夏休みだよ!赤道越えて、インドネシア!
第8日目・9月20日
ブロックMでお買物
朝はゆっくり8時に起床
昨晩は遅くまで飲んだので、今朝はゆっくり起床。
まずはホテルの玄関前で一服して、隣りのコンビニへ。
コンビニで朝ご飯を買う。蟻入りパンはゴメンなので、安心なブランド「山崎パン」!
スマホで情報収集しながら、ゆっくりと朝食を採り、10時に出撃!
出来たばかりのMRTに乗って「悪名高き」ブロックMへ
ホテルから100mほど離れた高架橋下の通路を抜けると、左手にはスカルノハッタ空港に向かうエアポート・トレインの駅。その右側には、日本の技術で今年3月に完成したばかりのMRT(地下鉄)の入口。ここからブロックMへと向かう。
発券所は有人窓口。電車やトランス・ジャカルタのようにICカード必要。モナスに入った際に強制的に買わされた銀行系のプリペイドカードが使えるかと思い、訊いてみたが、ダメだった。ブロックMまでの運賃7000ルピアとカード代1万5000ルピアの計2万2000ルピア(約200円)を支払う。
ホームに降りると、こんな感じ。流石、最新のメイドイン・ジャパン!
10分おきに運行されていた車内は、こんな感じ。椅子は樹脂製。数人の警備員が同乗。
ドアの上のモニターでは、様々な情報が映し出されている。
MRTは、途中から地上に出て、ブロックMの駅は完全に高架橋上。
プラザ・ブロックM
とりあえず、駅前の「プラザ・ブロックM」に入ってみる。
プラザの中は高級な作り。宝飾品・時計などの店が並ぶフロア、衣料品が並ぶフロア、歯科医院や理美容が並ぶフロア、等々。
中でも、特に飲食店が充実。吉野家はもとより、丸亀製麺、ペッパーランチ、なども出店。値段表示を見ると、丸亀製麺の温玉うどん・キツネうどんは4,4000ルピア(約350円)、ペッパーランチのビーフペッパーライスは66,364ルピア(多分、税別)と、日本とあまり変わりはないよう。
そうした中に「ラーメン屋」という名前の気になる店。
注文してみました。「スパイシー・エビ・天ぷら・ラーメン」!
早速、食べてみると、微妙な味わい。麺は、中華麺と蕎麦がミックスされた感じ。スープも、中華スープに麺つゆが加わった感じで、スパイシー味のためかエスニック風味も感じられる。加えて、その上にはエビ天。店内は日本語だらけだが、この店、絶対に日本人は経営に携わっていないはず!
ブロックMスクウェア
高級感満載な感じのプラザを出て、駅を挟んだ反対側に行ってみる。
ブロックMモールの入口を入って進むと、「ブロックMスクウェア」
中に入ってみると、雑多な店が並んでいる。まるで昔のマーブン・クロン(バンコクのショッピングセンター。現在の様子は、ビエンチャン編に記述)みたい。
スマホ売り場では、中国のOPPOやVIVOが圧倒的に幅を効かせている。
マッサージやネイルサロンの並ぶフロア
オリジナルの刺繍をしてくれる店やオリジナルな革製品・布製品を作ってくれる店
中には、日本のアニメ関係の「オタク」な店も
そして、こんな警察の相談室も!(中には誰もいなかったけれど)
さらに、ビルの入口付近には、肖像画や似顔絵を受注する露天
大きなビルの中は迷路のように雑多な店がひしめき合っている。最高に面白い場所。
ということで、ジーンズを買いました。値段は店員さんの掲げるボードに記載されたとおり12万ルピア(大体1000円)。試着は店の隅に吊されたカーテンの裏で行うのだが、特に床上げされているわけでもないので、靴の上に乗って、一苦労。裾上げサービスはナシ。
買ったジーンズは、裾が少々?長めのため裾上げが必要。店で教えられたとおりに下のフロアに降りて、先に進んだ所に「お直し屋さん」。試着して裾の長さを確かめることが出来ないので、いつもどおりの股下の寸法を伝えて、裾上げを注文。料金は2万ルピア(約160円)。 ※ジーンズの形の関係なのか、着用してみたら、かなり長め。帰国後の再度のお直し料金は1100円と、ジーンズの価格より高くついてしまった!
