第5日目(5月4日)ワット・サムプラン、ワット・アルン

旅行中に投稿した「ほぼライブ」版はコチラ

今朝のモーチャナ

今朝のモーチャナもVERY LOW RISK で変化なし。

それより今朝は、入国規定にあるATK検査を実施。検査キットには説明書が付いていなかったので、実施方法は検査キット名をフルネームで入力した上で、ネットで検索。ちなみに、単純にATK検査方法でネット検索すると、神奈川県のATK検査方法の紹介記事がヒットするが、タイのATK検査キットとは検体チェック時間が異なり、神奈川県方式の時間で実施すると陽性結果になってしまうので要注意。

前置きが長くなりましたが結果は・・・

陽性だとTの位置にもラインが表示

無事、陰性でした。

朝食を食べて出撃!

朝食は7時から。10分前に行ったが、朝食会場は開いております、大丈夫。

目玉焼きの乗ったプレートだけは、注文して焼いてもらう方式。今朝のパッタイは玉子和え。そしてハマってしまったメイプルシロップをつけたパンケーキ。

ホテルを出て、MRT(地下鉄)の最寄り駅シュクムビットへ。セキュリティゲートをくぐってチケット(トークン)売場へ。目的のラクソンまでの料金は42バーツ(約160円)。

MRTの乗車時間は約35分。地下鉄だけれど車内でも電波が通じる! 車内でも随時投稿!

ラックソンに到着。この辺りは地下鉄ではなく、高架鉄道。

駅を出て、階段を降ってバス停へ。しかし、バンコク・バスアプリで見ても、84番エアコンバスがいつ来るか分からない。

そこでgrabアプリを立ち上げて料金を見ると、約21km先の目的地までは300 〜500バーツ程度。

それならばと、バス停付近に停まっているタクシーに乗車。スマホ上にメモしていた目的地のタイ語表記を見せると、運転手はすぐに理解。

ワット・サムプラン

国道を時速100km程度ですっ飛ばし、約20分で目的地。タクシー料金は180バーツ。200バーツ(約800円)渡して、おつりはチップ。

タクシーを降りて、見えてきたのは・・・

丸太が手摺の橋を渡って近づくと・・・

隙間から落ちないように注意!

蛇ならぬ龍の体が塔に巻き付いている!

まずは参拝。参拝する誕生曜日の仏像は塔の外側に7仏。micは土曜日生まれなので、この仏像に参拝。

土曜日の仏像の傍にはドラゴンの足

インターネット記事を参考に、お参りセットを入手するため販売所へ。

なんかイロイロ勧められるが、よく分からないので、基本の花と線香を入手。、「いくらですか?」と訊ねると、「タンブン」との答え。つまり「仏様へのお気持次第」ということ。20バーツを箱に投入。

土曜日の仏像前に戻り、花と線香を手向けて、祈祷。何を祈ったかって・・・? 人生終わりに近づくと、いろいろ大変なんです!

お祈りが終わったところで、トイレへ。

用が済んだら柄杓で水を流します

トイレをすませたら、靴を脱いで塔内へ。

塔内に入ったとこで、メーチー(尼僧)からタンブンを求められるので、20バーツ。入口には赤外線センサーで体温を測る装置。以前のタイ人ならば、仏様に祈る場所で病気にかかる訳が無い、と考えていたようだが(友人は車を運転中にエラワンの祠の前を通ると、ハンドルから手を離して合掌し、目をつぶって祈っていた。曰く「走行中でもお祈りの時間は事故に会わない」とのこと)、新型コロナはそうした信仰心も変えてしまったよう。

階段を少し昇ると、ドラゴンの胴体入口。

ドラゴンの中を登って屋上へ。傾斜は結構きついし、床のコンクリート面が荒くて、はだしの足裏が痛い! 外が見えないので、どの位昇って来ているのかも分からない。

やっと昇り切った場所。

写真内左の階段がドラゴンの出口。右の階段で更に上階へ。一応、トイレもあります

右手の階段を昇り、やっと到着。息も切れ切れ、汗びっしょり。

屋上の仏像

ここが最上階と思ったら、更に上の階がある。

ドラゴンの頭はすぐ上

螺旋階段を昇って、やっと最上階。

塔からの眺め

ドラゴンの頭の下の一段高くなった場所に仏像。

メーチーが瞑想している。賽銭箱は誕生曜日別。グーグルトランスレータを起動させ、どれが土曜日なのか調べるが、よく分からない。すると瞑想していたメーチーが教えてくれた(結果は、瞑想するメーチーの前の賽銭箱)。

メーチーは、写真を撮ってくれると言う。一眼カメラを渡そうとしたら、スマホじゃなければダメとのこと。また、こっちへ来いと手招きして、塔の下を指さす。そこには金色のビッグブッダ! 「あそこにお詣りしなくてはダメよ」的なことを言われる(と理解できた)。

ドラゴンの内部を降る。降りは楽だと思いきや、少しでも速足になると、滑りやすく、足裏も痛い!途中、通路の真ん中に這っていた大きなミミズを踏んでもいけないし、慎重に降っていく。

