《詳細版》ブタペスト#2

【第11日目:6月13日】

旅行中に執筆・投稿した「ほぼライブ版」はコチラ

Jó reggelt!(おはようございます)

朝は7時過ぎに目が覚める。昨日は歩行時に杖(折りたたみ)を使ったせいか脚も攣らず。明け方に一度半覚醒状態にはなったものの、睡眠は良好。身体がヨーロッパ中部時間(日本より7時間遅れ)に慣れてきたということ。※明日は帰国の途につきますが!

朝食もシッカリと食べ、エネルギー満タン。ただし、お腹の脂肪は減らない!

事実上の最終日!  ブタペスト市内へ出撃です!

朝食後、シャワーを浴びて、10時にホテルを出発。

ホテル前の地下鉄入口に入ると、何件かの店が開店済。携帯電話ショップもあるが、まだ開店はしていない。

この地下鉄2号線はドナウ川の下を通過するので、地中深くに建設されている。エレベーターの速度が速くて、乗るタイミングがチョット難しい。

国会議事堂

地下鉄を降りたのは国会議事堂側の駅。

何やら音楽が流れている。そして国会議事堂の敷地は閉鎖され、それを取り囲むように群衆がモバイルフォンを議事堂前の広場に向けている。

遠くからで良く見えないが、アフリカの何処かの国からの賓客を出迎えている様子。

人々が国会議事堂の正面に集まっていることから、他の場所は普段より人気が少ない。写真撮影には絶好のタイミング。

漁夫の砦も太陽を背にした正光で撮影すると、鮮やかに写る。

ブダ城も鮮やか。いずれも船が通過するタイミングを待って撮影。

漁夫の砦、マーチャース聖堂

国会議事堂側から地下鉄とバスを乗り継いで、漁夫の砦へ。丘の上まで歩いたのでは脚がもたないので、少し遠回りでも楽なバス利用のルートを選択。

丘の上のエリアに入ると、バス車内はバイブレーションに包まれる。路面がアスファルト舗装から石畳に変わったせい。

バスに乗ること約8分で、漁夫の砦に到着。

目の前には、マーチャース聖堂。オーストリア・ハンガリー帝国の初代皇帝がエリザベス(=シシィ)と共に戴冠式を執り行った場所。

漁夫の砦は観光客でイッパイ。砦の上に上がるのには入場料が必要。

砦の中にはレストラン。素晴らしい景色を眺めながらの食事が楽しめる。ただし、簡単な料理でも30€(5000円)以上!

無料な場所からでも、工夫すれば何とかサマになる写真は撮れる!

国会議事堂方向を撮影すると、昨日に乗ったバルーンが上がっている。

マーチャース聖堂の入場料。micは上から2番目のシニア料金2500フォリント(1200円くらい)のチケットをパスポートをカウンターに提示して購入。

聖堂の入口。

聖堂内部はこんな感じ。

一番奥の祭壇付近。

聖堂側面には小部屋もあるが、異教徒のmicが見ても、何だか良く分からないし、有り難みも感じない。

だけれども、ステンドグラスが綺麗なのは理解出来る。電気照明もついてはいるが、ステンドグラスを通した陽の光が聖堂内部を灯している。

天井にもステンドグラス。

気温は27度くらいだが、湿度が低く、ドナウ川から吹き上げてくる風も心地良い。とは言え、陽射しがキツクて疲れたので、アイスクリームを食べて一休み。料金は900フォリント(400円くらい)だが、現金払いは受け付けてくれず、クレジットカード払い。

13時には、一旦、ホテルに戻って小休息。

部屋のベッドメイクは済んでいるが、バスタオルが無い。昨日もバスタオルの交換は無かったが、ツインルームのためバスタオルが2枚用意されていたので問題無かった。しかし、本日は使用済みバスタオルは回収され、新しいバスタオルの補充が無い。昨日補充が無かったトイレットペーパーについては、使用済みバスタオルの上に残り僅かなトイレットペーパーをチップと共に置いておいたので補充されている。このためレセプションに出向いて、バスタオルの補充を要請。

ブタペスト中央市場

13時30分に再びホテルを出て、トラムを乗り継いで、行った先はブタペスト中央市場。

内部はこんな感じ。意外と整然としている。中央と左右の外壁沿いに通路があり、それらの通路を横断する通路が数本。

1階は生鮮食料品売場が多いと、ネット記事には書かれている。確かに外壁沿いの通路には野菜売場が多く、中央通路にも肉屋がある。

野菜売場では、ハンガリー名産のパプリカ(日本で言うところのトウガラシの一種)も売っている。

その他、地元住民向けでは、スイーツを売る店。

しかし、中央通路を中心に出店している多くは観光客目当ての店。

ハンガリー名産の酒類やフォアグラキャビアを売る店。

画面右がキャビア

バッジ類、変わり種のマトリョーシカを売る店。

圧倒的に多いのがお土産用の食材店。パプリカ商品が並ぶ。

ハンガリー名酒であるパーリンカ。パーリンカ博物館は試飲3回付で1万円程度。イロイロな果実を原材料とした無職(誤変換です。無職なのは私!)無色透明な蒸留酒。原料となる果実によって価格は異なるが、720mlボトルだと1万8000〜2万円以上。