ついでに、安売りしていたバティックのシャツも購入。値段は5万ルピア(約400円)。こんな感じで服を買うので、夏に着る服の多くは東南アジア製品。
悪名高き「ブロックM」の由来
「悪名高きブロックM」と記述したのは、アジア大会に出場した若いバスケットボール選手が、ここのカラオケ屋に入るところを張っていた週刊誌記者にスクープされたということ。ここのお姉さん達は、条件によっては閉店後にエスコートしてくれるそう。彼らみ「カラオケだけ楽しんだ」と言えば良いのに、スポーツ選手に実直さから「やってしまった」と正直に告白してしまい、処分を受けてしまったということ。オリンピックの選手村では、知り合ったカップルのため、ラテックス品が常備されているのが世界の常識。屈強な身体を有するアスリート達が抑制され生活の中で、性欲が高まるのは(犯罪とならない限り)、自然の節理。
カラオケ屋も立ち並んでいるが、真昼間なので・・・。
2時間近く、スクウェアの中を散策してから、ブロックMプラザに戻り、コーヒーショップでブログを書きながら、1時間程、一休み。
注文の際、なぜか名前を訊かれる。注文したアイスカフェラテを受け取る際に「ミスター・ミックス」と呼ばれたので、レシートを見ると、宛先がMr.mixになっていた!
休憩後、再びMRTに乗って、ホテルへ戻る。MRTは渋滞の影響を全く受けないが、まだコタ地区までの途中までしか開業していないことと、料金が一律3500ルピアのトランス・ジャカルタの倍ということもあって、車内はガラガラ。開業直後は、物珍しさから大混雑したようだが・・・。
電車に乗ってコタへ
ホテル近くのスディルマン駅から電車に乗車。窓口で、タマン・ミニ・インドネシアに行った際に入手したカードを提出してチケット代を払おうとしたら、「このカードではダメ」とのこと。手持ちの他のカードを見せてみると、残高の残っているトランス・ジャカルタのカードがそのまま使えるとのこと。
電車に乗るが、退勤時間帯ということあって、車内は都内の通勤時間同様に満員状態。一駅乗って、マンガライ駅でコタ方向に行く電車に乗り換え。表示では5番線と表示されているが、警備員に訊くと3番線とのこと。マンガライ駅の下りホームは混雑しているが、コタへの上りホームは割とすいている。
でも3番線が2つある。自分の立っているホームと向かいの低い場所から階段で登るホーム。
電車が来たので、乗車すると、両側のドアが開いていた。混雑時には良いシステム。
ジャカルタ・コタ駅
マンガライからは空いている電車の座席に座って約20分。ジャカルタ・コタに到着。終着駅である構内はこんな感じ。
改札を出た場所には、コンビニ、スターバックス、ケンタッキーフライドチキンなどの店が並ぶ。
駅を出て、車やバイクが走り抜ける間を、タイミングを合わせながら、少しずつ進んで道路を横断。ファタヒラ広場脇の路上では、様々な露天。中でも入れ墨屋さんが多い。「こんな場所で墨を入れて、衛生上、大丈夫なのか」と思いきや、施術を受けている人を見てみると、書いているだけのテンポラリー・タトゥー。自分もやってみようかと一瞬思ったが、アウトローになってしまうのも何だし・・・もう既にアウトローだったりして?
