洗濯ロープ
旅に出る際、持って行く荷物は最小限にしたいもの。特に、荷物の預け入れに高額な追加料金が必要なLCCを利用する場合、機内持ち込み制限内(これまで重量制限が10kgだったpeachが、平成30年秋から他社並の7kgに引き下げたのは残念!)に収める必要がある。
そのため、持って行く着替は、最小限に留め、旅先で洗濯することになるが、その際、濡れた衣類をどうやって速く乾かすのかが問題。
ある程度のレベルのホテルでは、バスルームの壁に洗濯物を干すための紐が出てくる装置が備わっているが、バスルームに干したのでは乾きが遅いし、安いホテルにそんな物は備わっていない。
そこで、micが持って行くのは自転車用のゴムロープ。このゴムロープをエアコンまたは扇風機の風が当たる所(両方の風が当たれば、なお良し)に張って干せば、薄手の衣類なら2~3時間で干し上がる。
肝心なのは、どこにロープを張るかということ。最有力候補は、どこのホテルにもあるカーテンのレール。もう1カ所は、エアコン等の位置を見て考えることになるが、壁に取り付けられた照明器具、机などの取っ手や脚、家具と壁の隙間、等々。
その際、カーテンレール側は、ゴムロープをレールに廻して、フックをゴムロープに引っ掛ければ使えばよいが、もう1カ所を固定するには臨機応変な対応が必要。そのため、持参するゴムロープの輪っか側には大きめの針金製フック(ホームセンターで売っていた作業用ゴムバンドに付いていたもの)を装着。針金製なので、手で角度を調節出来る。ゴムロープを廻せる箇所の場合には鋭角のままゴムロープに引っ掛ければ良いし、フック自体を家具の隙間等に引っ掛ける場合は、直角に広げて隙間に押し込むことが可能。
こうしてエアコン等の風が当たる場所に張ったゴムロープ、もう一つの課題は、必ずしも水平に張れないこと。角度が急だと、洗濯バサミで留めた洗濯物(軽い物に限るが)以外は下側にずり落ちてくる。
そこで、ゴムロープには、ホームセンターで売っているプラスチック製Dリングを糸で縫い込んで装着。シャツなどを掛けたハンガー等はこのリングに引っ掛ければ、ずり落ちない。
〔注意事項〕ゴムロープを引っ掛ける箇所の強度に御注意! それと、ルームクリーニングなどでホテルスタッフが入室する際には外しておいた方が無用なトラブル防止。
1本だけだと、長さに限りがあるので、もう1本持っていくと便利。実際の使用例がコレ!
ジップロック
これ自体には何の加工もしていないが、衣類は全てジップロックに入れて持ち運び。
昔は、旅行用品店で手動ポンプ付の圧縮袋を売っていたが、手動ポンプがかえってかさばることも?
ジップロックならば、口を少し開けた状態で押し潰して、中の空気を抜けば、圧縮袋と同じ! それに、洗濯物が生乾きでも、ジップロックに入れれば、他の衣類を湿らせることも無い!
〔注意事項〕ケニアを筆頭に、ビニール袋を規制している国があります。
スマホは肩掛けバッグと連結
現在の旅では、経路案内や位置確認、各種言語の通訳、写真撮影を初めとした旅行記録、等々がスマホ1台で可能。今や、東南アジア諸国でタクシー等を呼ぶのもスマホアプリ!今やスマホなしでの旅は考えられない!
中国を初め、東南アジア諸国でも、日常生活の中にIT化が浸透してり、スマホは必需品。ただ、日本との違いは、その価格と収入の比率。大多数の月収が200~400ドルというカンボジアやベトナムでは、スマホ1台の価値は非常に高い。
ゆえに、サイゴンならばベンタン市場付近やブイビエン通り、プノンペンならばリバーサイド公園など、外国人観光客が多い場所では、バイクに乗った(2人乗り)ひったくりが多発! スマホ2台もひったくれば、余裕で1ヶ月の生活費。スマホの位置検索などの防犯機能は、スイッチを切ってSIMカードを抜いてしまえば、一切無効!
ひったくりを避けるのには、当たり前の事だが、まずは辺りに注意を払うこと。次に、ひったくり犯に狙われ難い状況とすること。そして、ひったくりを成功させないこと。
そこで、micが第2・第3のひったくり防止策として実践しているのは、スマホやタブレットにコードを装着しておくこと。
コードの片側は、肩掛けバッグに連結。そのため、肩掛けバッグ(ワンショルダー)の数カ所に連結用のDリングを装着(縫い込み)。
※ バッグの内外数か所にDリング装着
※ 新しいバックにもリングを装着。赤い矢印は、前面ファスナーがズリ落ちないように装着したフック。
旅行中、肩掛けバッグは身体の前に掛けるので(スリ大歓迎!とばかりに、後ろに掛ける人はいないと思いますが・・・カミソリでスッパッとバッグを切られて、中身を盗られます!)コードを付けたまま、スマホを使用することが可能。最もひったくりの危険があるセルフィーでの自撮りもコードを付けたままでOK。
コードが付いていることで、ひったくり犯に狙われ難くくなるし、もし、ひったくられても、ひったくり犯の手からスマホが落ちる可能性大。もちろん、落とし物、置き忘れ、の防止にも。
ここで重要なポイントは、丈夫なコードは使用しないこと。間違っても金属製のワイヤーなどは絶対にダメ!
サイゴンのブイビエン通りなどでは、ひったくられたバッグが身体に絡まったまま、ひったくり犯のバイクに引きずられて、大怪我を負う事件も発生している。コードの強度は、2~30kgの負荷で切れる位が理想的。
micが使用しているのは、100円ショップで売っているコード。これならば、身体が引きずられるという最悪の場合には、負荷に耐えられずに切れてくれる。スマホより大事なのは、自分の身体! ちなみに、国内でも財布にはコードを付けてマス。
便利なビニール製の名札入れ
香港や台湾で、地下鉄やバスを使って移動する際に便利なのが「游游カード」などの交通系プリペイドカード。コンビニの支払いにも利用できる。
財布の中に入れたままでも使用可能だが、バスに乗る際などに、カードをどこにタッチすれば良いか分からず、わざわざカードを財布から取り出して、運転手に見せるのも面倒(地元の言葉で訊ければ良いのですが)。
そこで、便利なのがビニール製の名札入れ。付属の紐を首に掛けてもよいが、子どもみたいで、格好悪い。そこで、新たな穴を空けて、財布(100円ショップで売っている=現地通貨用)の外側にあるスナップボタンに挟み込む形で装着。ポケットから財布を取り出して、カード側を見せれば、運転手がタッチする場所を示してくれる。
※ ピンク色の部分が新たに穴を開けたカ所
※ 財布に落下防止コードを付けるので、カードも紛失しにくい
この名札入れ、交通系カードのみならず、しばしば提示を求められるアンコール遺跡の観光パスでも活躍。紙切れ1枚の観光パスを財布などから出し入れしていると、すぐにボロボロ。加えて、汗や突然降り出す雨でビショビショ。そうならないためにも、ビニール製の名札入れに収納。最後まできれいな状態!
なお、使用する名札入れは、出し入れ口が閉まるなど、出来るだけカードやパスが外れて落ち難い形状のものを選択することに注意!
コメント
次のブログは、いつ更新ですか(^^)
楽しみに待ってます。
花粉症は大丈夫ですか?
私も目が少し違和感があります(o_o)