夜中に何度も目が覚めます
昨夜は、脚の攣り止め薬とロキソニンを服用して、21時に就寝。初めて脚が攣らない夜だったが、1時過ぎに一旦目が覚めてしまい喫煙所で一服。再びベッドに入り、2〜3時間の睡眠の後、5時に起床。早朝に起床しなければならないスケジュールもあるので、敢えて日本時間での生活リズムを崩さないでおく。
起床後は、ヴァラナシへの移動に向け、スマートフォンやモバイルバッテリーの充電、荷物のパッキング。その間にシャワーを浴びる。
仕度が全て終了したのは8時半。航空機の出発3時間前に空港に着くとして、空港までの移動に1時間、全て余裕を持たせても9時半にチェックアウトすれば十分。屋上の喫煙所でノンビリ。
上の写真の右下に写っている建物はハヌマーンを祀ったヒンズー教寺院。ハヌマーンは神猿で、シバ神の化身。本当に猿が屋根の上を歩いていた!
ホテルをチェックアウトして空港へ
予定どおり9時30分にホテルをチェックアウト。部屋の状態チェックも無く、朝食1回とルームサービス2回の料金1057ルピー(約1800円)をクレジットカード決済して直に終了。
空港へは、地下鉄ニューデリー駅までオートリキシャで行ってエアポートライナーを使う手もあるが、心身共に疲れているのでウーバーを選択。空港まで約22kmの料金は440ルピー(約800円)。
ウーバーアプリに当初表示された所要時間は40分。道路は混んでおり、3車線の道路に車5台が並ぶ状況。それも、おとなしく前の車の後に付くのではなく、隙間があれば突っ込んで行くという運転。そんな状況なので無傷の車がめずらしい。
渋滞中に反対側の道路脇を見ると、欧米系のドライバーとインド人ドライバーが揉めている。欧米系ドライバーの車には側面を擦られたような傷。インド人の一人が布でその傷を擦っている。彼らの話を聞かなくても話している内容は察しが付く。傷の補償を求める欧米系ドライバーにインド人ドライバーが「傷は綺麗に拭ったのでノープロブレム」と主張しているのだろう。
そんな渋滞に巻き込まれ(想定内!)、空港に到着したのは約1時間後の10時30分。
空港内に入るのに身分証明書(パスポート)と航空券が必要なのだが、micが入ろうとしたゲートはQRコード専用のようで、警官が「別のゲートに行け」と指示。
向ったゲートでは、1人の警官が一人一人の書類を丁寧且つ慎重にチェック。一人当たり1分はかかっており、十数人が押し合いへし合いしながら先に進もうとする列?がなかなか進まない。
ようやく空港内に入り、チェックインカウンターに並ぶが、この列もチェックインカウンターが近づくと、手続が終わりそうなチェックインカウンターめがけて我先にと割り込んでいく。車の運転もそうだが、インド人には順番を守るという概念は無い様子。
チェックインを済ませ、ボーディングパスを持ってセキュリテーチェックへ。金属探知ゲートを通るだけではなく、金属探知棒を使って念入りな身体チェック。micの手荷物もX線検査機から出てきたところで係員が持ち去ってしまう。どうしてか尋ねると、再スキャンとのこと。
2度目のスキャンが終わると、今度はバックパック内のスマートフォンやモバイルバッテリー、その他金属類をトレーに並べさせられて3度目のスキャン。その際、ライターは没収。
セキュリテーチェックが終わって制限エリアに入ったのは空港到着から1時間後。
インドのマクドナルド
出発まで2時間あることから、ここで昼食。フードコートには、ローカルなレストランも並ぶが、サブウェイやKFCなども並んでいる。しかし、世界的に展開している吉野家などの日系レストランは皆無。牛を神聖視するインドで、もしも吉野家が開店したら、暴動になること必至。
ということで、マクドナルドで昼食。日本には無い“Big Spicy McWrap Chicken”を選択。表示されていた料金は485ルピーだが、消費税が加わって509.26ルピー。510ルピー渡して、お釣りは無し。
初めて食べた“Big Spicy McWrap Chicken”と言うと、薄いお好み焼きの中に、チキンマフィンに使われるフライドチキン、レタス、ちょっと辛めの肉無しミートソースと少量のマヨネーズが入ったモノ。マクドナルドの商品なので外れもなく、美味しく頂く。
空港内ということもあって客層も良い。右手にバーガーを持ち、左手(不浄の手)でフレンチフライをつまんでいるインド人もいる。
食事を終えて搭乗ゲートへ向かっていると喫煙所を発見。ライターは没収されているが、壁に設置された装置でタバコに着火。
oops! 表示状態を確認してはいたものの、以下の投稿が消えてしまっていた。そのため帰国後に執筆・投稿。
空港内は撮影禁止とのことだが、乗客のほとんどはスマートフォンを手にしている。スマートフォンを見ているフリでカメラのシャッターボタンをタップすれば簡単に撮影可能。衛星撮影の精度も高い今の御時世では「撮影禁止」は建前!
