【大事な話】緊急時~あなたは大丈夫?

【大事な話】緊急時~あなたは大丈夫?

海外旅行保険の補償額は十分?

海外旅行では、交通の遅延やホテルの予約ミス等々、予期せぬトラブルが付きもの。その中でもっとも心配なのが、ケガや病気!

そんな場合に備えるのが海外旅行保険だけど・・・いろんな人から話を聞くと。

①クレジットカードに付いているはずだけど、付帯条件や保険会社、補償内容は知らない

②持っているクレジットカードの1枚に自動的に付帯される保険が付いている

③旅行の都度、旅行会社やインターネットで保険を申し込んでいる、等々

日本では、基本的に、みんな健康保険に加入しており、病院の診療代(健康保険使用)も国が定めていることから、余程の難病でもない限り、病院で高額な治療費を請求されることはない。

だけど、海外の病院では、病院の「言い値」! それも日本と比べてケタ違い!

micの知人も、以前、ハワイで子供がクラゲに刺されて治療を受けたそうだが、その時の治療費は日本円換算で約25万円! 保険に入っていたのが不幸中の幸い。

でも、もし、もっと大きなケガや病気だったら?

という訳で、保険会社(損保ジャパン)のホームページで保険金支払事例を見てみると

アジア地域では、

☆中国で、窓から転落し腰椎骨折、入院期間30日、日本帰国後も入院、のケースで1076万円。

バリ島で、交通事故、骨折・外数傷多の重傷、プライベートジェット機にてシンガポールへ緊急移送、海外入院11日間、家族付き添いにて車椅子にて帰国、のケースで689万円。

これがアメリカでは、

☆カリフォルニアで、交通事故、頭部強打、入院23日間、医師と看護士の付き添いによるストレッチャー搬送、のケースで2178万円以上の治療費

ハワイで、急性心筋梗塞、入院13日間、のケースで約1942万円の治療費

と、さらに高額!! アメリカのケースでは、治療費全額が保険でカバー出来ず(かなりの自己負担)。

そこで、自分の加入している楽天プレミアムカード(年会費10800円)の補償内容をみると、傷害と疾病の治療費が各300万円、救援費用が200万円・・・これじゃ、外国人の医療費が高額なことで知られる台湾どころか他のアジア地域でも不安!

※ トラベルコースを選択すると、世界中の空港ラウンジが使えるプライオリティーパスが入手できる他、空港・自宅間の荷物宅配が年2回無料になります。

複数の海外旅行保険に加入している場合、死亡保険金を除く、傷害治療費等は合算(各保険会社が補償額に応じて治療費を負担)できるので、他に加入しているJCB奏、JCBコーポレート、EPOS(いずれも年会費無料)の補償額を合計すると、傷害治療費が1100万円、疾病治療費が1170万円、救援費用が1100万円・・・これで何とか? という補償額。

でも、ハワイを含むアメリカに行くのには足りない・・・保険会社のホームページを見ると、治療費の補償額が1000~1500万円の保険があるので、その場合には、別途、保険に加入する必要あり

クレジットカードの海外旅行保険は、自動付帯? それとも条件付帯?

加入するクレジットカードに海外旅行保険が付いているといっても、その保険は本当に有効?

そのカードを所持していれば保険が適用される(自動付帯)ならば良いが、そのカードで旅行費用を支払った場合のみ保険が適用される(条件付帯)というクレジットカードも多いので、注意が必要。特に、年会費無料のクレジットカードの場合、後者の条件付帯がほとんど。

そんな年会費無料のクレジットカードのうち、丸井が発行するEPOSカードには海外旅行保険が自動付帯されている(職場単位で加入するJCBコーポレートや定年退職が近いJCBコーポレート加入者に発行されるJCB奏は、一般的な加入申し込みは受け付けていない)。補償額こそ、傷害死亡・後遺障害500万円、傷害治療費200万円、疾病治療費270万円、救援費用100万円と、不十分ではあるものの、年会費無料なので、他の保険の補償額に上乗せするには好都合!

なお、クレジットカードを複数発行してもらう場合、国際ブランドは分散させた方が安心! JCBは使えなくても、VISAやMasterなら使えるというケースも多々遭遇。

もしもの際、冷静でいられますか?

海外旅行保険の補償額が十分でも、もし、海外で、それも一人旅で、交通事故で重症を負ったり、意識がモウロウとするほどの病気にかかったら、あなたは冷静に対処できます?

海外の病院の中には、治療を始める前に治療費の支払能力があることを証明しないと、治療を行わない病院もあるようだし、救急車をはじめとした緊急搬送も同様のケースがあるよう。

普段の冷静な状態なら、クレジットカードを取り出し、スマホで緊急連絡先を調べることは簡単なこと。だけど、苦痛に耐え、手が震える状態で、それが出来ます? ましてや、救急車や病院を使用・受診する前に外国語で支払い能力があることを説明出来ます?

そんなこと、自分も無理です! そこで、準備してあるのが、コレ!

これを見れば、緊急連絡先がすぐに分かる! 

そして、病院などへの支払い能力説明のために、コレ(英語版)!

これを見せれば、所有するクレジットカードに付帯されている旅行保険の補償額、その合算額と米ドル換算額、病院などが問い合わせることの出来る緊急連絡先が分かる!

これらのPDFを、スマホやタブレットの待ち受け画面に張付け、印刷した紙をパスポートケースに。

さらには、各国別の国際電話発信番号や、当該国・地域の外国人対応病院(医療機関が不十分な途上国に行く場合。可能な限り日本語対応病院)等のPDFもスマホの待ち受け画面に貼付。緊急時に、いちいちファイルを探すことなど出来っこない!

ただ、クレジットカード番号だけは、悪用防止にため記載していないので、苦痛に耐えながらクレジットカードを取り出す体力だけは必要。また、紛失・盗難への備えも併せて、各クレジットカードの表面写真や、セキュリティコードを含む番号データ(数字は使わず、日本語の平仮名で「ご・ぜろ・に・に」等と記載)をスマホ内のセキュリティボックス(アプリ)に収納。

さぁ、これで準備万端! 

保険などについてイロイロ書きましたが、実のところ、micは3桁近く渡航していますが、保険のお世話になったことはありません。

保険のお世話にならないことが何より一番! 事前に渡航先の各種情報を調べたり、渡航中は身の回りに十分気を付けながら、旅行を楽しみましょう♪♪

コメント

  1. […] 安全に旅するコツは、全部真似しました。読んでいて正直、ここまでやるかぁとは思いましたが、戸籍抄本やパスポート用写真も一応持っていきました。ちなみに戸籍抄本は自治体によ […]

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