そして、隣の建物の階段を昇って、屋上にお座りになっているビッグブッダを参拝。

ビッグブッダの左右には建物。右手の建物の内部を覗くと、そこには小さな仏像が並んだ仏塔。そして大変上品で美しい装飾画。

自分としては、バチカンのシスティーナ礼拝堂のゴチャゴチャした天井画より、こっちの方が好き。

内部に進んで振り返り、入口上を見ると・・・

ビックブッダの建物を出ると、木々の間から大きなゾウの像が見える。自分の身体の悪い箇所と同じ場所をさすると良いらしい。

さっそくゾウの両膝をさすり、自分の膝もさする。本当は首もさすりたかったが、ゾウの大きさが実物の2倍くらいあるので、まったく手が届かなかった。残念!

そのままゾウの胴体下を通る通路を進むと、高さ10mくらいの大きなクジャクの像。

他にも、通路沿いには様々なものが・・・大きなウサギも

汗だくになりながら、くねくね曲がった通路を進んだ先は塔の下。通路のコンクリート面には裸足の足跡がびっしり。その足跡の向きからすると、どうも逆に歩いてしまったよう。

改めて、寺内を見渡すと、メーチーだらけ。そう言えば、線香と花を受け取ったのもメーチーからだった。このお寺は、建造当時の寺主が寺内で婦女暴行事件をおこして一旦は廃れたことがあるそう。そうした経緯もあってのことか?

参拝が済んで寺を出る際に振り返ると・・・先代のプミポン国王夫妻の肖像画。大変立派な国王だったそう。そして、その右側には真逆な評判の現国王夫妻(お妾さんだったけ)の肖像画。

さて、参拝は済んだものの、帰りの足が無い。「前の通りで待っていれば15分位でタクシーが通る」というネット記事もあるが、晴天とはいかないものの暑季の日差しも暑いし、20分待ってもタクシーは通らない。よくよくグーグルマップを見ると、今いる道路は車線こそ3車線だが県道レベルの道路。そこで約1km先の国道へと歩く。そして、国道まで4〜500mまで進んだところ、先方からやって来て真横をUターンするタクシーが目に止まる。30分後にはラックソン駅に到着。帰りは少し渋滞に嵌まって、タクシー料金は190バーツ。200バーツ(約800円)渡して、おつりはチップ。

ラックソン駅からMRTに乗車して4駅先のバンワ駅で下車。タクシーで別な目的地を目指そうと考えたが、結局、タクシーが見つからなかったので、そのままBTSで帰国用PCR検査を受けるサミティベート病院最寄りのプロンポンへ。

コカレストランのタイスキ

プロンポンに到着した時刻は12時半近く。PCR検査まで1時間半程度あることから昼食を取ることに。

そこで入ったのが、過去には何度も入ったことのあるコカレストラン、ただし庶民的な食堂だった頃の話。今のコカレストランは高級店。入るのに躊躇しながら入口前のメニューをめくっていたら、スタッフが出てきてメニュー内容を説明。メニューには、タイスキの具材が記載されているが、セットメニューはないか? と尋ねると、高級和牛、高級豚、そして海鮮のセットが記載されたページを示してくれる。

そして、意を決して入店! 昼間っから高級店に入る客は他におらず、自分ひとりだけ(食事をしていたら2組入店)。

注文したのは、もちろんタイスキ海鮮セット。今では、スープもいろいろ選べるようだが、追加料金なしのオリジナル・チキンスープを選択。

ちなみに、タイスキというのはタイのすき焼きという意味。タイに日本のしゃぶしゃぶが持ち込まれた際、まちがって「すき焼き」と言ってしまったのが語源だそう。そのタイスキの名店がここ「コカレストラン」

本来は、野菜を入れた後、食べる具材ごとに網に入れて茹でるのだが、面倒なので全部ぶち込む!

全部鍋にぶち込んで、茹で用の網お玉ですくって食べています。

具材を最後まで食べきって終了・・・ではなく、フグ鍋と一緒です。煮詰まってしまったので、スープを少し追加。

残ったスープに翡翠麺を入れることも考えたが、ここは王道のおじや。具材の味が強く感じられる絶品。

お会計は、ビール・ワングラス(99バーツ)が加わって、都合755バーツ。1000バーツ札を出して、お釣りの中から200バーツだけを財布の中の戻す。つまりチップ込みで800バーツ(3200円)。

サミティベート病院でPCR検査

コカレストランを出たのは、おじやセットのサービスが遅れたこともあって、13時30分。サミティベート病院でのPCR検査予約時間まで25分。

コカレストラン脇には、軽トラックを改造したソンテウが客待ちしているので料金を訊くと40バーツとのこと。適正料金と判断して乗車。

時間も無いので、コカレストランの前から軽トラを改造したソンテウに乗って路地の先にあるサミテヴェート病院へ。

路地は車がすれ違うのがやっとという狭さ。それなのに交通量は多いし、車幅の広いメルセデス高級車がなかなかすれ違うことが出来ずに道を塞いでいたりで大渋滞。1.5km先のサミティベート病院に到着したのは13時50分。サミテヴェート病院の本院の向い側にある日本人用の分院で帰国用PCR検査。