イロイロなパフォーマーもいる。一緒に写真を撮って、箱の中にお金(5000ルピア位?)を入れてもらっている。
奥に進んで行くと、屋台街。
ファタヒラ広場脇の通りには有料トイレ(3000ルピア・約24円)もある。
カフェ・バタビア
ファタヒラ広場に面したカフェ・バタビアはコロニアルスタイルの有名な店。ちなみに、バタビアとは、日本軍が占領していた時代のジャカルタの名称。
アイスコーヒーでも飲んで、一休みと思って入店したら・・・。
店内には、20世紀初頭の音楽が流れている。
トイレの中まで・・・こんな感じ。
ウエイターが仰々しく「ディナータイムです」と言いながらテーブルに置いたメニューを見て、更にビックリ。いずれの料理も税込みで20万ルピア(約1600)以上。
ウエイターお薦めは、スペシャルなナシゴレン(本体価格19万8000ルピア)。
もう日本円換算ではなく、ルピアで物価を判断する思考回路に変わってしまっている脳みそで考慮の結果、「どうせならば」とウエイターお薦めのナシゴレン、それと珍しいビンタンの生ビールを注文。
そして、出てきたナシゴレンがこれ!
そして、ナシゴレンの上に黒いツブツブ。スプーンですくってみると
カスピ海で採れるチョウザメの卵、つまりキャビア!
量は少なかったけれど、大変おいしくいただきました。
気になるお会計は・・・31万3200ルピア(円には換算しません)!!!
カフェ・バタビアが面するファタヒラ広場は、市民の憩いの場のよう。
しばらく、夜のコタ地域(治安が悪いと言われる地域であっても、《まともな》若い女性が一人で歩いている場所は大丈夫)を散策。
その後、走り抜ける車やバイクをタイミングよく避けながら(サイゴンでも鍛えられましたが、ようやく何とか道路を横断出来るようになりました。まだ怖いけれど!)道路を横断したり、車道を歩いたりして、コタ駅へ。そして、コタ駅の地下から螺旋状のスロープを昇ってトランス・ジャカルタの駅へ。
トランス・ジャカルタに乗ると、座っている人が席を譲ってくれる。外国人だからかと思っていたが、どうも年寄り(40歳代以上)には席を譲るという道徳心が浸透しているよう。見ていると、年配者が乗車してくると、車掌が座っている若い人を立たせて、席を譲らせている。
日本でも介護人材の特定技能での受け入れが平成31年4月から始まった。台湾では一足早く、インドネシアからの介護人材を受け入れているが、あまりに献身的なため、規定より高額な賃金で契約を継続するケースもあるよう(台湾編に記載)。それも、こうした道徳心の賜物!(道徳心を失い、勤勉も失いつつある極東の島国の将来を憂う)
トランス・ジャカルタに乗ること約30分、ホテル近くトサリ駅で下車。ホテルに戻る途中で、昨晩訪ねたバーに立ち寄り。
入口付近に立っていたマネジャーは、めったに訪れない外国人であるmicを覚えていて、昨晩のオネイサン(実態は、どう見ても40歳以上の半ビア樽体形)を呼ぶ。
昨晩、「ラササヤンを聴きたい」と言った(正確にはグーグルトランスレイトに打ち込み)ら、「明日、歌ってもらう」との返事だった。店内に入って、しばらくすると女性歌手が「ラササヤン」の冒頭部分を口ずさんでいる。だけれど、その女性歌手がやって来て「ごめんなさい。やっぱりラササヤンは歌えません」と英語で謝罪。OK! Its No Problem! と言ってはおいたが、ちょっと残念。
バーに入った時点で、オネイサンに「疲れているので、今晩は2人でビール2本を飲んだら終わり」と伝えていたこともあり、約1時間でチェックをお願い。おつまみのクラップクを含めた請求額は想定範囲内の17万2500ルピア。20万ルピア(約1600円)渡して、領収書だけを貰う。ちなみに、今晩気付いたが、「飲み屋」の消費税は25%!!!
このバー「ASMORO」、ジャカルタの中心地にもあるし、寂しがり屋の酒飲みにとっては、結構、穴場かも!!!
そして、11時にはホテルに戻り、残ったタレ瓶2本半のウイスキーを飲みながら、同時点までのブログを執筆。
時計を見ると、午前零時半。ウイスキーを飲み干し、ホテルの外で一服して、午前1時には就寝。オヤスミナサイ!
(完全に身体がインドネシア時間に慣れてしまった。帰国後に修正が結構、大変!)
【本日の歩行数・1万8900歩】
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