通路が口の字になった2階は、雑貨を売る店が多い。micもクラシックなデザインのマグネットプレートを600フォリント(260円くらい、1階の店より安かった)で購入。

しかし、2階も正面玄関の上になるとフードコートの様相。

アチコチ回って分かった事(当初の推測どおり)は、観光客が多く通過する導線上に位置する店はみんな同じような値段。一方、観光客があまり通過しない場所の店は安いこと。

そんな店を1階の野菜売場の一番奥に発見。

イロイロ迷ったものの、人生も終わりに近づいた身としては「やらないで後悔するより、後悔しても良いからやってしまえ」の考えで、先ずは、超高級酒パーリンカのピーチ味の最も小さいボトル(たったの40ml)を購入。店のオネイサンが「ありがとう。バイバイ」と言うので、「コレをテスティングしたら戻ってくるぜ」と言って、中央市場の一番脇のスペースで開封して一口テイスティング。確かにピーチの香りの蒸留酒だが、アルコール度数40%にも関わらず、口当たりも良い。

店の前に戻り、他の酒類も一緒に購入。ついでに、いろんな色の布袋に入ったパプリカの違いを訊くと、この2色の組み合わせだと赤が”辛いパプリカ”、白が”甘いパプリカ”だそう。甘いトウガラシなんてあるの?

明日からの長距離移動距離に備えます!

本日は行動も少なく、疲労も少ない。さりとて疲労は溜まっているはずだし、明日からの帰国も身体に及ぼす影響が大(なんたって中東の航空会社ですもの)。そこで、身体のメンテナンス。

その前に、通い慣れた近くのバーでビールを一杯。今回は950フォリント(450円くらい)で、これまでより高め。もしかしてチップを加えている?

一昨日行ったマッサージ店では「今は予約で一杯」ということで、別な店を訪問(この地域にはブロック毎にタイマッサージ屋。昨晩のバーではタイ人が飲んで騒いでいたッケ)。

当初オーダーしたのは上から6番目のJet Lag Recovery Massage という、いかにも脚に効きそうなマッサージの90分コース(18900フォリント)。しかし、店の入口に掲げられている「10%OFF」の掲示を指して「コレは?」と訊くと、2時間コースに適用の割引とのこと(ホンマかいな? 商売上手過ぎやで!)。という事で、無垢な性格のmicさんは120分コースを選択。VISAカードからの決済利用通知では9030円。

ここが施術場所。パンツ1枚で施術を受けるが、オイルを塗られているうちにパンツも剥ぎ取られてしまう。一応、身体にタオルが掛けられてはいるものの、太腿のマッサージの際には、うつ伏せだと肛門、仰向けだと睾丸部分に指が触れる。まぁ、トラムなどの交通費も免除されてる65歳なので、どうって事ありませんが。

施術時間は正味100分程度。マッサージ自体はツボに入っていたものの、力加減は弱い。「力加減を強くして」と言おうかとも思ったが、強いマッサージを長時間受けた場合の「揉み返し」を恐れて、弱いマッサージを甘受。

夕食ですが。

本来ならば、ハンガリー料理で有名なレストランに行くのが旅行者なのだろうが、無職のmicにそんな余裕は無い。ホテルの近辺は、ケバブ屋やイランなどの中近東料理屋。当然、アルコール飲料の提供は無し。韓国料理屋はあるが、我が国固有の竹島を軍事占拠している国の料理も食べたく無い。

結果的にホテル隣接のバーガーキングでToGo。

バーガーキングのタッチパネルは使い易いが、追加注文を促す表示が面倒。

この記事を執筆している現在、酔っぱらっているので、テキトーに記述すると、甘ダレのハンバーガーとフレンチフライ、そして酒を割るのに丁度良い炭酸水のセットで2000円くらいだったかな?

おやすみなさい

本日は、帰国前の割とゆっくりした日。

明日の帰国便は、何かトラブルも予想される?エジプト航空。機内では酒の提供も無いので、タレ瓶入りのウイスキーを用意しておいたが、大方飲んでしまい残り150cc。何とかしなくては、12時間の飛行時間が地獄。

ココまでの記事を執筆・投稿したら、もうすぐ23時。残り少ない貴重な酒を一口飲んで寝ることに。オヤスミナサイ!

《本日の歩行数・1万4800歩》

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