受付で事前にダウンロード・記入済の初診申し込み用紙を提出。現在の体調を問診票に英文で記入して受付終了。検査室前で15分程待った後で、女性医師の形だけの問診(カタコトの日本語)を受け、PCR検査。非常に簡単に済んだが、検査料は4000バーツ(約1万6000円)と高額! 陰性証明書が日本政府の要求する項目を満たさず、帰国便に乗れないケースが多々あるという状況で、間違いの無い日本向け陰性証明書を出してくれる病院なので、そこは安心料を割り切る。

サミティベート病院の本院前にはタクシーを待つ人の長い列。自分は病気でもないので歩いてプロンポン駅へ。しかし、プロンポン駅に到着した頃には、汗だくで足もふらふら。

そんな状態にもかかわらず、お土産用のお菓子を買いにプロンポン近くの日系フジスーパーへ。

1つ12〜15バーツ(50〜60円)

大量?のお菓子を買って、BTSでアソークへ、そしてホテルへ戻って水シャワーで身体を冷やす。暫し呆然となった状態で1時間ほど休息。

ワットアルン

休息によって心身能力が少し復活したので、再出撃!

MRTに乗って、王宮最寄りのサナムチャイ駅まで約30分。

王宮近くのMRTの駅。何となく厳かな感じ。だけども今の国王は評判が悪くて、愛人100人連れて、ドイツに滞在がち

王宮近くに来た理由は、micオリジナルカレンダーにワット・アルンの写真を載せたいがため。しかし、ワットアルンの対岸に着くと、どこの撮影ポイントもレストランで塞がれており、それらの屋上がワットアルンの展望ポイントとなっている。レストランのメニューを見ると、いずれも高額。諦めて先に進むと駐車場。その駐車場の奥からならばワットアルンを見られるはず。しかし、係員に50バーツ札を出して入場しようと試みたがダメだった。

何処か撮影出来そうなポイントはないかと、グーグルマップを見ていたら、チャオプラヤー川の上に点線。航路があるようだ。点線が陸地に接する場所に言ってみると、一見しただけでは分からない渡し船乗り場。料金は片道たったの4バーツ(16円)。さっそく乗船。

当たり前だが、船上からはワットアルンが良く見える。ちょっと揺れるけれど撮影に問題なし。ちなみに、このワットアルンは現在のバンコク王朝の前のトンブリ王朝(一代で終了)が建造したお寺。三島由紀夫だったっけ?の「暁の寺」として有名。

当然、渡し船なので、対岸に上陸。そして境内で撮影。コアな読者の方々、来年のカレンダーをお楽しみに!

再び、渡し船で王宮側に戻り、MRTの駅へ。しかし、周辺はあまり裕福でない人達が住んでいるようで、歩道いっぱいに野菜が並べられて売られていたり、路上では煙もくもくの焼肉が売られていたりで、ちょっと危ない昔のバンコク(実際にはそんなに危険は感じません)。

マッサージ

時刻は19時。ホテルに戻る前に隣のマッサージ屋で施術可能な時間を訊くと、20時半とのこと。予約を入れて、ホテル自室で水シャワー。

ちょっと高級サロンのような店内。入口もロックされていて、防犯対策もバッチリ!

時間も遅いので、マッサージはフットマッサージ1時間のみ。料金は290バーツにチップ40バーツ。本日の施術では、太腿とふくらはぎを入念に!と注文したものの、半分近くは足裏マッサージ。

夕食&晩酌

今夜の夕食は、「ほぼライブ」版の執筆が追い付かない状態だったため、セブンイレブンで、ビール2缶、チーズ・ハムサンド(店で焼き直してくれる)、カニ・ツナサンド、ラープ味のプリッツを購入(151バーツ・約600円)そして、持参した「いいちこ」。

食べ・飲みながら、本日のダイジェスト版を記述・投稿。ちなみに、23時過ぎにダイジェスト版のアップロードが完了した時点でチーズ・ハムサンドは冷えて固くなってしまっていた。

さて、明日は、アユタヤツアーに参加。30回以上タイに入国しているのに初めて訪れる定番スポット。ちょっと変わった視点からレポート出来るか楽しみ!

本日の歩数は3万500歩、距離にして19.1km。

コメント

  1. 大川奈那美 より:

    巨大な孔雀は仏教建築に馴染みそうですけど、巨大うさぎは珍しいですね。
    でも、お釈迦様のために自ら身を焼いたうさぎの話もあるくらいなので、もしかしたら他にもあるのかも??
    タイスキが予想外にゴージャスでお昼時の飯テロでございました。
    〆は場所ならではの翡翠麺も気になるところですが、日本人的には出汁をすったお米が落ち着きますね…食べてみたい!

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