第1日目(4月30日)バンコクエアウェイズでバンコクへ、そしてパタヤでPCR検査

旅行中に投稿した「ほぼライブ」版はコチラ

久しぶりの羽田空港第3ターミナル

自宅からバスと京急を乗り継いで、久しぶりの羽田空港国際線ターミナル改め、第3ターミナルへ。

自宅最寄りのクロネコ営業所より送っておいた(楽天カードのトラベルコースでの無料配達)トランクを JAL・ABC のカウンターで受け取って、チェックインカウンターへ。

羽田空港第3ターミナルには15列のチェックインカウンターがあるが、開いているのはJALの4列のみ。この4列だけは人がそこそこいる。

チェックインは前日にweb上で済ませていたが、お決まりだった「webチェックイン済カウンター」は見当たらない。

ウロウロしていたら、JALのグランドホステスが話しかけてくる。既にwebチェックインを済ませている旨を伝えると、チェックインカウンター前に並ぶ液晶パネルを操作して、預け入れ荷物のタグをプリントアウトしてくれ、「こちらで荷物を預けてください」とチェックインカウンターに案内される。

コロナ禍前なら、荷物を預けるだけなのだが、カウンターではタイ入国条件を満たしているか「タイランドパス」などのチェックが行われ、webチェックインした意味は事前の座席指定位しか意味が無い状況。

チェックインカウンターでは、最後に、搭乗時間・ゲートの案内とともに「本日はほぼ満席です」とのご案内。「それは良かったですね」と応えると、チョット間をおいて、マスク越しでも判る笑顔で「はい!ありがとうございます!」との反応。まだコロナ前には及ばないものの、航空業界に明かりが見えてきた状況。

見渡しても、乗客は数人というガラガラ状態のセキュリティチェックと出国審査を済ませた後は、ANAラウンジへ。

羽田空港第3ターミナルにはプライオリティパスが使えるラウンジが無かったが、コロナ禍のうちにANAラウンジが使えるようになったよう。

ラウンジ内にはソファ席もあるが、フード・ドリンクコーナーに近い、カウンター席に着席。フードコーナーには温かい料理もあるし、パンやおにぎりなども充実。難点を言えば、ブランデーが無いこと位。

サントリー「碧」のソーダ割と共に、朝食をいただきながら、ここまでの本ブログを執筆。

ブッフェ式のフードコーナーの脇にはラーメンや蕎麦・うどんを注文する窓口も。せっかくなので、かき揚げ蕎麦もいただくことに。ハーフサイズだが、味や歯応えは完璧で、旨い!

本日はANAではなくJALに搭乗、それもエコノミークラスなのに、こんなに美味しい思いをして良いのでしょうか?

制限エリアには、チラホラと搭乗客の姿が見られるものの、コロナ禍前に比べれば閑散とした状況。エリアに並ぶブランドショップや飲食店もごく一部を除いてシャッターが下りて、休業中。

正にシャッター通り

JAL031 バンコク行

搭乗ゲート106番前には搭乗客がいっぱい。満席と言われたのも納得。航空業界の復活も間近か?

機種はB787

JAL031便は、定刻の11時15分を1~2分過ぎてからゲートを離れ、洋上のD滑走路まで10分程度タキシングしてから、無事に離陸。機内は、ビジネスクラスこそ乗客がまばらだが、エコノミークラスはほぼ満席状態。

離陸から1時間程で機内食のサービス開始。客室乗務員は通常のマスクに加えてゴーグルもしくはフェイスシールドを着用。メインデッシュの記載されたボードを示し、乗客は好きな方を指さす。会話はドリンクの注文時だけで、会話が少なくなるように工夫。

メインディッシュのメニューは海鮮オムライスか牛肉の味噌煮。牛肉の味噌煮を選んで、飲み物は日本酒。牛肉の味噌煮は、甘みのある味噌の味が強すぎて、単独では美味しくないが、ご飯と合わせれば何とか食べられる味。

食事が終わり、トレーが片付けられたのは離陸から2時間後。前席背面に取り付けられたモニターに現在地を表示させると、航空機は奄美大島付近で、まだ日本の領空内。そして、それから約30分で沖縄。前回の国外旅行から2年3カ月! もうすぐ日本領空から出ると思うとワクワク感いっぱい!