ビストラ航空はほぼ定刻(13時20分)どおりに出発。機内はほぼ満席。座席前にモニターは無いが、代わりにスマートフォンフォルダが付いている。
ビストラ航空はLCCだが、機内食が配られた。荷物預けも無料だし、中東と東南アジアの各都市に自社便を、東京・ロンドン・パリと北米地域にはコードシェア便(日本にはJAL便)を運行する会社で、ほぼフルサービスキャリアと同内容。
機内食の中身はビリヤニ。ベジタリアンが多いインドなので肉は入っていない。味は「肉なしミートソース?」。
ヴァラナシ空港に到着してロビーに出ると、プリペイドタクシーの窓口。料金を訊くと、850ルピーとのこと。どのタクシーに乗れば良いか尋ねると「外へ出れば、ドライバーが待っている」との返事。そのとおりチケットを持って外へ出ると、ドライバーが待っていた。
ヴァラナシ空港からガンジス川沿岸地域のホテルまでは約1時間。ものすごい雨で、途中の道はところどころ30cm程度の深さまで冠水。なるべく冠水が浅い場所を通るべく、車同士が競い合うので、通過するのに時間がかかる。
ホテルは車が通れる道路から路地に入った奥。
部屋の中はこんな感じ。
バスルームはこんな感じ。床には漏水した水が常に流れていた。シャワーは機能せず、置いてあるバケツと手桶はシャワーの代用品。
窓の外の景色。勇気と脚力があれば、隣の建物まで飛び移ることも可能。
部屋は4階だが、エレベーターは工事中。エレベーターのドア部分は、開いたままで覆いは無し。酔っぱらって落ちたら・・・結果的に、その心配はありませんでした。
夕食は、部屋に置いてあったメニューからダルバート(豆カレー)を選択。聖地ヴァラナシでは肉類の食事は御法度。おまけに酒類も御法度。
このホテルには食堂は無いため、近所の食堂からのケータリング。皿や器はアルミホイル製で、半分にたたまれたモノを開いて使用。ビニール袋の中身は、辛いソースと玉ねぎの酢漬け。
手で食事をするインド。当然、スプーンの類は付いてはいない。持参した携帯カトラリーセット&折りたたみコップが活躍。
味は超薄味でまずい。ビニール袋の辛いソースと持参した塩を加えて、なんとか食べられる。100cc入りのタレ瓶ウイスキーは2本。2泊なので、今夜飲めるのは1本だけで、ほろ酔いにも至らず。
ここまでの記事を執筆・投稿(※結果的に、ニューデリー空港以降の記事は消失)。翌日のツアーに備え、20時には就寝。
【本日の歩行数:2799歩】
コメント
傷はきれいに拭っだからOKとは?(笑
そんな渋滞は確かに予想外ですね。
しかし、現地の状況を見ると、逆に日本で暮らすインドの方に日本の感想を聞いてみたくなりますね。