googleマップで色々な国のレストランを検索していると、JR鶴見駅前のバス・ロータリーを超えた所にパキスタン料理のレストラン。「DERA D43」というチョット変わった店名。
店の入口脇に貼りだされているランチメニューを見ると、1000円前後の値段。
開店直後で、まだ客のいない店内に入ると、パキスタン人と思われるスタッフが水と紙おしぼり、メニューを持ってくる。店内にいるのは、このスタッフ1人だけ。
基本的に、カレー+ナンorライスがランチタイムのメニュー。それにチキンティッカもしくはラムチョップのセット。
一番高い、1250円のBセットを注文。カレーは4種類の中から選ぶのだが、表記されているのがパキスタン語(たぶん!)のため、さっぱり内容が分からない。するとスタッフが、チキン、ナスとジャガイモ、などと説明(あとの2種類は忘れた!)。Bセットにはチキンティッカが付いているので、カレーはナスとジャガイモを選択。
待つこと10分程度で出てきた料理がコレ!
皿の上には、カレー、チキンティッカ、ナン、サラダの4種類。そしてグラスに入った飲み物。メニューには「ラッシー」と記載されていたが、色からして「マンゴーラッシー」のよう。
ナンは、インド・ネパール料理のふっくらとしたナンとは異なり、生地が詰まったモチモチ感のあるパンという感じ。バターなどは付いておらず、プレーンな味。これはこれでイケル感じ。
スプーンとフォークで骨を外しながら、チキンティッカを口に運ぶが、口の中に広がるのはボソボソとした感じだけで、肝心なスパイシーな味は殆ど感じられない。端的に言えば、調味料を使っていない焼き鳥。ナンと一緒に食べると余計にボソボソ感が口に広がる!
骨を外すのに苦労しつつ、チキンティッカを3分の2くらい食べたところで、スタッフが「忘れていてゴメンナサイ」と言いつつ、ナイフを持ってきた。昔、パキスタンのカラチのレストランで、パサパサのチャーハンをフォークとナイフで苦労しつつ食べ終わる頃、ウエイターが「スプーン、サー!」と言いながら、もはや使い道の無いスプーンを持ってきたのを思い出す。
チキンティッカを食べ終わり、ナンと一緒にカレーを食べる。カレーの味は、スパイスの効いたカレーというよりビーフシチューのような味。良く言えば「やさしい味」で、悪く言えば「パンチの効いていない味」。人によって好みが分かれるところだが、自分としては「期待外れ」。
インド・ネパール料理ならば、カレーにナンを浸して食べるのだが、ここのナンはカレーのスープを吸いそうにはないので、カレーはスプーンで口に運び、ナンをかじるという食べ方で完食。残念ながら満足感は無し!
最後にマンゴーラッシー、と言うより、飲んでみたら濃厚な味のマンゴージュース。これが一番旨かった!
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