白ワインをチビチビ飲みながら、ゴーストバスターズの新作(前作の続編)を鑑賞。前作ほどは面白くなかった。

約2時間のゴーストバスターズを見終わる頃には、航空機は海南島付近の洋上を飛行。そこからベトナムのダナン上空を通過。

インドシナ半島を横切る形でバンコクへ。

バンコクに着陸したのは、現地時間の15時45分。ターミナルビルまでのタキシングを経て、機外に出たのが16時。※タイは日本より2時間遅れ

スワンナプーム国際空港&隔離ホテル

広いスワンナプーム国際空港の通路を中心部に向かって歩いていくと、幅50センチ程度の机が2列に10机並んでいる。

ここでパスポート、搭乗券、タイランドパスをプリントしたものを提出して、プリントのQRコードがスキャンされてタイランドパスが有効かどうかのチェック。机の手前に並ぶ間もなく、空いているデスクに案内され、ものの数分でチェック終了。

その後、入国審査へ。各審査ゲートに並ぶ人は2〜3人。パスポートと共にタイランドパスのプリントを提出して、顔写真・指紋を登録して、ものの10分程度で通過。コロナ禍前には1時間以上並ぶこともしばしばだったが、乗客も旅慣れているハードトラベラーばかりということもあって、余りにもスムーズ。

バゲッジクレームで預け入れたトランクを引き上げ、到着ロビーに出たのは16時半頃。この間、殆どの時間は空港内の移動と預け入れた荷物が出てくるのを待つ時間。

到着ロビーに出ると、隔離ホテルの受付デスクが並んでいる。昨日、ホテルを予約したAgodaから「6番デスクで受付」とのメール案内が来ていたので、6番デスクに行くが、そこではないよう。

改めてAgodaからのメールを見直すと「B出口の6番デスク」と記載されている。振り返って出口を見るとC出口。そこで、B出口へと移動。

B出口の6番デスクに行くが、「ココではない。3番デスク」と言われ、3番デスクに行くと「1番デスク」と言われ、さらに1番デスクで「2番デスク」と言われ、ようやく2番デスクで受付。

受付終了後はホテル名の記載された厚紙を渡され、後ろで待つように言われる。

宿泊先隔離ホテルへ移動&PCR検査

通路で待つこと約15分。デスクのスタッフの案内で外に出ると、迎えの車が待っている。車種はトヨタのカムリで乗客は自分ひとり。車内にはビニールカーテンが張られており、運転席と後席を遮断(隙間がいっぱいでしたが)。

空港を出たのは17時。4車線の高速道路を時速110〜120km(制限速度は90km)ですっ飛ばして、120km離れたパタヤの高速出口を通過したのは18時10分頃。

高速を出たところでパタヤ市内は大渋滞。18時40分頃に高速出口から2km程離れた宿泊先とは別な3つ星ホテルに到着。

予約してあるサンシャインビスタの系列ホテルのようだが、ここでPCR検査。

ホテルのスタッフの案内で入口から10m程奥に進んだセミナールームのような場所に行くと、PCR検査デスクが一つ設置されている。

ここでパスポートやタイランドパス、ワクチン接種証明、疾病保険証を提出してPCR検査。PCR検査は鼻の奥に検査棒を突っ込まれて苦しいと聞いていたのだが、実際にはハナクソをほじる程度の位置とほっぺたの裏側を拭うだけ。

検査が終わって、宿泊先のホテルへ移動。途中で見たパタヤ市内は閉まったままの飲食店も見られ、完全復活までの道のりはまだまだ長そうな感じ。

ホテルへの到着時刻はちょうど19時。出迎えの運転手には、長距離の運転を労い、チップ100バーツ(400円)を進呈。

今晩から2泊するサンシャイン・ビスタは3つ星ホテルだがロビーは質素。コーヒーショップはあるようだが、レストランやバーは無い模様。チェックインの際、タイ版ココア(行動記録アプリ)をインストール。

部屋自体はそこそこきれいで、バスルームにはシャワーブースに加えて高級ホテルにしかないバスタブが設置(どうせシャワーしか使わないのですが)

部屋の中を探してみても、ルームサービスなどの案内は無し。予約段階で夕食がセット料金に含まれていないことは承知していたが、その時はルームサービスでもとれば良い位に考えていた。

しかし、3つ星ホテルとは言え、何となく嫌な予感がしていたため、自宅からバス停に向かう途中のコンビニで酒のツマミにもなるソーセージドーナッツを2つ購入しておいたのが正解!

持参した「いいちこ」と「焼きするめ」でいっぱい飲んで、ソーセージドーナッツで空腹を誤魔化して、隔離1泊を乗り切ることに。

明日・5月1日からはこうした1泊隔離もPCR検査も不要となる。

コロナ禍における貴重な体験と、ポジティブに考え(るしかないでしょう!)、第1日目の投稿は終了。

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