なのかも? 暇な今のうちに、いろいろと休みを取った方が良くない?)。

ということで、今回、入国に要した時間は1時間45分。

バブル経済の頃は、入国審査や税関検査に並ぶ列も長くて、都合1時間以上かかることもしばしば。その頃を思えばたいした時間とも思えないが、ゴールデンウイークとは言え入国者数は極めて少ない状況。

今後、入国者が増えれば、検疫システムがパンクするのは必至。入国に際して事前のPCR陰性証明を求めているのだから、到着時のPCR検査自体を省略するか、もっと早く検査結果の分かるATK検査などに移行させる方が現実的に思える。

到着ロビーに出てからは、スーツケースをJAL・ABCサービスのカウンターから自宅最寄のヤマト運輸営業所留で発送(楽天カードのCouponを使って無料)。

今回は、東京駅前行きの安価なバスではなく、約2倍の料金2570円を支払って、京成スカイライナーを利用。本ブログを記述しながら乗車して、たった39分で日暮里駅に到着。早い!

ということで、2年3カ月ぶりの国外旅行も無事終了! 

乗り物での移動がメインだった本日の歩行数は約1万5000歩、距離にして9.6km

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