出発するのは約30年ぶりの成田空港第2ターミナル。京急川崎駅から成田空港行特急で1時間30分。
楽天カードの特典を利用して無料で送っておいたスーツケースをABCカウンターで受け取り、バゲッジドロップカウンターへ向かう。
セブパシフィックのカウンター窓口は6つ。そのうち4つがオンラインチェックイン済のバゲッジドロップカウンター。並んでいる列は長いが、チェックインに比べて手続が簡単なので流れはスムーズ。
荷物を預けた後は、ラウンジで一休み。ここのラウンジはプライオリティパス以外にも各種クレジットカードも利用可能。受付で「ビールがご希望ならば係員にご用命ください」と言われたので、遠慮なく申し出。
このラウンジは出国手続前のランドサイドにあるため、出発1時間前の12時15分に退出。出国手続に向かうが、セキュリテーチェックの手前には長蛇の列。通過するのに約20分。
出国手続は事前登録済の顔認証自動ゲートを使用し、所要時間は約30秒。その後、免税店でオンライン予約済のタバコを受け取り、搭乗ゲートに向かうが、出発時間まで残り20分。
搭乗ゲートはターミナルビルから出島のように離れた場所。以前はターミナルビルとスカイトレインで結ばれていたが、現在は所々に設置された動く歩道を使いながら徒歩で移動。かなり焦って歩いたので汗だく‼
出発15分前にゲートに到着。搭乗ゲート前の列が長いので、付近の喫煙室で一服してから機内へ。搭乗ゲートで「マスクは持っているか?」と訊かれる。荷物預け入れの際にも訊かれたが、いずれも言語は英語! まるで外国の空港みたい!
機内は、ほぼ満席だが、通路側に座るmicの隣は空席。約240人の当乗客の9割はフィリピン人で残り1割が日本人+西洋人3人程。
離陸後、事前予約していた乗客に機内食が配られる。それが終わってから機内販売。ビールとミネラルウォーターを注文して、1000円札を渡したら、お釣りは200ペソ(約500円)。
セブパシフィックのフライトは予定どおり17時10分に到着。
入国手続を終え、預入荷物をピックアップして空港を出たのは18時頃。声をかけてくるタクシーの客引きをいなしながら、タクシースタンド外れに行って、Grabで配車申し込み。5分ほどで到着したグラブカーに乗って19時前にホテルに到着。高速道路を使わなかったので時間は掛かったが、料金は約400ペソ。500ペソ札を出して「20ペソ札2枚くれ」と言うと、ドライバーが怪訝な顔を見せるので、「ホテルのチップ用だよ」と言うと納得した表情で20ペソ札2枚をよこす。
そして、ホテルにチェックイン。荷物は自分で運ぶシステムらしく、入手した20ペソ札は不要に。
このホテル、部屋はまぁまぁだが、歯ブラシ等はおろかコップすら置いていなくて、あるのはバスタオルのみ。
夕食は、悪所で有名なLAカフェで。1階は満席だったが、バンド演奏のある2階は有料(100ペソ)のため空いている。ビールとフィッシュ&チップスで夕食。
食事をしていると、色々な女性が声を掛けてくる。最初は退屈しのぎにもなったが、あまりに頻繁なので、1杯奢るだけを条件にテーブルに着くのを許可。その後は頻繁な声掛けも無くなる。
その後、追加のビールを飲みながらバンド演奏を20分程楽しんで、20時30分には退店。ホテルに戻って、日本から持ち込んだ焼メザシをつまみにサンミゲル・ジンのハーフボトルで仕上げ。22時には就寝。
朝は7時に起床。ホテル1階のセブン・イレブンでサンドイッチとマンゴージュースを購入(88ペソ=約220円)して、喫煙所で朝食。
その後、荷物を整えて、8時にチェックアウト。その際、枕カバー2枚にインクの滲みがあったということで283ペソの支払いを請求される。そんな滲みが出来る訳が無いと抗議するも、貴重な時間が経過するのみ。「次は無いからな!」と言って、イヤイヤ支払う。
Grabで配車した車に乗って、約30分で空港に到着。料金は350ペソだが、キチンと荷物を扱ってくれたので、400ペソ(約1000円)を渡す。
チェックインはオンラインで済ませてはいたが、荷物預けのカウンターは長蛇の列。預け入れまでの待ち時間は30分以上。
セキュリテーチェックを受けて、搭乗エリアに入るが、プライオリティパスの使えるラウンジは改修のため閉鎖中。仕方ないのでコーヒーショップで時間を潰す。ちなみに、アイスコーヒーの値段は200ペソ(約500円)と空港価格!
そして搭乗。南国の日差しがきつい。
当乗客全員が機内に入ったものの、当局?の指示で出発が20分程遅れるとの機長のアナウンス。
飛行自体は、多少の揺れはあったものの順調。窓側の席だったので、通り過ぎる島々を眺めつつリラックス。
正午過ぎにマクタン空港に着陸。
Grabで配車。約30分で9km程離れたホテルに到着。運転手にはチップ込みで400ペソを渡す。ここに13泊する予定。
部屋の中にセイフティーボックス(金庫)が無いので、文句を言ったら、こんなモノを貸して寄こした。この手さげ金庫をフロントのセキュリテーボックスに預けて欲しいとのこと。
さぁ、セブ島に到着! 以後の話は「セブ島での生活」をご覧ください!
コメント
現地に着くまでに色々なことがありますね。
インクの滲み?などは、まさに恐喝。貴重な時間と1000円程度の要求を天秤にかけさせて、払う方を選ばせる常套手段なのでしょう。
ホテルの部屋は広くていいですね。どれだけ時間が確保できるか次第ですが、ゆっくりできそう。